サントリーニ島で1泊2万弱だと宿はどんな感じ?????

巨大なお風呂付き!サントリーニ島ティラのAbasa Suitesは1万円台で泊まれる快適ホテルだった
・ギリシャの離島を巡る旅
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で
・巨大なジャグジーが嬉しいAbasa Suitesは部屋も広くて快適
・サントリーニ島のホテル記事一覧はこちら!
目次
・ギリシャの離島を巡る旅

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へと出発した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーに乗ってクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を回るエーゲ海の冒険を計画している。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街をそれぞれ3泊しながらのんびりと観光し、その後イラクリオンの港からフェリーに乗ってサントリーニ島を目指した。
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で

ぼくはこれまでギリシャを巡る中でアテネ、メテオラ、テッサロニキ、ハニアと主にドミトリーの安宿に泊まる節約旅をしてきたが、ギリシャの離島を巡る旅では思い切って路線変更し、高級ホテルに泊まることも視野に入れてみた。ギリシャの離島を巡る海洋の大冒険なんてこの先の人生でもう二度とできない可能性が高いし、これまで日給10万円以上のコロナワクチンバイトで毎日休むことなく労働して資産形成に励んできたし、さらにこのギリシャの旅が終わって日本に帰ってきてもまだまだコロナワクチンバイトが続きそうな雰囲気だったので、少しくらい贅沢しても罰は当たらないだろうと考えたのだ。
本来ならば旅の最中は宿になんてあまりいないので、快適に寝られるなら安ければ安いほどいいのだがそれも旅のスタイルによるのだろう。今回のギリシャ離島の旅では外へ観光に出るだけではなく高級ホテルに泊まることによって宿でゆっくりと過ごす時間も長く取り、世界の中の高級ホテルとはどのようなものかを経験するのも面白そうだ。特にこれから行くサントリーニ島は世界的に有名な観光地なのでホテル代が平均的に高く、他よりも高いお金を出して狭いドミトリーなんかに泊まるくらいならいっそ振り切って潔く高級ホテルに泊まる方が楽しそうだという考えもあった。
ギリシャ離島の旅の高級志向はクレタ島のレシムノンから既にその片鱗を見せ始め、ここでしか見つけられないような600年前の4つ星洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに泊まった(1泊朝食付き8000円ほど)。さらに次の街イラクリオンでは5つ星ホテルのGDM Megaron, Historical Monument Hotel=GDMメガロンホテルに宿泊し、そのサービスと部屋の快適さに感動した(1泊朝食付き18000円)。ホテル代が軒並み高いサントリーニ島では、不可抗力でさらにこの価格を高めていく。サントリーニ島ではティラで2件、イアで3件のホテルに滞在し、もはやホテル巡りを楽しむ旅となった。
・巨大なジャグジーが嬉しいAbasa Suitesは部屋も広くて快適

サントリーニ島最初の宿は、ティラの断崖絶壁に立つこれ以上にない大絶景ホテルKavalari Hotelで3泊した後、同じくティラのAbasa Suitesで3泊した。Abasa Suitesはティラの街から徒歩圏内であるものの、断崖絶壁ではない内陸側に位置していた。宿泊料金は朝食付き3泊で378ユーロ、1泊では126ユーロほどだったので、当時のレートで1泊2万円いかない程度だった。Kavalari Hotelは1泊朝食付き14000円程度だったが、さて料金が高いと何か異なるのだろうか。













結論から言うと部屋の広さからして全然違った。Abasa Suitesは1人旅には勿体無いほど広々としていて心から寛げる部屋になっていた。ベッドとは別にパソコンなどの作業も可能な机や、キッチンとテーブルまで付いていて至れり尽くせりだった。 アメニティーもしっかりしていて、シャワールームやトイレも新しくお金がかかっているように見える。やはりティラの中心部にない分土地代が安いので、こんなにも広々と快適な空間が提供できるのだろうか。


特筆すべきはそれぞれの個室の玄関の前に巨大なお風呂のジャグジーが用意されていたことだった。マレー半島を南下する旅からギリシャに至るまでほとんどシャワーしか浴びてこなかったので、お風呂好きの日本人としてこれは嬉しい。サントリーニ島は火山活動が活発な島だというが、それならばついでに温泉も欲しいと思ってしまうのも日本人の性だろうか。いくら何でも温泉付きの旅館は欧米では望みすぎなのかもしれない。このジャグジーに浸かりながらゆっくりと旅の疲れを癒すことができただけでもAbasa Suitesに泊まった甲斐があるというものだった。





Abasa Suites の朝食は事前に渡されたメニュー表からいくらでも選んでいいというスタイルで気に入った。毎日自分で選んだ様々なメニューを、ティラの白く輝く美しい街並みを眺めながら食べる朝食は最高だった。この朝食は量も種類も豊富で、やや高い料金に見合ったサービスが大満足だった。


さらにAbasa Suitesには広いプールまで付いていた。せっかくだから入ってみたものの、11月1日周辺のプールはいくら快晴の続くギリシャと言えども少し寒かった。
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メテオラ(カランバカ)
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女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
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