堂本剛も訪れた!奈良県天川村の秘境神社・天河大辨財天社と「縁を結いて」誕生の秘密

(この記事には広告が含まれる場合があります)

 

この国で 彩っている 縁を結いて 生きている

堂本剛も訪れた!奈良県天川村の秘境神社・天河大辨財天社と「縁を結いて」誕生の秘密

・堂本剛と天河大辨財天社と縁を結いて
・呼ばれなければたどり着けない天河大辨財天社
神社の中に用意された芸能の舞台
不思議な不思議な五十鈴

・堂本剛と天河大辨財天社と縁を結いて

先日「堂本剛 天河大辨財天社での母の涙から生まれた命の歌」という動画を見た。その動画が、なんとなく心に残っていた。その動画の中で、堂本剛は故郷、奈良県の天川村にある天河大辨財天社を訪れていた。その神秘的な魅力にひかれ、彼は何度もここを訪れてきたのだという。

彼は「なんとなくここに帰ってくると原点というか、数字でいうと0のような感覚があって、リセットするような感覚もあるし、なにかが始まるような感覚もある」と動画の中で語っている。

故郷奈良の素敵な場所を知ってもらいたいと、彼はある時お母さんと一緒に天河大辨財天社を訪れた。参拝中、お母さんはふと涙を流した。その涙に剛さんは心を打たれた。その時心の中から言葉とメロディが湧き上がってきた。そうしてできた歌が「縁を結いて」という曲であるという。

 

 

・呼ばれなければたどり着けない天河大辨財天社

今回、紀伊山脈の車中泊の旅をするに当たって、天川村の洞川温泉を訪れたので、この動画が強く印象に残っていたぼくは、帰り道にこの神社を訪れた。それは紀伊山脈の奥地にある静かな神社だったが、朝早くから訪れる人の姿もちらほら見える。この辺りでは有名で強く信仰されているのだろうか。

この天河大辨財天社も、十津川の秘境神社・玉置神社と同じく、神様に呼ばれないとたどり着けないという伝説があるようだ。紀伊山脈にはこのような言い伝えが多いのだろうか。ぼくは狭い紀伊山脈のクネクネ道を通り抜けて、なんとか洞川温泉にたどり着き、なんとなく自然とここを訪れてみたくなったのだった。これも導かれているということなのだろうか。

飛鳥時代に、龍、水分(みくまり)の信仰に代表され、古代民族信仰の発祥地とされる霊山大峯が、役行者により開山された際、最高峰弥山(みせん)の鎮守として祀られたのが始まりのようだ。また、弘法大師が高野山を発見する前にここで修行していたとも言われる、歴史の古い神社である。辨財天が祀られていることから、当然芸能とも深い関わりがあるされる。

 

 

神社の中に用意された芸能の舞台

 

ぼくの天河大辨財天社の第一印象は、なんと言っても綺麗神社だなと感じた。紀伊山脈の清らかな川水のほとりで、澄んだ朝の空気に包まれていからだけではない建物や神殿とても綺麗で新しいように感じられた。そしてそれは、飛鳥時代から続く古い神社としては、なんとなく不思議な気がした。

 

芸能とも関係が深いことを示すように、綺麗で小さな舞台が設置され、ここで今からでも表現を始められそうな雰囲気が漂っている。その舞台の前、とても不思議な神社の鈴があった。

 

 

不思議な不思議な五十鈴

 

ここのお祈りのための鈴はどこでも見たことないような不思議な鈴だった。普通神社のお祈りの鈴というのは、ガラガラと大きな音を立てて鳴らせば終わりだが、ここの鈴はそう一筋縄ではいかない6つの円形の鈴が、まるで円を描くようにして、しかし異なった高さを伴って吊るされていた。名前を五十鈴(いすず)呼ぶという。

この五十鈴、ただ普通にガラガラ鳴らしただけでは決してならない。なんと円を描くようにして回し、遠心力で鳴らすというのだ。これがなかなか難易度が高かった。一度は全然鳴らなくてやり方が全然違うのかもしれないと諦めてしまったものの、巫女さんにやり方聞いみるとやはりやり方は正しかったので、もう一度やってみると不思議なことに音が鳴った。

 

とても不思議なやり方で、とても不思議な音の鳴る鈴だった。普通の鈴のようなガラガラという音ではないなんだか宇宙を漂っているような、海の中を漂っているような不思議な感覚。不思議、不思議と書いてばかりいるが、本当に不思議とし言いようのないあの五十鈴。この鈴にもう一度出会うただけでも、また訪れたい秘境の神社だ。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

 

 

関連記事