日本の遺跡が色濃く残るレトロな西子湾エリアを探検!!!!!
日本大好きな台湾人に遭遇!高雄の西子湾エリアの日本にまつわるレトロスポットを案内してもらった
・西子湾エリアを探検しよう!
・「打狗文史再興会社」で幸運にも日本好きの台湾青年と出会う!
・古き良き雰囲気が残っている打狗鉄道故事館(高雄鉄道博物館)
・日本統治時代の武道道場「高雄市武徳殿」
・今回は見なかった高雄神社の鳥居
目次
・西子湾エリアを探検しよう!
台湾の古き良き古民家カフェを求めて、地下鉄に乗って高雄の西子湾エリアにやって来た!西子湾エリアにあった古民家カフェ「書店喫茶一二三亭」は、やはり期待を裏切らない情緒深い上に日本語の本まで多数置かれている素敵な台湾らしい古民家カフェだった!「書店喫茶一二三亭」の質が高かったことから、この周囲の西子湾エリアにも期待が持てたので、時間の許す限り自由に散策してみることにした。
・「打狗文史再興会社」で幸運にも日本好きの台湾青年と出会う!
西子湾エリアを歩いていると、「打狗文史再興会社」という情緒深い古民家のお店を見つけたので入ってみた。「打狗文史再興会社」の意味すらわからなかったけれど、打狗というのは高雄の旧名らしい。高雄の文化や歴史を守るために作られたグループで、高雄の人々が地元の情報を発信したり文化遺産の保存活動をしたりしているらしい。この「打狗文史再興会社」のある建物自体は「新濱老街廓」と呼ばれ、日本統治時代の昭和4年に建てられた古民家。上記の古民家カフェ「書店喫茶一二三亭」と隣接しており、こちらの方は大正9年に建てられたものだそう。
「新濱老街廓」の中には高雄の歴史的な写真や資料がいっぱいで、日本との関連が深い情報も多数展示されていた。この「新濱老街廓」の建物を中心として定期的に周囲のガイドツアーを行なっているらしく、偶然にもこのツアーに参加することができた。というのも「新濱老街廓」の中で働いている台湾人青年が日本好きで、ちょっとだけ日本語も話せ、参加するように勧めてくれたからだ。他は台湾人ばかりだったので中国語だったが、彼が常に隣にいてくれて日本語と英語で案内してくれてとても充実した時間を過ごせた。
・古き良き雰囲気が残っている打狗鉄道故事館(高雄鉄道博物館)
最初にガイドツアーで巡ったのは「打狗鉄道故事館(高雄鉄道博物館)」!地下鉄の西子湾駅のすぐ近くにあり、入場料は無料!今はもう使われていないけれど日本統治時代に作られた線路やプラットフォームや駅舎がそのまま博物館のようになっており、古き良き当時の雰囲気が肌で感じられる。
・日本統治時代の武道道場「高雄市武徳殿」
次に向かったのはなんと日本統治時代の武道道場「高雄市武徳殿」!武道のことなんか全然知らないけれど、神棚やしめ縄まで祀られてあり、明らかに日本の神様と関係があるような空気だった。昔むかしにやって来て今は忘れ去られているはずの日本の神様の空気がまだこんなささやかな道場として残されていることに、感動せずにはいられなかった。
・今回は見なかった高雄神社の鳥居
高雄には日本統治時代の高雄神社という神社があったらしい。けれど台湾では神社はほとんど壊されているという。この高雄神社はなんと鳥居が残っているということだったのでぜひ見て見たかったが「たまに野良犬がいる」と言われたのでやめておいた。時間も遅かったし。今度高雄に来た時にはぜひ見てみたい、高雄神社の鳥居を。