Dr.コトーの島で中島みゆき「銀の龍の背に乗って」を熱唱!日本最西端の与那国島のデイサービスを見学した思い出

 

崖を登り呼ぶよ さぁ行こうぜ!!!

Dr.コトーの島で中島みゆき「銀の龍の背に乗って」を熱唱!日本最西端の与那国島のデイサービスを見学した思い出

・ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地、日本最西端の与那国島の医者になった
・独自の方言を話し、自分たちだけの歌を歌う与那国島のお年寄りたち
・与那国島のデイサービスで中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」を熱唱した思い出
・与那国の天空に現れた銀の龍

・ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地、日本最西端の与那国島の医者になった

ぼくはドラマの内容が好きだったというよりも、最後に流れる中島みゆきの名曲「銀の龍の背に乗って」が聴きたかったので、ドラマ「Dr.コトー診療所」を毎回見ていた。大自然に囲まれた離島の中で、外からやって来たひとりのお医者さんが地域の人々との交流の中で離島医療を頑張るという物語だった。

”あの蒼ざめた海の彼方で
今まさに誰かが痛んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに
ぼくはこの非力を嘆いている

夢が迎えに来てくれるまで
震えて待っているだけだった昨日
明日ぼくは龍の足元へ
崖を登り呼ぶよ さぁゆこうぜ

銀の龍の背に乗って
届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って
運んで行こう 雨雲の渦を”

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テレビ画面から流れてくるドラマのロケ地である日本最西端、沖縄県の絶海の孤島・与那国島のあまりにも美しい大自然の風景には圧倒され、毎回感動もしたが、不思議なことにあんな場所に行きたいという気持ちには特別ならなかった。どうせ簡単に行くこともできないような、遥かなる遠い場所だとドラマを見ていた当時は感じていたからだ。

そんなぼくがまさか医者となって、ドラマのロケ地である与那国診療所に1ヶ月働きに出かけるなんて、運命というものは実に面白い導きと情緒を人生にもたらすものだと感じられた。

 

 

・独自の方言を話し、自分たちだけの歌を歌う与那国島のお年寄りたち

ぼくが与那国診療所を訪れたのは医者として働き始めの“初期研修”という期間内の「地域医療」というプログラム内でのことだったので、与那国診療所で医師としての手伝いももちろんしたが、それとは別に診療所外での、与那国の人々や独特な文化に触れ合う機会を得ることも大切な仕事のひとつだった。

その「地域医療」の診療所外活動の一環として、与那国島のデイサービスを訪れて与那国島のたくさんのお年寄と触れ合った。ぼくが与那国島のお年寄りで感動的だったのは、彼らはこの島だけの方言で喋っているということだった。本当にこれが日本語なのかと感じてしまうほど、一言ですら理解することができないような方言だった。琉球諸島は広大な海原に宝石のように散らばり、その島々で独特の文化や方言がある。同じ沖縄県内でも、与那国の方言と沖縄本島の方言、宮古島の方言もそれぞれに全然異なるようだった。宮古島ではありがとうを「たんでぃがーたんでぃ」と言ったが、ここ与那国島では「ふがらっさー」というらしい。

さらに感動的だったのは、与那国島の人々は自分たちだけの歌を持っているということだった。デイサービスでみんなで歌ったからわかったが、与那国島には与那国島だけの歌があり、それをお年寄りたちが歌い継いでいるようだった。こんな風景が、日本の他の地域でも見られるだろうか。ぼくが覚えているのは「ふがらっさー」という歌だった。「ふがらっさー」は与那国方言でありがとうの意味なので、与那国だけの独自の歌であることに疑いはないだろう。お年寄りがみんなで自分の島だけの歌を歌っているとき、ぼくの心には感動の嵐が巻き起こり泣きそうになった。

ぼくたちの意識は現在、巨大なメディアという権力に支配されている。流行はメディアと金の力によってわざとらしく作られ、歌や文化も日本中で同じようなものが認知され流行ってゆく。日本の中心から巨大な権力によって発信され無理矢理に押し付けられた中心文化で日本の抹消まで汚染されていく一方、日本の辺境や地方に残された独自の素晴らしい文化やその土地の風土を伝える尊い歌などは消滅しつつある。素朴で独特でその土地にしかない文化は、メディアから押し寄せる中心文化の津波に強制的に押し流され、破壊され、消滅させられる。一体誰がそんなことを望んでいるのだろうか。それぞれに独特な輝きを放つ日本の地方が中心という権力の津波に飲み込まれることを、全ての人々が願っているとでも思うのだろうか。

ぼくは与那国の人々が「ふがらっさー」と自分たちだけの歌を歌い続けていることは、この時代の救いであると感じた。

 

 

・与那国島のデイサービスで中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」を熱唱した思い出

デイサービスの見学も終わりさぁ帰ろうとした時に、急に一発芸をしてくれと無茶振りをされたので戸惑った!一発芸なんてできないよー!この時はぼくと、向井理主演で映画化までされた「ぼくたちは世界を変えることができない」の本を書いた葉田先生と、もうひとりの医学生と3人でデイサービスを訪れていたのだが、そんなこと急に言われたので困ってしまった。

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しかし無茶振りされたからには応えるしかないので、まずは医学生の子が何やらアクロバティックな芸をして場内を盛り上げ、葉田先生はミッキーマウスのモノマネをして与那国島のお年寄りの理解を得られず(多分みんなミッキーマウスを知らない)、ぼくは仕方ないので中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」の1番をを熱唱してその場をなんとか切り抜けた!

まさかドラマDr.コトーの島で主題歌である中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」を歌い上げることになるとは夢にも思わなかったが、たくさんのお年寄りの前で歌い切ったことは今となってはいい思い出だ。多分お年寄りのみんなはDr.コトー診療所なんて知らないのかもしれないが、知っていても知らなくても伝わるのが歌のよさだなと感じた。

 

 

・与那国の天空に現れた銀の龍

そんなこんなで中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」と縁の深い生活を送っていた与那国島の上空をふと見上げると、銀の龍のような雲が浮かんでいた。与那国島は岩のエネルギーの強い島であるといい、歌詞の中のように本当に巨大な崖が存在する。中島みゆきはこの与那国島の風景を実際に見て、あの歌詞を書いたのだろうか。

明日ぼくは龍の足元へ
崖を登り呼ぶよ さぁゆこうぜ!

 

 

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