こんな綺麗な碧い泉が日本にもあったのか!!!!!
中国の九寨溝みたい!名水百選にも選ばれた山口県の別府弁天池の碧い水の風景が神秘的すぎた
・中国の黄龍に似ていた秋芳洞の「百枚皿」
・碧く澄んだ清らかな別府弁天池は本当に幻想的!
・弁天会館のニジマス料理が絶品だった!
・名水百選にも選ばれた別府弁天池の水は蛇口からもらえる!
・中国の黄龍に似ていた秋芳洞の「百枚皿」
ぼくが世界を巡っていて忘れられない光景のひとつに、中国四川省の九寨溝がある。九寨溝の観光名所は主に「九寨溝」と「黄龍」のふたつがあり、中国の秘境の不思議なチベット世界おける碧く澄んだ美しい湖をいくつも持つ九寨溝も、不思議な地形と淡く澄んだ水色の水の流れが幻想的に美しい黄龍も、どちらも感動的な光景だったことが思い出される。
このような風景はチベット民族の住む不思議な中国の秘境だからこそ見られるものであり、ここでしか見られない神秘的な光景だろうと当時のぼくは疑わなかった。しかし祖国の日本を巡っていると、地理の授業でやたらと覚えさせられる山口県の秋吉台にある感動的に壮大な鍾乳洞・秋芳洞の中にも、まさに黄龍と同じような風景が存在していたので驚愕した!その光景は「百枚皿」と名付けられていた。そういえば秋吉台は日本のカルスト地形としての代表的な場所であり、黄龍もまたカルスト地形の中で作られたものだということ思い出して、全く無関係だと思われた自分のふたつの旅が「カルスト地形」という知識によって繋がり合っているということに感動を覚えた。
祖国の日本にも中国の秘境にしかないと信じていた幻想的な黄龍の光景があることを知り感銘を受けたが、さすがに碧く澄んだ美しい九寨溝のような風景はないだろうと感じていたが、まさに秋吉台の後訪れた近くの山口県の秘境に、九寨溝のように神秘的な碧い泉の風景が神として祀られている光景を見てさらに驚愕した!
・碧く澄んだ清らかな別府弁天池は本当に幻想的!
中国の九寨溝のように美しく碧く澄んだ泉の名前は「別府弁天池」。それは秋吉台から少し車を走らせた、人里離れた静かな場所に位置していた。あまりにも澄んで清らかな別府弁天池の水は、日本の名水百選にも選ばれているらしく、ぼくたちはこの水を持ち帰って自由に飲んだり料理に使ったりすることができる。案内板に水質もきちんと書かれているので安心だ。
別府弁天池は鳥居や神殿が建てられ、神様として祀られていた。そりゃあこんなに碧く澄んだ美しい泉で、しかも人々の飲み水になる実用性も兼ね備えているとなれば、神として崇め奉りたい気持ちも十分にわかる。
黄龍のような風景は秋芳洞で、九寨溝のような風景は別府弁天池で見つけることができ、「カルスト地形」の生み出す光景は遠く離れた異国であろうと同じように神秘的なものなのだと感動した。九寨溝の水の色が碧いのは石灰岩からの炭酸カルシウムの影響だと聞かされたが、この周囲一帯も同じカルスト地形なので別府弁天池が碧い理由も炭酸カルシウムだろうか。
どんなに不思議で神秘的で幻想的な異国の風景も、祖国というものを深々と掘り進んでいけば同じような風景が見つかるのかもしれないという悟りを、ぼくは今回の山口県の旅で得た。
・弁天会館のニジマス料理が絶品だった!
別府弁天池が素敵だった点は、別府弁天池のまさにすぐそばにある「弁天会館」という食堂でニジマスの料理を食べられるということだった。ぼくが訪れたのはちょうどお昼時だったので、ぼくはマス定食1500円を注文した。マスなんて初めて食べるけれど、どんな味がするのだろう。
マス定食は予想以上に豪華だった!焼き魚、お刺身、揚げ物、味噌汁までついていて、淡水の魚ってあまり美味しそうなイメージがなかったが、どれもとても美味しかったのでびっくりした!ちょっと骨っぽいという印象はあったものの、それもカルシウム摂取と思えば気になるほどではなかった。
美しい絶景と美味しいニジマス料理が食べられるなんて、なんて素敵な場所だろうと感じた。
・名水百選にも選ばれた別府弁天池の水は蛇口からもらえる!
別府弁天池の水は泉から直接汲むわけではなく、駐車場の近くに蛇口があるのでみんなそこで水をもらっていた。あるおじさんなんかは大量のペットボトルを持参して次々に水を汲んで行った。おそらくこの水を飲むと健康にいいという宗教的な気持ちがあるのだろう。
ぼくも偶然車の中に3つほど空のペットボトルが残っていたので、名水百選の水を3本分持って帰ることができて得した気分だった。