すってんころりんしました…。
四国車中泊お遍路第44番!「管生山 大覚院 大賓寺」では氷の上で滑って転んで泣いた
・第44番大賓寺の駐車場で凍える車中泊をした
・第44番大賓寺までの凍りついた雪の道
・第44番大賓寺の掘出観音のお堂
・第44番大賓寺本堂
・第44番大賓寺大師堂
・第44番大賓寺境内の様子
・後白河天皇の妹宮をお祀りしている陵権現
・第44番大賓寺お納経(御朱印)
・第44番大賓寺御影、御姿
目次
・第44番大賓寺の駐車場で凍える車中泊をした
2020年車中泊お遍路逆打ちは、1日目が徳島県の第11番から第1番(合計11寺)まで、2日目が香川県の第88番から第82番(合計7寺)まで、3日目が香川県の第81番から第74番(合計8寺)まで、4日目が香川県の第73番から第66番(合計8寺)まで、5日目が愛媛県の第65番から第63番(合計3寺)まで、6日目が愛媛県の第62番から第54番(合計9寺)まで、7日目は第53番から第45番(合計9寺)を巡礼した。翌日の8日目は、愛媛県松山を観光するためお遍路としては第44番のみを巡礼した。
山岳信仰の崇高さを見せつけられた第45番岩屋寺と、次なるお寺第44番「管生山 大覚院 大賓寺(すごうざん だいかくいん だいほうじ)」は割と近かった。実はこの第45番岩屋寺と第44番大賓寺だけ愛媛県の山の中の独立した地方にあったので、一気に2つ回ってその日のうちに松山に戻り、次の日に松山観光をしたかったのだが、第45番岩屋寺が駐車場から境内までが遠く、見所も多かったのでかなり時間がかかってしまい、納経所の閉まる17時を過ぎてしまったので、仕方なく山の中で車中泊し、第44番大賓寺へは早朝にお参りすることにした。
ここは愛媛県の山の中で標高も高く、2月に訪れたこともあり、夜から朝にかけては氷点下になるほど寒かった。凍結注意の看板も見られ、車のタイヤが雪用ではなかったぼくたちは用心して、夜のまだ気温が最低にならないうちに第44番大賓寺へと向かい、第44番大賓寺の駐車場で車中泊して、早朝に第44番大賓寺を参拝し、暖かくなってきた頃に第44番大賓寺を出発して、松山に帰ろうと計画した。
この日の夜は、この2020年お遍路逆打ち巡礼の旅の中でも最も寒かった夜だった。寝袋+毛布があったから凍えることはなかったものの、それでも顔の寒さが身にしみたことを今でも思い出す。
・第44番大賓寺までの凍りついた雪の道
次の日の朝も凍りつくような気温だった。お寺へ行く道も雪に覆われ、ところどころ凍っているので、滑って転んでしまわないように注意して慎重に歩いた。
・第44番大賓寺の掘出観音のお堂
昭和9年に大寶寺の山中から掘り出された金銅製の観音像をお祀りしている。掘り出された観音像は樹齢千年余りと思われる樹の根元で、法華経が一字一石に書かれた約130枚の石に覆われていたという。鑑定によると、観音像は平安時代後期から鎌倉時代初期のものと推定されるという。中を見てみたが観音像の姿は見られなかった。
・第44番大賓寺本堂
・第44番大賓寺大師堂
・第44番大賓寺境内の様子
境内には雪がほとんどなかったので、油断してフンフンフンという感じで気軽に歩いていたら、凍りついた水たまりの道があって、まるで漫画のように見事に滑って転んで腰を打った。体は大丈夫だったがカメラを道に強打して泣いた。
・後白河天皇の妹宮をお祀りしている陵権現
後白河天皇の妹宮をお祀りしている陵権現。境内にはなく、駐車場までの道の途中にあった。
・第44番大賓寺お納経(御朱印)
・第44番大賓寺御影、御姿
今の世は 大悲のめぐみ 管生山 ついにはみだの ちかいをぞ待つ