長崎市の中の中国的風景!異国情緒あふれる「唐人屋敷跡」で中国・台湾の旅を思い出した

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濃厚な中国的雰囲気が素敵!!!!!

長崎市の中の中国的風景!異国情緒あふれる「唐人屋敷跡」で中国・台湾の旅を思い出した

・自分がどこの国にいるのかわからなくなる不思議な長崎市
・「大浦天主堂」周辺は西洋的な雰囲気
・ポルトガルの美しいアズレージョを長崎市で発見!
・長崎市の真ん中には濃厚な中国世界が広がる
・異国情緒あふれる「唐人屋敷跡」で中国・台湾の旅を思い出した

・自分がどこの国にいるのかわからなくなる不思議な長崎市

 

人生初の五島列島・福江島の2泊3日の旅を終えて、再び長崎市内へと戻ってきた。これから長崎市内のホテルに2泊して、長崎市内をゆっくりと観光するつもりだった。

 

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長崎市を歩いていると自分がどこの国にいるのかわからないような不思議な感覚に襲われる。歴史的に国際的な貿易の役割を担っていた長崎市は、今でも様々な異国の要素が混じり合った美しい異国情緒であふれている。長崎市は日本にあるのだから日本的な雰囲気が腫瘍であることは言うまでもないことだが、市内を散策しているとその随所随所に面白い濃厚な異国的発見をすることが多く、その点が長崎市を他の日本の街と完全に異ならせているように感じる。

 

 

・「大浦天主堂」周辺は西洋的な雰囲気

静かな坂を登っていくと突然現れるキリスト教会の「大浦天主堂」。おそらく長崎県で最も有名な教会だろう。内部はヨーロッパの国々の教会とは雰囲気を異にし、落ちついた日本的な木造建築が自然と心を安らげてくれる。同じキリスト教会なのにその源流となったヨーロッパのものとは全然違った雰囲気だということは、キリスト教が日本という風土に順応しながら日本人の心に染み渡っていったことを示唆していて興味深い。

大浦天主堂の窓から外を見れば、完全に日本的な墓地が広がっていたのも印象的だった。日本人は自分たちに合った日本人らしいキリスト教の形態を営んでいるのだろう。この大浦天主堂の周辺は西洋的な上品な雰囲気で満たされており、なんだかヨーロッパを旅行しているような少し優雅な気持ちにさせられる。

 

 

・ポルトガルの美しいアズレージョを長崎市で発見!

長崎市は坂が多く、ポルトガルのリスボンにとても似ているなと感じていたところに、ポルトガルに特有の美しいタイル細工のアズレージョが施された美しいホテルを発見!素敵だなぁ、いつかここに泊まってみたい!

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・長崎市の真ん中には濃厚な中国世界が広がる

西洋的な雰囲気を味わうこともできれば、ちょっと歩けば濃厚な中国世界へと誘われてしまう。街の中心には赤々とその存在を大いに主張している中華街の通りが広がっている。ここで食事時に皿うどんやちゃんぽんを食べたり、肉まんの食べ歩きをするのが長崎市内の定番の観光コースだろう。

 

 

・異国情緒あふれる「唐人屋敷跡」で中国・台湾の旅を思い出した

 

中華街から少し歩いたところにも、濃厚な中国世界を発見した。その名は「唐人屋敷跡」。かつて中国人貿易者が滞在するための区画だったという。江戸幕府による鎖国後に西洋人が出島に閉じ込められたように、中国人商人たちもこの唐人屋敷跡でしか滞在を許されなかった歴史があるようだ。出島は社会の授業でもよく習うのに、唐人屋敷跡に関しては全然習わなかったのはどうしてだろう。この唐人屋敷跡に出入りできたのは、なんと遊女と僧侶だけだったようだ。この唐人屋敷跡に滞在した中国人たちが長崎に中国の文化を輸入し、長崎を代表する「精霊流し」や「龍踊り」の行事に繋がっていったようだ。

 

唐人屋敷跡を散策しながら、赤々とした中国寺院を次々に巡っていると、つい最近まで旅していた中国大陸や台湾のことが自然と思い出された。しかしどちらも漢民族の国家であるはずなのに、このような赤々とした中国らしい宗教施設は中国大陸にはあまりなく、むしろ台湾にいっぱいあってその存在感を放っていた、やはり中国ではかつて宗教が禁止され破壊されたことが関係し、祈りの空気が途絶えているのだろうか。中国的な寺院を次々に目撃し、日本と同じように神様がたくさんあふれているといった雰囲気のある台湾こそ、中国的な祈りの形態を深く留めることに成功しているのかもしれない。

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