これって2つのお寺なの?????
ふたつでひとつ?お遍路第69番「七宝山 観音寺」と第68番「七宝山 神恵院」は2つが融合した感じの珍しいお寺だった
・第69番観音寺と第68番神恵院はふたつでひとつ?
・第69番観音寺本
・第69番観音寺大師堂
・第69番観音寺お納経(御朱印)
・第69番観音寺御影、御姿
・第68番神恵院本堂
・第68番神恵院大師堂
・第68番神恵院お納経(御朱印)
・第68番神恵院御影、御姿
・第69番観音寺と第68番神恵院境内の様子
目次
・第69番観音寺と第68番神恵院はふたつでひとつ?
第70番の本山寺の参拝を終えて、次なる第69番「七宝山 観音寺(しっぽうざん かんのんじ)」へと向かおうとしたが、疑問に思うことがあった。それはグーグルマップを見ていると、第69番の観音寺と第68番「七宝山 神恵院(しっぽうざん じんねいん)」が、同じ境内にあるように見えたことだ。この2つは同じ敷地内にあるお寺だということだろうか。それとも全然別物だろうか。グーグルマップを見ている限りでは、同じお寺であるようにも見える。
さらにグーグルマップの案内で行ってもお寺の駐車場の位置がよくわからずに、ぼくたちは近くにあった広大な敷地を有する「琴弾八幡宮」というところに車を止めて、えっちらおっちらと第69番観音寺と第68番神恵院に向けて歩き出した。その道のりは静寂に満ちた神社の階段を登っていくものであり、心地よいお天気とも相まって快適なお散歩の時間となった。
木漏れ日あふれる美しい階段、景色のいい瀬戸内海を見渡せる展望台を通り過ぎて、少し下って行ったところに第69番観音寺と第68番神恵院はあった。この2つのお寺は、やはり同じ敷地内にあるようにも見え、同じ敷地内に2つのお寺が同居しているというような雰囲気だった。2つでひとつの参拝所なのだろうか。それを象徴するかのように、第69番観音寺と第68番神恵院の納経所は同じ建物で担われており、係の人が第69番観音寺の納経も第68番神恵院の納経も同時に行ってくれ、御姿の紙も同時にもらうことができた。
「琴弾八幡宮」から登ってたどり着いたぼくたちは裏から入って来ていたようで、逆の方向にはきちんとお寺の門と駐車場もあった。帰りには正門の方から出て、歩いて「琴弾八幡宮」まで歩いたが上り下りもなく楽な道だった。
・第69番観音寺本堂
・第69番観音寺大師堂
・第69番観音寺お納経(御朱印)
・第69番観音寺御影、御姿
観音の 大悲の力 強ければ 重き罪をも ひきあげてたべ
・第68番神恵院本堂
第68番神恵院の本堂は、四国お遍路の中でも極めて珍しい現代的なコンクリート様式のお寺だった。このような現代的な作りの本堂は、お遍路において後にも先にもここだけだった。
・第68番神恵院大師堂
・第68番神恵院お納経(御朱印)
・第68番神恵院御影、御姿
笛の音も 松吹く風も 琴ひくも 歌うも舞うも 法のこえごえ
・第69番観音寺と第68番神恵院境内の様子