オススメの観光は教会巡り!世界遺産ヴィリニュス旧市街で見つけた多種多様で魅力的な教会8選

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ヴィリニュスは教会巡りが楽しい!!!!!

オススメの観光は教会巡り!世界遺産ヴィリニュス旧市街で見つけた多種多様で魅力的な教会8選

・リトアニアの首都ヴィリニュスは教会巡りが楽しい街
・聖アンナ教会(St. Anne’s Church)
・ベルナルディン教会(St. Francis of Assisi (Bernardine) Roman Catholic Church)
・聖ペテロ&パウロ教会(Church of St. Peter and St. Paul)
・聖霊教会(Orthodox Church of the Holy Spirit)
・Dominican Church of the Holy Spirit
・Saint Parasceve Orthodox Church
・Church of All Saints
・夜明けの門

・リトアニアの首都ヴィリニュスは教会巡りが楽しい街

リトアニアの首都・ヴィリニュスを歩いていると、その教会の多さに驚かされる。どこを歩いても目の前に教会があると言っても大げさではないほど、旧市街の内外に教会があふれている。そしてその中へお邪魔すると、それぞれに異なった装飾や色彩、そして様式がぼくたちを出迎えてくれる。そのどれもが圧倒されるほどに美しく息を飲む。教会の空気から伝わるこの国の人々の祈りの歴史が、異国のぼくたちにも何かを語りかけてくるようだ。教会巡りこそ、このヴィリニュスの街で最も興味深くやりがいのある観光目的だとぼくは感じた。

教会を巡ることによって、まるで優れた美術館を回っているような感覚になる。それはなんとも言えない心満たされる感覚だ。そして凍えるような厳しい寒さの冬のヨーロッパで冷え切った体をあたたかな教会が癒してくれると、心が自然と安らかになってくる。

実は今までのバルト三国の2国すなわちエストニアとラトビアでは教会巡りがあまりできなかった。というのは、この2国の旧市街は、教会に入る度にお金が必要だったからだ。中が見えなくてどのような様子かわからない教会に入る度にお金を払うことは勇気がいる。結局その2国ではあまり教会巡りできなかったのだ。

しかし、このリトアニアの国は違う。すべての教会でお金を請求されることはなく、自由に教会の素晴らしい宗教芸術に触れることができる。これこそあらゆる人々に恵みを与えてくれる教会のあるべき姿ではないか。ぼくはこのリトアニアのヴィリニュスがとても好きになった。ぼくは祈りの場所が多い街が好きなのだ。ここではぼくが実際に訪れた多種多様なヴィリニュス内の8つの教会を紹介しよう。

 

 

・聖アンナ教会(St. Anne’s Church)

リトアニアの世界遺産ヴィリニュス歴史地区・旧市街にある「聖アンナ教会」は、リトアニアに唯一残る後期ゴシック様式の教会。炎のような躍動感あふれる外観は、フランボワイアン(火焔式)ゴシック建築の傑作と称されている。

 

・ベルナルディン教会(St. Francis of Assisi (Bernardine) Roman Catholic Church)

15世紀にベルナルディンと呼ばれる修道士によって建てられた木造教会。聖アンナ教会の裏に位置しており、その2つを合わせた外観は荘厳で迫力がある。

 

・聖ペテロ&パウロ教会(Church of St. Peter and St. Paul)

「聖ペテロ&パウロ教会」はロシアからの解放を記念して建てられた教会。1668年に建設を開始し、外観に7年、内装に実に30年あまりのが費やされたという。内部は真っ白で圧倒的な彫刻の世界!バロック建築の傑作のひとつとされるこの教会は、設計士・画家・彫刻家をはるばるイタリアから呼び寄せて建築されたという。教会内部の全てを覆い尽くす2000以上の漆喰彫刻は必見!

 

・聖霊教会(Orthodox Church of the Holy Spirit)

薄ピンクの可愛らしいバロック様式の外見が特徴的な「聖霊教会」。内部は他にはない緑色の色調で満たされていて、ロシア正教的で荘厳な雰囲気で溢れている。

 

・Dominican Church of the Holy Spirit

1501年、リトアニアでは最も早くドミニコ会に加えられた教会。祭壇の地下には迷路があり、多くの部屋と地下室が存在している。そしてその中には何百というミイラが眠っていたという。ミイラは18世紀半ばから19世紀初頭にかけてのもので、多くの女性や子供も含まれていた。伝説ではミイラは1812年のフランスのロシア侵略の際、犠牲になったフランス兵やペスト患者たちだという。

 

・Saint Parasceve Orthodox Church

リトアニアに残る最古の東方正教教会。内部は小さな空間だったが美しいイコンが飾られ、ちょうどぼくが見学した時には中に入ると荘厳な祈りが行われていて見入ってしまった。神聖な祈りの風景を見つめることができた思い出深い教会。

 

・Church of All Saints

1620年にバロック様式で建てられたカルメル修道会系ローマ・カトリック教会。旧ソ連時代には民族芸術博物館へ流用されたが、現在はカトリック教会として修復されている。

 

 

・夜明けの門

1503年から1522年にかけてヴィリニュスに作られた、城壁の一部。9つあった門のうち、今はこの「夜明けの門」しか残されていない。17世紀に描かれたマリアの肖像は世界でも最も有名な1枚で、多くの教会がこの絵をモチーフにしてレプリカを作成したという「聖母マリアの原画」とも言うべき作品。ローマ法王もここを訪れたという。

 

 

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