サントリーニ島にこんな絶景露天風呂があるなんて!!!!!

世界一美しい夕日を眺めながらサントリーニ島の絶景露天風呂を!イアのホテルThe Architect’s Cave Houseに滞在した
・ギリシャの離島を巡る旅
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で
・サントリーニ最後のThe Architect’s Cave Houseもまさかの民泊スタイルだった
・The Architect’s Cave Houseの露天風呂から世界一美しい夕日を眺めた
・サントリーニ島イアの夕日を見ながら聞く中島みゆき「島より」
目次
・ギリシャの離島を巡る旅

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へと出発した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーに乗ってクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を回るエーゲ海の冒険を計画している。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街をそれぞれ3泊しながらのんびりと観光し、その後イラクリオンの港からフェリーに乗ってサントリーニ島を目指した。
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で

ぼくはこれまでギリシャを巡る中でアテネ、メテオラ、テッサロニキ、ハニアと主にドミトリーの安宿に泊まる節約旅をしてきたが、ギリシャの離島を巡る旅では思い切って路線変更し、高級ホテルに泊まることも視野に入れてみた。ギリシャの離島を巡る海洋の大冒険なんてこの先の人生でもう二度とできない可能性が高いし、これまで日給10万円以上のコロナワクチンバイトで毎日休むことなく労働して資産形成に励んできたし、さらにこのギリシャの旅が終わって日本に帰ってきてもまだまだコロナワクチンバイトが続きそうな雰囲気だったので、少しくらい贅沢しても罰は当たらないだろうと考えたのだ。
本来ならば旅の最中は宿になんてあまりいないので、快適に寝られるなら安ければ安いほどいいのだがそれも旅のスタイルによるのだろう。今回のギリシャ離島の旅では外へ観光に出るだけではなく高級ホテルに泊まることによって宿でゆっくりと過ごす時間も長く取り、世界の中の高級ホテルとはどのようなものかを経験するのも面白そうだ。特にこれから行くサントリーニ島は世界的に有名な観光地なのでホテル代が平均的に高く、他よりも高いお金を出して狭いドミトリーなんかに泊まるくらいならいっそ振り切って潔く高級ホテルに泊まる方が楽しそうだという考えもあった。
ギリシャ離島の旅の高級志向はクレタ島のレシムノンから既にその片鱗を見せ始め、ここでしか見つけられないような600年前の4つ星洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに泊まった(1泊朝食付き8000円ほど)。さらに次の街イラクリオンでは5つ星ホテルのGDM Megaron, Historical Monument Hotel=GDMメガロンホテルに宿泊し、そのサービスと部屋の快適さに感動した(1泊朝食付き18000円)。ホテル代が軒並み高いサントリーニ島では、不可抗力でさらにこの価格を高めていく。サントリーニ島ではティラで2件、イアで3件のホテルに滞在し、もはやホテル巡りを楽しむ旅となった。
・サントリーニ最後のThe Architect’s Cave Houseもまさかの民泊スタイルだった
ティラで断崖絶壁に立つ絶景ホテルKavalari Hotel、ジャグジー付きで広くて快適な部屋が素敵だったAbasa Suitesに泊まった後、ぼくはイアへと移動した。イアではホテルからの青と白の絶景がサントリーニ島らしくて素晴らしすぎるLuxus VIP Suitesに2泊、サービスも景色もサントリーニの中で最高だったArmenakiに2泊し、最後のホテルへと向かった。

サントリーニ島で最後に泊まったのはThe Architect’s Cave Houseというホテル。これまでサントリーニ島で泊まったホテルの中では唯一Luxus VIP Suitesが民泊スタイル(ホテルに人が常駐しておらず、チェックインの際や何かあったときなどはホストとメッセージでやり取りしなければならない)で不満だったが、残念なことに最後のThe Architect’s Cave Houseも民泊スタイルだった。ぼくはサントリーニ島のホテル予約はいつもBooking.comを利用していたが、Airbnbで検索していなくてもBooking.comの検索結果の中にこんな感じで通常のホテルに混じって(特にイアでは?)民泊も混じり込んでくる可能性があるので留意しておきたい。
民泊の何がめんどくさいって位置情報がグーグルマップにも登録されてらず、チェックインする際にまずホストとやり取りをして待ち合わせなどをした上で直接案内されたり鍵を渡されたりする仕組みになっていることだ。The Architect’s Cave Houseにチェックインする際にもこのようなやり取りが交わされた。
Good evening!
I hope that my message finds you well.
Tomorrow, you can meet up with your host at around 12:00 to show you where is the suite and check you in. The suite will be ready by 12:30 so we will be able to offer an early check in.
The meeting point is this one
https://goo.gl/maps/irt5fL7j38WaWQjcA
I am also giving you the WhatsApp number of your host John so that you can be in touch with him.
(電話番号)
Best Regards
Maria
こんな感じで事前にメッセージが送られてくるのでいちいち対応したり、待ち合わせ場所できちんと会えるのかどうか心配したりしなければならない。これが普通のホテルならばグーグルマップで位置を確認してレセプションに行けば済むだけの話なのに、レセプションがないばっかりに多少の手間を取られることになる。別にホストのメッセージの対応や実際の態度はとても丁寧で何も問題はないのだが、そもそもこういうやり取りをしなければならないこと自体がぼくの中では非常に面倒だと感じられた。
しかし結果的には待ち合わせに何の問題もなくホストに会うことができ、案内されたThe Architect’s Cave Houseは世界一夕日が美しいとされる絶景スポットに位置していたので感動的だった。
・The Architect’s Cave Houseの露天風呂から世界一美しい夕日を眺めた


The Architect’s Cave Houseの料金は朝食付き2泊で470ユーロ、計算すると1泊235ユーロほど、当時のレートでは35000円いかないくらいだった。









The Architect’s Cave Houseの部屋はこんな感じ。The Architect’s Cave Houseはとにかくめちゃくちゃ広かった!部屋というかもはやサントリーニの一軒家を借りているというイメージ!リビングやベッドルーム、キッチンに湯船まであった。






キッチンは調味料などもきちんと揃っていて本格的に何でも作れそうな感じで、せっかくなのでぼくもスーパーで野菜や鶏肉を買ってきて調理したりした。ホテルに泊まっているというよりも、まるでサントリーニ島で暮らしているというような感覚で楽しい。








The Architect’s Cave Houseの最高だったポイントは、まさにサントリーニ島らしい真っ白で可愛い洞窟の露天風呂があり、そのお風呂に入りながら世界一美しいと言われるイアの夕日が海に沈んでいくのを見られるということだった。これはまさしくはるばるサントリーニ島にやって来たからこそ、そしてThe Architect’s Cave Houseに泊まったからこそ味わうことのできる唯一無二の夢のような経験だろう。
The Architect’s Cave Houseの朝食はやっぱり民泊スタイルだったLuxus VIP Suitesと同じくデリバリー。1泊35000円払って泊まってるのに自分で朝食を袋から出してお皿に移さなければならないのはやっぱりどこか虚しい。パンの種類が多いのが嬉しいが、味は普通だった。
・サントリーニ島イアの夕日を見ながら聞く中島みゆき「島より」

サントリーニ島の滞在はここThe Architect’s Cave Houseで終了だが、基本節約旅のぼくには珍しくサントリーニ島は高級ホテル巡りのような旅のスタイルになった。しかし幼い頃からずっと憧れだったサントリーニ島をついに訪れることができたので、他にはない特別な忘れられない印象深い旅を刻むことができて満足している。
中島みゆきが工藤静香に提供した「島より」という新曲が、静かなリゾート感のあるアレンジと切なくも奥深い詞で大好きだったので、この「島より」を聞きながらThe Architect’s Cave Houseの露天風呂からエーゲ海に沈む世界一美しいイアの夕日を眺めていた。「島より」は中島みゆきの最近オリジナルアルバム「世界が違って見える日」でセルフカバーされて収録されている。
私たちが暮らしたあの窓からは
見えなかった星の渦が騒いでいます
浴びるような星の中 心細さも
戻りたさも涙もとけてゆきます初めての国で習わしを覚え
多分忙しく生きていけるでしょう島よりとだけしか 明かさぬ文は
それ故明かすでしょう 心の綾(あや)を
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メテオラ(カランバカ)
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女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
クレタ島
