黄金色に輝くブダペストの思い出

 

もはやぼくの中ではブダペスト=黄金の街です。

黄金色に輝くブダペストの思い出

・ブダペストは夜
・ブダペストの美しいカフェ
・ブダペストの温泉
・ここにしかない街並み
・オペラ「Nabucco」の鑑賞
・ブダペストの中央市場
・聖イシュトヴァーン大聖堂

・ブダペストは夜

プラハ、ウィーンと並んで中欧の3大旅行先として人気のブダペスト。バスで到着してホテルまで歩いた時にはなんだか街が陰鬱で薄暗く本当に先の2つの美しい都市と並ぶほどの街なのかといぶかしく思っていたが、そんな疑問も虚しく消え去り、その2つにも負けず劣らずの素晴らしい街だった。ブダペストの真価はなんといっても夜に発揮される。夜が格段に華やかで美しく、これほどまでに黄金に輝く街並みをぼくは知らない。まさしく「ドナウの真珠」とうたわれるほどの絶景だった。下の一記事をふんだんに使ってブダペストの夜景を紹介している。

夜のブダペストは黄金に染まる

 

・ブダペストの美しいカフェ

さらには世界一美しいと称されるNew York Cafeはまさしく息を呑むほどの素晴らしさだった。この世にこれほどに豪華絢爛なカフェがあるとは!しかも値段もそんなに高くない。このカフェがたとえば華やかなウィーンにあるとすれば、まぁウィーンだしこんなカフェもあるよなぁとなんとなく納得してしまいそうになるが、これがやや暗い印象のブダペストという街並みの中にあるから、そのギャップにやられてしまう。本当の美しさを暗い表情の中に隠している人のような、思わせぶりな魅力をふりまくのがブダペストなのだ。このカフェに関しても一記事を用いて紹介した。

世界一美しいカフェ!ブダペストのNew York Cafeに行ってきた

 

・ブダペストの温泉

ぼくは今回の旅ではブダペストの温泉にあまり満足しなかった。ルダシュ温泉に関しては高いし、ぬるいし、情緒も異なるという印象だったが、ブダペストには他にもさまざまな温泉があるのでそれをすべて見てからでないと評価はできないだろう。ヨーロッパの温泉に入ることで日本の温泉の奥深さに気がついたこともとてもよかった。そしてとにかく冬のヨーロッパだろうがなんだろうが旅には水着が必要だということが今回の旅の教訓である。

温泉大国ハンガリーのルダシュ温泉に行ってきた

 

・ここにしかない街並み

 

街というものはどのように形作られるのだろう。「街」といえばひとつの単語になってしまうが、それはいくつもの人やいくつもの建築、いくつもの乗り物の行き交う集合体の総称である。あらゆる建築も別々の人々が各々の感性を用いて作られているのに、それらがまとまったひとつの「街並み」というものを作り出すのだから非常に興味深い。それぞれの建築の形状や色彩感覚がある程度似通っておりある程度ばらばらだからこそ、その街独特の他にはない面白い風景ができあがるのだろうか。

 

 

ブダペストの中にも、他の街にはないデザインや、他の街にはない色彩の組み合わせが見て取れた。このような建築という名の芸術に直接この目で触れられることも旅の醍醐味だろう。

 

 

・オペラ「Nabucco」の鑑賞

このブダペストの街ではオペラ鑑賞もした。演題は「Nabucco」でぼくにとって人生で2回目のオペラである。最初に見たのはドイツでの「つばき姫」だった。オペラにまったく明るくないので、予習が大切だと思い物語のあらすじを頭に入れて鑑賞したが、やはりなんとなくのストーリーが入ってくるので非常に効果的だった。

ブダペストのオペラは英語の字幕が付いているのもよかった。1回目のドイツでのオペラではイタリア語で歌われドイツ語の字幕が付くという、日本人にとってはもはやわけのわからないものだったが、やはり英語があると格段にわかりやすい。物語がわかったので感情移入もしやすく非常に感動的な演目だった。最後が悲劇的な感じで終わったのもなんだか趣があってよかった。

しかし英語の字幕が上に出てくるのを読むのに集中して、肝心の歌い手やパフォーマンスに意識を集中できないのが困りものだった。どうすればオペラの鑑賞中に字幕も読めて同時に舞台にも集中できるのだろうか。自分の中での課題であるが、その解決法は未だ不明である。

 

 

・ブダペストの中央市場

 

ブダペストの中央市場はとてもおもしろかった。ここはぼくのお気に入りだ。外から見ても屋根のモザイク模様が独特でデザインや建築として興味深い。

 

 

中は広々としていて人は多いものの混雑しているという印象を受けないのがよい。野菜や果物、お肉やお菓子、キャビアまで売られていて見ているだけでも楽しい。八百屋さんではクレジットカードが使えない店がほとんどだったので要注意だ。魚屋さんがないのが、肉料理メインの中欧の市場だという印象を与える。

 

 

2階にはハンガリー料理のレストランやハンガリーのお土産やさんが立ち並び、ブダペストの買い物はすべてここで済ませてしまえるのではないかと思うほどだった。

 

 

・聖イシュトヴァーン大聖堂

 

聖イシュトヴァーン大聖堂は、これまで見てきたどの教会よりも天井が印象的だった。天井やドームの装飾や絵画が格段に美しいのだ。そしてぼくは教会では何より天井が重要ではないかと考えている。

 

 

やはり教会という名の聖域、聖なる場所では、天とつながる感覚が非常に重要になってくるだろう。とても長いドフトエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」の物語のちょうど真ん中ぐらいで、末っ子の僧のアクセレイが天とつながった神秘的な瞬間の場面が描かれていることはぼくにとって印象的だ。ぼくにもこの人生の創造の中でそのような経験があったから自分自身の姿と重なったのだ。

 

 

教会では天とつながる感性が大切ならば、人と天の間には確実に教会の天井があり、つながりは天井を介している。その天井が最も尊重され最も美しくつくられている教会は、ぼくの中の感性と教会の感性との間で、何かしらの共鳴を遂げるのだった。

 

 

 

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