アゼルバイジャンの夕暮れは女満別の夕暮れと変わらないのか
中島みゆきの歌に「空がある限り」という歌がある。2015年発売の41枚目のオリジナルアルバム「組曲(Suite)」に収録されているアルバム曲であり、歌い出しは次のように印象的な一節で始まる。 アゼルバイジャ…
中島みゆきの歌に「空がある限り」という歌がある。2015年発売の41枚目のオリジナルアルバム「組曲(Suite)」に収録されているアルバム曲であり、歌い出しは次のように印象的な一節で始まる。 アゼルバイジャ…
わたしのこころに鬱滞する灰白は まさにあの日の海のいろ このこころに住み着いてしまった海は ロシヤへと砕けて消える なぜこのようなところにいるのだろう わたしの言葉は問いを反芻すれど 思い出すまでもないこと…
ぼくは寒いのが嫌いだ。なるべくならずっと暖かいところにいたいし、凍える思いはしたくない。ぼくが沖縄に移住したのも、同じような理由にある。 しかしなぜか突如、シベリア鉄道の旅をしたくなった。旅の炎が燃え始めた…
ぼくが平山郁夫という人の作品の初めて触れたのは、東京の友人のよっしー家においてである。有名な、ラクダが何頭も連なって砂漠を旅してゆく絵が、家の壁に飾られていたのである。心の中に旅愁を誘うような、なんとも印象…
さて、前回の記事で能について散々書いてきたぼくだが、いざ実演を見るというと一抹の不安もあった。能に関する本を少し読んだくらいで、いきなり能を見て果たして理解できるのだろうか。そんな時にふと、新聞のテレビ欄が…
日本の伝統芸能・能なんて見たこともないのに、ぼくは能に関する本を読んでいたく感動した経験がある。安田登さんという能楽師の「異界を旅する能 ワキという存在 」という本を読んだのである。その本によると、能と旅と…
さて、十津川での秘境神社の訪問により、日本の秘境への関心を深めたぼくは、日本の伝統芸能「能」を鑑賞するために、東京へと旅立った。能なんて興味もなかったし人生で一度も見たこともなかったが、偶然にも能の本を読み…
眠りの旅の中で、神聖な森をおとずれた 霧のかかる青白い朝に広がる泉や、清らかな水の流れ落ちる山々 夢の中でもう何度もおとずれたことのある森 また来られるなんて思いもしなかった 清浄な気分がまだ…
「こんなにも神秘的で不思議な場所があったのか…」 玉置神社から帰ってきて、ぼくはまるで異界から帰ってきたかのような心地よい脱力感に包まれていた。こんなにもものすごい神社が辺境十津川の山奥に隠されていたなんて…
霧の中の異界へと迷い込んだ。 山奥の秘境神社!奈良県十津川村の玉置神社が神秘的すぎて震えた ・秘境神社へのいざない ・十津川の清流と吊り橋 ・蕎麦屋で見つけた十津川写真集 ・はるかなる玉置神社への道 ・深い…