清らかな霊山信仰の美しき山寺!!!!!
弘法大師が学問を修めた岩屋!第71番「剣五山 千手院 弥谷寺」は古代の霊山信仰が残された神聖な山寺
・第71番弥谷寺への神聖な山道
・第71番弥谷寺大師堂と獅子之岩屋
・第71番弥谷寺における霊山信仰
・第71番弥谷寺の岩窟の護摩堂
・本堂までの巨大な岩石の道
・第71番弥谷寺本堂
・第71番弥谷寺お納経(御朱印)
・第71番弥谷寺御影、御姿
目次
・第71番弥谷寺への神聖な山道
第71番「剣五山 千手院 弥谷寺(けんござん せんじゅいん いやだにじ)」は見応えがありすぎる山寺ですごかった!!!!!第71番弥谷寺はまず、静寂に満ちた神聖な山道から始まる。ところどころにお地蔵様が安置されており、お寺へと近づいている気配を感じさせる。
木漏れ日あふれる清らかな山道の先に、突如として現れる巨大な観音様に、心から感動せずにはいられない!
・第71番弥谷寺大師堂と獅子之岩屋
第71番弥谷寺の大師堂は、他のものと一味もふた味も違った!
大師堂の奥にある洞窟である「獅子之岩屋」は、弘法大師が9~12歳の頃、この岩屋にて修学(学問)に励まれたという伝説を持っている。この岩屋の右手奥にある洞窟は経蔵として使われていたとされ、大師はこの経蔵から経典をとりだし、岩屋の窓(明星之窓)からの明かりで、修学に昼夜問わず励まれたと伝えられている。
また別の扉を開ければ、そこには近代的なデザインの建築の次元に行き着き、そこには不動明王が祀られていた。
・第71番弥谷寺における霊山信仰
弥谷山は古来より霊山として信仰され、日本三大霊場の一つに数えられたとされている。この霊山信仰はお遍路の元となった、辺(遍)路信仰(へじしんこう)の1つともいわれている。
この事前知識がなくとも、第71番弥谷寺を訪れてしまえばここが山岳信仰を元とした仏教寺院であることはその雰囲気により大いに感じるとることができる。お遍路の中にはいくつかの山寺が、このようにして山岳信仰と仏教・密教との融合を果たしているようだ。この信仰の形はまるで、弘法大師の入定されたと言われる高野山のようでもある。
・第71番弥谷寺の岩窟の護摩堂
より一層霊山信仰が感じられる岩窟のお堂。九州でも洞窟が聖地となっている様々な形を目撃したが、ここ四国でも洞窟は信仰と深く結びつくようだ。
・本堂までの巨大な岩石の道
大師堂から本堂までの道は大きな岩石を伝って進む道であり、その神聖で厳かな雰囲気の中にも、霊山信仰の清らかな空気を感じた。
・第71番弥谷寺本堂
・第71番弥谷寺境内の様子
・第71番弥谷寺お納経(御朱印)
・第71番弥谷寺御影、御姿
あくにんと ゆきつれなんも 弥谷寺 ただかりそめも よき友ぞよき