サントリーニ島の絶景にもほどがあるホテル!!!!!

サントリーニ島を一望!Kavalari Hotelはティラの断崖絶壁に立つ大絶景ホテルだった
・ギリシャの離島を巡る旅
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で
・ティラの断崖絶壁に立つKavalari Hotelは夢のような大絶景ホテルだった
・大絶景のKavalari Hotelを歩いたYouTube動画はこちら
目次
・ギリシャの離島を巡る旅

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へと出発した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーに乗ってクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を回るエーゲ海の冒険を計画している。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街をそれぞれ3泊しながらのんびりと観光し、その後イラクリオンの港からフェリーに乗ってサントリーニ島を目指した。
・ギリシャの離島を巡る旅のホテルは高級志向で

ぼくはこれまでギリシャを巡る中でアテネ、メテオラ、テッサロニキ、ハニアと主にドミトリーの安宿に泊まる節約旅をしてきたが、ギリシャの離島を巡る旅では思い切って路線変更し、高級ホテルに泊まることも視野に入れてみた。ギリシャの離島を巡る海洋の大冒険なんてこの先の人生でもう二度とできない可能性が高いし、これまで日給10万円以上のコロナワクチンバイトで毎日休むことなく労働して資産形成に励んできたし、さらにこのギリシャの旅が終わって日本に帰ってきてもまだまだコロナワクチンバイトが続きそうな雰囲気だったので、少しくらい贅沢しても罰は当たらないだろうと考えたのだ。
本来ならば旅の最中は宿になんてあまりいないので、快適に寝られるなら安ければ安いほどいいのだがそれも旅のスタイルによるのだろう。今回のギリシャ離島の旅では外へ観光に出るだけではなく高級ホテルに泊まることによって宿でゆっくりと過ごす時間も長く取り、世界の中の高級ホテルとはどのようなものかを経験するのも面白そうだ。特にこれから行くサントリーニ島は世界的に有名な観光地なのでホテル代が平均的に高く、他よりも高いお金を出して狭いドミトリーなんかに泊まるくらいならいっそ振り切って潔く高級ホテルに泊まる方が楽しそうだという考えもあった。
ギリシャ離島の旅の高級志向はクレタ島のレシムノンから既にその片鱗を見せ始め、ここでしか見つけられないような600年前の4つ星洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに泊まった(1泊朝食付き8000円ほど)。さらに次の街イラクリオンでは5つ星ホテルのGDM Megaron, Historical Monument Hotel=GDMメガロンホテルに宿泊し、そのサービスと部屋の快適さに感動した(1泊朝食付き18000円)。ホテル代が軒並み高いサントリーニ島では、不可抗力でさらにこの価格を高めていく。サントリーニ島ではティラで2件、イアで3件のホテルに滞在し、もはやホテル巡りを楽しむ旅となった。
・ティラの断崖絶壁に立つKavalari Hotelは夢のような大絶景ホテルだった

まず最初に泊まったのはティラのKavalari Hotel。10月27日から30日まで3泊して朝食付き個室で42225円だったので、1泊当たり14000円ほどと割と安価で今回のサントリーニ滞在としては最も安い料金となった。




このKavalari Hotelの特徴は、何と言ってもホテル自体の絶景にあった。サントリーニ島は西部が急峻な断崖絶壁のようになっており、そこに青色と白色の組み合わせが美しい建物が立ち並んでいる様子が唯一無二の特別な絶景を作り出しているが、このKavalari Hotelはまさにそのようなティラの断崖絶壁にへばり付くように作られていた。Kavalari Hotelの敷地は断崖絶壁に沿って上下に立体的に広がっており、ホテル内を歩くだけでサントリーニの地形を存分に満喫できて、上り下りも激しいのでかなりの運動量にもなった。






それぞれの個室は敷地内に独立しており、シンプルで広くはないが白い壁がサントリーニらしい快適なお部屋だった。

Kavalari Hotelで滞在しているだけでもサントリーニ島の断崖絶壁に建ち並ぶ白と青の街並み、そしてその下に広がるエーゲ海の絶景をいつでも眺めることができ、まさに夢の中にいるような気分だった。写真でしか見たことのない憧れのサントリーニ島に、ついに辿り着くことができたのだ。


世界一周の旅をしていても、おそらくサントリーニ島を訪れる人は少ないだろう。理由はギリシャの離島を巡るなんて時間がかかりそうだし、何よりお金が高いからだ。節約旅行を主とする世界一周バックパッカーには縁のなさそうな場所だし、実際にぼくもお金の少なかったコロナ前の世界一周時代にはサントリーニ島に来られるなんて夢にも思っていなかった。しかし運命の悪戯でコロナワクチンバイトという天職に巡り会い、フリーランスの医師として旅するように夢中で労働しているうちに自然と資産形成が進んだのもあり、さらには女人禁制のギリシャ正教の聖地アトスへ行くことが決まってからはどうせならばギリシャ一周しようと思い立ち、導かれるようにサントリーニ島に来られたなんて実に不思議な気分だ。人生は何が起こるかわからないし、たとえ未来を見据えて自分でこうしようと綿密に計画していたとしても、思いがけない運命の流れすなわち他力によってどこへ辿り着くのか予想もできないところが面白い。サントリーニ島の青と白の絶景を見ながらそんなことを考えていた。


Kavalari Hotelの朝食はこんな感じ。可もなく不可もない普通のギリシャの朝食で、値段相応だと感じた。しかし特筆すべきはこの朝食を外のテラスで、目下に広がるサントリーニ島の夢のような風景を見ながらいただけるということで、こんな体験はまさにプライスレスだ。



海と空がオレンジ色に染まるKavalari Hotelからの夕方の風景もまた一際美しい。ギリシャは気候がよく良く快晴が当たり前なので、旅の最中に天気の心配をしなくていいのが助かる。明日もまた今日と同じように美しい日が始まるのかと思うと心も晴れやかになる。
・大絶景のKavalari Hotelを歩いたYouTube動画はこちら
Kavalari Hotelの敷地内を歩いたYouTube動画はこちら!ホテル内を移動しているだけなのに、断崖絶壁を上り下りしているせいで軽いトレッキングのようだ。
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メテオラ(カランバカ)
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女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
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