人生ではじめての東北の旅へ

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“縁ある人万里の
道を超えて引き合うもの
縁なき人顔を合わせ
術もなくすれちがう”

人生ではじめての東北の旅へ

・縁なき東北地方
・東北へ行ったことない系男子の東北地方のイメージ
・東北一周の旅へ

・縁なき東北地方

ぼくの人生にはある場所に縁がなかった。関西に生まれ育った。沖縄には10年住んだ。四国にも行った。九州にも行った。関東もよく行く。北海道も行った。中国地方も、中部地方も、いろいろ行ったことがある気がする。けれど決して足を踏み入れたことがない場所があった。東北地方だ。

 

 

・東北へ行ったことない系男子の東北地方のイメージ

東北地方はぼくの人生の中での秘境だったのだ。日本に生まれて日本で育ち、どうしてここにだけ行ったことがないのだろう。そしてどのようなところなのだろう。行きたい。知りたい。なんとなく、好きな感じがするのだ。

東北地方として思い浮かべるのは、まず牧歌的なイメージである。ぼくの頭の中では決して都会的なイメージではない。また、岩手県遠野に代表されるように、民族的、民話的な雰囲気も漂う。また、先進的なものが流れ込んでいると言うよりは、古典的で封建的な印象がある。昔ながらの景色をそのまま大切にしかし自然と残しているような感じがする。そして、光が注ぎ込まれるとうよりはむしろ、陰のような仄暗いような、日の光があたりにくい場所で大地に根ざしながら生きているという印象もある。日々をなるべく素朴に地味に生きているからこそ、祭りなどでその人間の内側の炎を燃え上がらせることもあるのかもしれない。宮沢賢治や、松尾芭蕉なども思い浮かばれる。

ここまでのイメージはあくまで東北に行ったことない系男子の無知で浅はかなイメージであり、決して正しいとは言えないものばかりかもしれないが、イメージなのでゆるしてほしい。これらのイメージが本当はどうなのかを確かめたくて、人は旅に出たりするのだ。

 

 

・東北一周の旅へ

今しか行けないかもしれない。航空券を調べてみる。

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ぼくは7月に夏の東北一周の旅に出た。

“縁は不思議それと知らぬ間に さがし合う
縁は不思議それと知りながら 迷い合う
みんな悲しくてみんな恋しくて 立ち止まってしまうから”

 

 

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