ロシア土産がなんでも揃う!モスクワのヴェルニサージュ市場でショッピング

 

まじでロシアのすべてが揃っていた!

ロシア土産がなんでも揃う!モスクワのヴェルニサージュ市場でショッピング

・ヴェルニサージュ市場に行こう
・本当にロシア土産の何もかもがあった!
・ヴェルニサージュ市場のレストランで夕食を
・ヴェルニサージュ市場写真集

・ヴェルニサージュ市場に行こう

モスクワで何かお買い物をしようということで、ロシア土産ならここでなんでも揃うと評判のヴェルニサージュ市場へ行ってみることにした。なんでも揃うって幾ら何でも誇張だろうという思いを心に密やかに抱きながら、地下鉄に乗り込んだ。しかしぼくはやがてそれがまったくの誇張でないことを知ることとなる。

ぼくの宿の最寄り駅がクラスノセリスカヤだったので、路線の関係からチェルキゾフスカヤでおりて徒歩でヴェルニサージュ市場まで向かった。グーグルマップがあったので迷うことはなかったが、意外と遠く、皆様に推奨できる道のりではなかった。徒歩で30分〜40分くらいかかっただろうか。周囲には何もない寂しい場所に、突如としてヴェルニサージュ市場は出現する。

その外見にまず驚いた。市場というよりも巨大な宮殿のようだ。ロシアを象徴する聖ワーシリー寺院の美意識にも似た独特の感性が解き放たれている。ここが本当に市場なのだろうか。いくらなんでも市場として壮大すぎないだろうか。そして豪華すぎないだろうか。ぼくは本当にここがヴェルニサージュ市場なのかと疑いながら中へと入って行った。

 

 

・本当にロシア土産の何もかもがあった!

 

中には聖ワーシリー寺院に似ている建築物の他に、世界遺産のキジ島の木造教会にも似ている建築物まであり、心躍るものがあった。最初の建築群からもっと奥へ奥へと進むと、そこには無限に広がっているのではないかと思うくらいの広大な敷地の土産の屋台がずらーーーっと並んでいた!

 

これが「ヴェルニサージュ市場」か!まさにロシア土産がここですべて揃うというのも納得の品揃えの豊富さと広さである。

定番のマトリョーシカから、レトロなロシアグッズ、不思議なおもちゃたち、芸術的な絵画、宗教画、古本、軍事ものなど、ロシアらしいものがなんでも揃っている!そして市場は奥に深く、横に広く、上下にまで拡大しており、どこまであるのかとどまるところを知らない。ゆっくりと見ていたら本当に夜までかかってしまった!

こんなにも物質や商品があふれている中で、自分が心から欲しいと巡り会うことは稀であるというのは不思議なことである。ぼくはそれをこのシベリア鉄道・ヨーロッパ周遊の旅でもつくづく感じ取った。世界にはたくさんの物質であふれているのに、本当に自分にとって必要で、かつ感性が共鳴するような商品はいくばくもないのだ。

それはまるで人との巡り合いに似ている。人は誰でも、心から分かり合える人を求めて浮世をさまよい歩くが、そのような人に巡り会うことは容易ではない。この人だと思って肉体を交わし合ってみても、間違いないと思って法律を結び合ってみても、所詮それは他人であり、本当に心から分かり合える人などいないのだと孤独になることもある。本当に自分自身をわかってくれるのは、鏡の中の自分だけなのでないかと絶望する日もある。

本当はたったひとり巡り会えるだけで、幸運なのではないだろうか。人生の中において、この一生の中で、わかり会える人に巡り会えないというのが普通で、たったひとりでも巡り会えたというのならば、それはとんでもない幸運なのではないだろうか。

必ずひとりきりで生まれて、必ずひとりきりで死ぬ運命にある人間という生命において、せめて生きている間だけでも、魂の片割れを見つけたいと誰もが祈っている。その声が天に届くためには、徹底的に喪失し、無になって、清らかに生き延びるほかはないだろう。

物質に関しても同じようなことが言える。ぼくはこの巨大なヴェルニサージュ市場の中で、たったひとつだけ共鳴する商品に巡り会った。それは大層なものではなく、小さくてささやかな200ロシアルーブル(300円ほど)の商品だった。巨大なヴェルニサージュ市場から、小さくな巡り会わせを発見した。無限に並べられた商品から、たったひとつだけの縁(えにし)をさがし出せた。それをとても幸福に思う。

この時代の中でしか、巡り会えなかったものたちばかりだ。この国のこの場所でしか、縁を持てなかったものたちばかりだ。ぼくたちの人生は、点の広さにも及ばないわずかな確率の中から、自らの感性を絡み合わせた上で、今ここにしかない巡り会いばかりで構成されている。

どこにでもある人生だと、自分を見下しながら生きることなどできない。捨てられてしまうようなありふれた命だと、自らを卑下して生きることはゆるされない。かけがえのないことなどあるはずがないのに、尊いと思わざるを得ない人生が、この肉体のうちに潜んでいる。

 

 

・ヴェルニサージュ市場のレストランで夕食を

巨大なヴェルニサージュ市場をじっくり見ているとすっかり夜になってしまった。このヴェルニサージュ市場の中には多くのカフェやレストランもある。

ぼくは夕食を食べて帰ることにした。食べたのはロシア料理のボルシチ。ボルシチはハズレがなくどこも美味しい。野菜も肉も体に取り入れられるので体が喜んでいる感じがするのだ。ボルシチを食べて体を温めてから、寒いモスクワの街をまた歩き出した。これからまた40分かけて、チェルキゾフスカヤ駅まで向かう。

カバンの中には、さっき買った黄色いキリンの小さなバッジが入っていた。

 

 

・ヴェルニサージュ市場写真集

 

 

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