こんな光景初めて見たぞ!!!!!
底の抜けた柄杓!お遍路第34番「本尾山 朱雀院 種間寺」は底抜け柄杓が不思議な光景だった
・第34番種間寺の弘法大師の伝説とその名の由来
・第34番種間寺の「底抜け柄杓」
・第34番種間寺本堂
・第34番種間寺大師堂
・第34番種間寺お納経(御朱印)
・第34番種間寺御影、御姿
・第34番種間寺の弘法大師の伝説とその名の由来
2020年四国お遍路逆打ち巡礼、次なるお寺は第34番「本尾山 朱雀院 種間寺(もとおざん しゅじゃくいん たねまじ)」だった。高知県の面積は広大で、お寺とお寺の間の距離がかなり開いている印象だったが、それでも第35番から第28番くらいまでは、高知県の中ではまだちょっとは密集しているという感じで巡礼しやすかった。
留学先の唐から帰朝した弘法大師が弘仁年間にこの地を訪ね、薬師如来像を本尊として安置し、諸堂を建てて開創した。その折に唐から持ち帰った種子の米、麦、あわ、きび、豆またはひえの五穀を境内に蒔いたことから、このお寺は、「種間寺」と名付けられたという。
・第34番種間寺の「底抜け柄杓」と子育て観音
この第34番種間寺で印象的だったのは、なんといっても底の抜けた柄杓が、境内の「子育て観音」の周りにところ狭しと並べられている不思議な光景だった。このお寺では柄杓の底を抜いて二夜三日の安産祈祷をしたものを、お札を添えて妊婦に授ける習慣があるのだという。そしてそれを妊婦は床の間に飾り、無事に安産すれば柄杓を寺に納めるそうだ。第34番種間寺は安産祈願のために人気のお寺だという。
ほ〜と納得するようなしないような、結局なんで底の抜けた柄杓と安産に関係があるのかは、よくわからなかったが、それでも記憶に残る面白い光景だった。
・第34番種間寺本堂
・第34番種間寺大師堂
・第34番種間寺お納経(御朱印)
・第34番種間寺御影、御姿
世の中に 蒔ける五穀の たねま寺 深き如来の 大悲なりけり