爽やかなカルスト地形の高原!地理の授業で習った山口県の秋吉台へ実際に行って来た

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衝撃的にすごかった鍾乳洞・秋芳洞の上に広がる秋吉台の高原!!!!!

爽やかなカルスト地形の高原!地理の授業で習った山口県の秋吉台へ実際に行って来た

・地理の授業でやたら覚えた「カルスト地形」と「山口県」と「秋吉台」
・カルスト地形とは何か?どのようにして形成されるのか?
・秋吉台の駐車場は無料で便利!
・秋吉台はまさに地理の教科書で見たような爽やかな高原の風景

・地理の授業でやたら覚えた「カルスト地形」と「山口県」と「秋吉台」

中学や高校の地理の授業で幾度となく習い記憶させられた「カルスト地形」と「山口県」と「秋吉台」というキーワード。しかしその知識が今に至るまで人生に全く役立つことはなく時は過ぎていった。ついにこの日本海沿いを北上する旅(予定)において、山口県を偶然通りかかった際に、学生時代の「カルスト地形」と「山口県」と「秋吉台」という地理的なキーワードに導かれて、山口県の秋吉台に寄ってみた。

マジで龍が住んでそう!地理の授業で習う山口県の秋芳洞が壮大すぎて腰が抜けた

あんなに地理の授業で覚えさせられたけれど、資料集の写真も特になんの変哲もない風景だったし、どうせ大したこともないのだろうと感じていたが、カルスト地形の秋吉台の地下にある鍾乳洞・秋芳洞をまず見学そた時に腰が抜けるほど驚いた!巨大で壮大で今まで見たどの鍾乳洞ともスケールの違う、まるでドラゴンが住んでいて今にも出て来そうな大迫力の鍾乳洞で感動しきりだった!中には中国四川省九寨溝の黄龍でも見たような美しい「百枚皿」の風景も衝撃的だった。異国にしかない特別な風景だと思っていたものは、大抵祖国の日本にもあるのだと思い知らされた。実際にこの後も、山口県で九寨溝のような美しい碧く澄んだ湖を発見して感動した(予告)。

本来ならば秋芳洞の鍾乳洞の中からエレベーターに乗って地上の秋吉台まで上がれるのだそうだが、新型コロナウイルスの影響で使用中止になっており、仕方なく一旦秋芳洞を出てから車で秋吉台まで上がった。

 

 

・カルスト地形とは何か?どのようにして形成されるのか?

そもそもカルスト地形とは何だろうか。どのようにしてできるのだろうか。

古代に海底火山の噴火で海山が形成され、そこに海洋中のサンゴなどが集まり生物の死骸が堆積し石灰岩の塊になった。さらにマントルが対流することによって海洋プレートが押し上げられ、石灰岩でできた地形が地上に誕生した。

石灰岩は主に炭酸カルシウムという成分でできている。大地に降る雨は空気中の二酸化炭素と含んで弱酸性になり、さらに土の中を通る際にも多量の二酸化炭素を含む。この水が炭酸カルシウムでできている石灰岩に触れると化学反応を起こし、石灰岩を少しずつ溶かしてゆく。地表を流れる水は石灰岩の隙間に入り込み、侵食し、長い年月をかけて凹地や鍾乳洞を形成する。

このように石灰岩が溶けてできた凹凸のある地形や地下の洞窟をまとめて、カルスト地形と呼んでいる。

 

 

・秋吉台の駐車場は無料で便利!

秋吉台の駐車場は無料で便利だった。近くには展望台や小さなお土産やさんや食堂があった。

 

 

・秋吉台はまさに地理の教科書で見たような爽やかな高原の風景

 

秋吉台はまさに地理の教科書の写真で見たような、緑あふれる爽やかな高原だった。教科書で見た時は普通の草原じゃないかと思ったが、この下にさっき見た壮大な鍾乳洞が隠されているのかと思うと、カルスト地形と目の前の景色が途端に神秘的に思えてくるから不思議だ。

展望台から眺める、どこまでも広がる秋吉台の風景。晴れていて気持ちがいい!

 

石灰岩の点在する緑あふれる草原の中を歩いていくこともできる。木など日光を遮るものが何もないので帽子があると便利かも!少しの時間しかいなかったけれどとても爽やかな散歩ができて、教科書の写真の中を歩いているような情緒も感じられて不思議な気分だった。

 

 

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