アライバルビザ取れずに入国拒否くらってたんだけど！！！！！
アライバルビザ不可で入国拒否!タンザニア・ムベヤから国境カサムル経由でマラウイへ陸路入国した
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
・ぼくのタンザニアの旅路と移動手段まとめ
・ムベヤのおすすめ宿Beskydy Holiday Rentals – La- Domek
・ムベヤから国境の町カサムルへ移動するためにはNane Nane Standというバスステーションへ
・Nane Nane Standからカサムルのバスステーションへ移動、そして国境へ
・マラウイビザは印刷必須！マラウイ入国はやたらと時間がかかった
・アライバルビザが取れず入国拒否へ！日本人は絶対にマラウイのオンラインビザを取得しよう
・国境からカロンガへの交通手段は乗り合いの普通車だった
・タンザニアからマラウイへ！カサムルの陸路国境越えまとめ
目次
- ・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
- ・ぼくのタンザニアの旅路と移動手段まとめ
- ・ムベヤのおすすめ宿Beskydy Holiday Rentals – La- Domek
- ・ムベヤから国境の町カサムルへ移動するためにはNane Nane Standというバスステーションへ
- ・Nane Nane Standからカサムルのバスステーションへ移動、そして国境へ
- ・マラウイビザは印刷必須！マラウイ入国はやたらと時間がかかった
- ・アライバルビザが取れず入国拒否へ！日本人は絶対にマラウイのオンラインビザを取得しよう
- ・国境からカロンガへの交通手段は乗り合いの普通車だった
- ・タンザニアからマラウイへ！カサムルの陸路国境越えまとめ
- ・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら！
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ共和国だ。この旅路の中でエジプトからエチオピアまでだけは飛行機を使ったものの、その他は全てバスか電車の陸路移動だった。アフリカ大陸縦断での陸路移動は街から街へ、国から国へと基本的に長距離移動となり、アフリカ大陸がいかに広大かを実感させられた。このブログではアフリカ大陸内の陸路移動を全て詳細にまとめていこうと思う。
・ぼくのタンザニアの旅路と移動手段まとめ
| 滞在した街 | 次の街への移動手段 | 途中の経由地 |
| モシ | 長距離バス | |
| ダルエスサラーム | フェリー | |
| パジェ(ザンジバル) | ローカルバス | ストーンタウン |
| ストーンタウン(ザンジバル) | フェリー＋タンザン鉄道 | ダルエスサラーム |
| ムベヤ | ローカルバス(マラウイへ) | 国境カサムル |
タンザニアで滞在した街、移動手段をまとめると上記のようになった。今回の記事ではこの中から、ムベヤから国境の町カサムルへと移動し陸路でマラウイへ国境越えする方法を解説する。
・ムベヤのおすすめ宿Beskydy Holiday Rentals – La- Domek
ぼくたちはダルエスサラームからタンザン鉄道に乗り、夜8時にムベヤ駅へと到着。それからトゥクトゥクを使ってBooking.comから予約していた宿のBeskydy Holiday Rentals – La- Domekへと移動し、ムベヤに1泊した。
Beskydy Holiday Rentals – La- Domekはとても新しい感じのする建物で、部屋も広く、Wi-Fiも強く、シャワーもお湯が出るし、蚊帳もあるし、キッチンもあるし、朝食付きで1泊15ドルほどと安く、ほぼ非の打ちどころのない素晴らしい宿だった。唯一の難点はムベヤ鉄道駅から遠いこと、場所がわかりにくいことくらいだろうか。しかし電話で場所を尋ねると迎えに来てくれたりしてスタッフもとても親切だった。
朝食もフルーツたっぷりで美味しい！
・ムベヤから国境の町カサムルへ移動するためにはNane Nane Standというバスステーションへ
さて今日はタンザニアから次なるマラウイへと陸路で国境を越える。そのためにはここムベヤから国境の町カサムルまで移動する必要がある。
Beskydy Holiday Rentals – La- Domekはムベヤ鉄道駅からは遠かったが、カサムルへ行くためのバスステーションへはとても近くて便利だった。まずはカサムル行きのバスへ乗るために、トゥクトゥクに乗ってNane Nane Standというバスステーションへ移動する。トゥクトゥクはホテルのスタッフに呼んでもらった。Nane Nane Standのグーグルマップの位置情報は以下の通り。
・Nane Nane Standからカサムルのバスステーションへ移動、そして国境へ
朝9時30分にNane Nane Standへ到着。Nane Nane Standで「マラウイに行きたい」と伝えると、簡単にバスまで案内してくれる。タンザニアとマラウイの国境の町であるカサムルまでのローカルバスの値段は7000シリング（390円くらい）だった。案内してくれる人がぼったくろうとしてくる場合もあるので要注意。案内してくれた人がバス代をよこせと言ってきたら、出発してからバスの中で支払うと拒否しよう。
バスは満席になると出発し、2時間半ほどでカサムルのバスステーションに到着した。バスステーションではタンザニアシリングからマラウイクワチャへの両替屋が多数出現した。レートを聞くと公式レートと同じだったので少し余ったタンザニアシリングを両替した。そしてバスステーションからバイクタクシーに乗り、5分くらいで国境に到着した。料金は1000シリングだった。
・マラウイビザは印刷必須！マラウイ入国はやたらと時間がかかった
今回はタンザニアの出国とマラウイの入国は別々。まずはタンザニア側の出国を済ませた後、川を渡って向こう岸まで行き、マラウイ側の入国の建物に入る。
まずここでトラブルが発生！なんとマラウイのビザはスマホの画面で提示するだけではなくきちんと印刷しなければならないという！まさかのウガンダパターンだったが、ウガンダでの反省をすっかり忘れ、今回もビザはなるべく印刷した方がいいということを失念していた。しかもウガンダのようにその場で印刷してくれるならいいものの、郵便局で印刷しろと歩いて郵便局まで連れて行かれてしまった。印刷代は500シリング（30円くらい）とウガンダの国境ほどはぼったくられていない印象。
郵便局で印刷して、ビザと必要項目を書いた用紙を提出し、少し待てと言われて座って待っていたが、マラウイの入国のおばちゃんはめちゃくちゃ仕事が遅くて30分くらい待たされた。多分ぼくたちのこと忘れてた？マラウイはオンラインビザが1日とやたらと早く承認されたので仕事が早い国だという印象だったが、このおばちゃんを見る限りそうではなさそうだ。とにかく無事に入れて何よりだったが、その後もまだトラブルは続いた。
・アライバルビザが取れず入国拒否へ！日本人は絶対にマラウイのオンラインビザを取得しよう
何とたまたま同じ時間にやって来た日本人女性が、マラウイはアライバルビザが取れると思い込みオンラインビザを取らないままで国境までやって来て、真横で入国拒否をくらっていて大変だった。情報が混乱しているのかもしれないが、マラウイではこのように日本人はアライバルビザを取れず入国拒否をされる場合があるので、ぼくのように絶対に事前にオンラインビザを取っておいた方がいい。
この日本人女性はもはやどうしようもなく、その場でオンラインビザの申請を始めた。マラウイのオンラインビザは申請から承認がアフリカで最も早く、申請から承認までたったの1日しかかからなかったので、役人がとても真面目に労働しているのだなぁと感心してしまった。しかしそれでも少なくとも1日はかかるので、今からオンライン申請をしても今日はここカサムルに滞在して明日まで承認を待たなければならないだろう。
彼女はマラウイのオンライン申請にも苦戦していたので、ぼくと、一緒に旅をしている台湾人の哲ちゃんは必死で助けてあげた。確かにマラウイのビザはややこしい点が多く、その代表例が予約しているマラウイ内のホテルからのカバーレターをアップロードしろというものだ。つまりこのカバーレターをもらうためには、Booking.comなどで宿を予約した後、メッセージ機能やWhatsappなどで宿の人（ホスト）に連絡をし、ビザ申請のためにカバーレターを書いてくれと頼んで、やっと手に入れられえるものなのだ。
ぼくが書いてもらったカバーレターはこんな感じ！
しかしその場にいた別のインド人女性によるといちいちこんなことはしなくてよく、Booking.comの予約完了画面のスクショでOKだったとのことである。ということでその日本人女性もカバーレターなんてもらっている時間はないのでBooking.comの予約完了画面のスクショをアップロードすることに決めていた。
またさらにややこしいことに、スマホからマラウイのオンラインビザ申請をしていると、最後の支払いの場面で、クレジットカードの有効期限の月と年を入れると思うのだが、その月と年の間にあるスラッシュ=/ がどうしても入れられず支払いが完了できないという摩訶不思議な現象が起こってしまう！実はこのスラッシュが入れられない状況はインターネットのブラウザでSafariやBraveを使った時には起こるが、何とChromeを使った時にはこれが起こらないので、マラウイビザのオンライン申請は絶対に最初からChromeを使ってやった方がいいと思う！
このように注意点やややこしい点の沢山あるマラウイビザだったのでその日本人女性も困惑していたが、ぼくと哲ちゃんとインド人で何とか助け合い、やっとの思いで申請することができた！とても困っていたので人助けできてよかったが、絶対にマラウイはオンラインビザを取得してから国境に来るべきだと思い知らされた体験だった。
・国境からカロンガへの交通手段は乗り合いの普通車だった
税金を支払ってくれてありがとう！という珍しい看板
国境から次の町カロンガへはミニバスなどはなく、普通の車を乗り合いして乗っていくという変わったスタイルだった。カロンガまでの料金は3000クアチャ（公式レートで260円ほど）だった。所要時間は約1時間。マラウイでは乗り合いのミニバスではなくこのように乗り合いの普通車が公共交通機関として機能しているらしく、この先でもやたらと乗ることになった。
先ほどのカバーレターはここカロンガの町のKachere Lodgeという宿の人に書いてもらったので、早速Kachere Lodgeへ行って感謝を伝えようと思っていたら、何とその人はおじいさんでつい今日の朝突然死したのだと教えられ衝撃を受けた！えーそんなことある？！会ったこともない人だったがカバーレターのお礼を伝えられなかったのは心残りだった。
カロンガは特にすることがなかったので、Kachere Lodgeに1泊だけしてすぐに次の町カタベイへと向かった。
・タンザニアからマラウイへ！カサムルの陸路国境越えまとめ
・カサムルのバスステーションに着いたらバイクタクシーに乗って国境へ。1人1000シリング、所要時間5分。
・マラウイのオンラインビザは絶対に事前に印刷していこう。
・日本人はマラウイでアライバルビザを取ることはできない。入国拒否される。無駄なリスクを冒さずに事前にオンラインビザを取得しよう。
・マラウイのオンラインビザはややこしい点が多々あるが、カバーレターはBooking.comの予約完了画面のスクショでOK（インド人女性曰く）、スマホのブラウザはChromeでやった方がいい。
・国境からカロンガまではミニバスなし、普通の車を乗り合いして向かう。料金は3000クアチャ、所要時間1時間。
・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら！
