愛媛県に入ったぞー!!!!!
ついに愛媛県に突入!お遍路第65番「由霊山 慈尊院 三角寺」は三角の池を持つ神聖な山寺だった
・ぼくの2020年車中泊お遍路逆打ちのこれまでの軌跡
・第65番三角寺境内の様子
・第65番三角寺の三角の池
・第65番三角寺本堂
・第65番三角寺大師堂
・第65番三角寺お納経(御朱印)
・第65番三角寺御影、御姿
目次
・ぼくの2020年車中泊お遍路逆打ちのこれまでの軌跡
2020年車中泊お遍路逆打ちは、1日目が徳島県の第11番から第1番(合計11寺)まで、2日目が香川県の第88番から第82番(合計7寺)まで、3日目が香川県の第81番から第74番(合計8寺)まで、4日目が香川県の第73番から第66番までを回り、ついに香川県のお遍路は終了した。香川県って四国の地図を見ていても戦績が小さいのでスラスラ巡礼できるのかと思っていたが、山寺が異様に多く、山へ行ったと思ったら次は里に下りなきゃいけなかったり、かと思えばまた山寺まで登らなきゃいけなかったりを何度も繰り返しながらのお遍路巡礼だったので、思ったよりもはるかに時間がかかるなと思ったのが感想である。
しかしありがたいことにそんな香川県のお遍路の終わりを無事に迎え、今日からは2020年車中泊お遍路逆打ち5日目、愛媛県のお遍路が始まる。自分で記憶する限りでは、ぼくは生きていて愛媛県を訪れた記憶がないので、これが人生初の愛媛県だろうか。愛媛県といえば「みかん」のイメージが強烈だが、実際の愛媛県ってどんなところなのだろう。本当に香川県でお遍路している時も、愛媛に近づくに従ってお寺にみかんの無人販売所が増えて来たので、愛媛=みかんのイメージはあながち間違ってはいないのだろう。
愛媛県のお遍路最初のお寺は第65番「由霊山 慈尊院 三角寺(ゆれいざん じそんいん さんかくじ)」だった。この第65番三角寺だけは愛媛県と言っても、愛媛県東部の限りなく香川県に近い場所にあったのでもはや香川県と言ってもいいくらいのエリアだった。お遍路を回る際にも、香川県のお寺たちと一緒に回ると合理的だろう。逆打ちでなければ、ここは愛媛県最後の霊場と言えそうだ。
・第65番三角寺境内の様子
第65番三角寺は静寂な雰囲気を帯びた山寺だった。
ここのお寺の門は珍しく、門に鐘が付いているという形式だった。これだとお参りする前に、鐘を鳴らすのを忘れずに済みそうだ。
・第65番三角寺の三角の池
弘仁6年(815)に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して安置した。さらに弘法大師は不動明王像も彫り、三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を修法したという。この護摩壇の跡が庫裡と薬師堂の間にある「三角の池」の中の島として現存し、寺院名の由来ともなっている。
・第65番三角寺本堂
・第65番三角寺大師堂
・第65番三角寺お納経(御朱印)
・第65番三角寺御影、御姿
おそろしや 三つのかどにも 入るなら 心をまろく 慈悲を念ぜよ