ぼくがお遍路1日目で最も日本の”神様”を感じた場所!
四国車中泊お遍路第3番!「亀光山 釈迦院 金泉寺」では沙羅双樹のさざめきに神様の気配を感じた
・第3番金泉寺の木々に神様の気配を感じる
・第3番金泉寺本堂
・第3番金泉寺大師堂
・第3番金泉寺境内の様子
・第3番金泉寺お納経(御朱印)
・第3番金泉寺御影、御姿
・近くの亀山神社へのお参り
・第3番金泉寺の木々に神様の気配を感じる
御朱印を書いてくれる男性の態度にお遍路で唯一違和感を持った第4番大日寺を離れて、そのまま車で第3番「亀光山 釈迦院 金泉寺(きこうざん しゃかいん きんせんじ)」まで向かった。金泉寺までの道が細くて不安だったところ、ちょうど近くに亀山神社という神社の大きな駐車場があったのでそこに駐車して少しだけ歩いた。細い住宅地の道を歩いていくとその先には赤々とした立派な門が現れた。
挨拶をして門をくぐると、そこには木漏れ日があふれる木々の道が本堂へと続いており、葉の掠れる音や揺れる美しい影に、ぼくは神様の気配を感じた。1日目で最も神様の気配を感じたのはこのお寺だったのかもしれない。他に誰もいない境内を孤独に歩きながら清らかな木々の影を通り過ぎていくと、古来の日本人たちが木を神様として崇めていた気持ちがよくわかる。その感性は時を超え、今を生きるぼくたちに確かに受け継がれているのだろう。
後で金泉寺のホームページを見返してみると、沙羅双樹の木もこのお寺の見所であると書かれていた。
・第3番金泉寺本堂
・第3番金泉寺大師堂
第3番金泉寺は大師堂も特に美しかった。靴を脱いで中にまで入れるような他のお遍路のお寺にはない珍しい形式になっており、間近でお大師様にお祈りを捧げることができる。日本の密教に特徴的な、きらびやかな金色の装飾と決して派手ではない中心の像のコントラストが、趣深く味わい深い。周囲が派手できらびやかであっても、中心はあくまでも地味で静寂に包まれているというこの美的感覚に、ぼくは日本の密教でしか出会ったことがなく、またその美的感覚の虜になっている。
・第3番金泉寺境内の様子
・第3番金泉寺お納経(御朱印)
第4番大日寺の御朱印でかなりの違和感を覚えていたので、ここの納経所ではとても礼儀正しく丁寧に対応してくれて(結局お遍路ではそれが第4番大日寺以外はそれが通常だったが)ホッとした気持ちになった。納経所にはお遍路を歩きで逆打ちして回っているというおじちゃんもいて、なんと今日ぼくと同じ11番から回っているということだった。ぼくは車で、おじちゃんは歩きで、それでも同じ11番から初めて3番の金泉寺で出会っているなんて、おじちゃんはなんと足が速いのだろか!それともぼくがものすごく遅く回っているのだろうか。
・第3番金泉寺御影、御姿
極楽の たからの池を 思えただ 黄金の泉 すみたたえたる
・近くの亀山神社へのお参り
亀山神社という立派な神社の駐車場に車を止めさせてもらっていたので、もちろん亀山神社にもお参りをしてから第3番金泉寺を立ち去った。
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