本堂がとても美しいと感じた大好きなお寺!!!!!
四国車中泊お遍路第58番!「作礼山 千光院 仙遊寺」は千手観音像のお姿が美しい木漏れ日あふれる素敵なお寺だった
・第58番仙遊寺の仁王門から境内までの清らかな巡礼道
・第58番仙遊寺本堂
・第58番仙遊寺大師堂
・第58番仙遊寺境内の様子
・第58番仙遊寺お納経(御朱印)
・第58番仙遊寺御影、御姿
・第58番仙遊寺の仁王門から境内までの清らかな巡礼道
2020年お遍路逆打ち巡礼の旅、次なるお寺は第58番「作礼山 千光院 仙遊寺(されいざん せんこういん せんゆうじ)」だ。このお寺も山寺だったがどこが駐車場かわからなかったので、寺門が見えたところに車を止めて果てしなく続く階段を上っていった。
厳しい仁王像が堂々と立っている仁王門をくぐると、そこにはまさに古からの「お遍路」と呼ばれているような静かで清らかな道が広がっていた。
ぼくがお遍路をしているなーと実感するのは、車に乗っている時ではなくこのような古よりのお遍路道を歩いたときだ。やはりお遍路とは本来、歩きのための巡礼の道なのだろう。ぼくはいちばん最初の第11番藤井寺で、第12番焼山寺に続いているという、最後まで残った昔の姿のままのお遍路道を最後にどうしても歩きたいという思いが募ってきた。
なんて静かな木漏れ日。なんて清らかな道。その先に立ち現れるお寺もまた、美しいものだった。
・第58番仙遊寺本堂
ぼくはなぜだかこの本堂が大好きだった。四国お遍路の中で一番好きだったと言っても過言ではないかもしれない。特にものすごく珍しい特徴があったわけでもないのに、ぼくはこの本堂に惹かれてしまったのだ。
この本堂からは御本尊の千手観音もしっかり見られる。お遍路のお寺でも、こんなにきっちりと御本尊を惜しげなく見せてくれているお寺は数えるほどしかないのではないだろうか。固くとが閉ざされていたり、曇ったガラスで守られていたりして、なかなかその美しい御本尊を面と向かって拝める機会は意外と少ない。ぼくにはそれがかなり残念だったが、だからこそこの第58番仙遊寺のように、堂々ときちんと御本尊を見せてくれているととても嬉しくなる。
第58番仙遊寺本堂は納経所の役割も兼ねていた。ぼくが台湾人の哲ちゃんと英語で話ながら歩いていたので、ぼくも留学生だと勘違いされて「日本語上手ですね」などと褒められてしまった。このようなことは一度や二度ではないが、ぼくは日本人に見えにくいのだろうか。
本堂の外にはオレンジ色や黄色の柑橘類がたくさん売られていて、ここが愛媛県であることを実感させられる。
・第58番仙遊寺大師堂
・第58番仙遊寺境内の様子
・第58番仙遊寺お納経(御朱印)
・第58番仙遊寺御影、御姿
たちよりて 作礼の堂に やすみつつ 六字をとなえ 経をよむべし