アルザスワイン街道とは?フランスで最も美しい村エギスハイムとリクヴィールをめぐってアルザスワインを堪能した

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アルザスワインは清らかな味わいで本当に美味しい!!!!!

アルザスワイン街道とは?フランスで最も美しい村のエギスハイムとリクヴィールをめぐってアルザスワインを堪能した

・「フランスで最も美しい村」に選ばれたアルザス地方の村は5つ
・アルザスワイン発祥の地エギスハイムで人生初のアルザスワインをいただく
・リクヴィールでも透明感のある極上のアルザスワインを!
・アルザスワイン街道って何?
・アルザスワインの特徴

・「フランスで最も美しい村」に選ばれたアルザス地方の村は5つ

ロシア極東の街ウラジオストクからシベリア鉄道に乗ってヨーロッパへと入り、フィンランドからバルト三国、チェコ、ポーランド、ハンガリー、オーストリア、スイスと旅を継いで、ついにぼくはフランスのアルザス地方へと入った。ドイツとの国境付近に特徴的な「コロンバージュ」の木組みの街並みを見てみたかったし、「フランスで最も美しい村」に選ばれた村々をめぐってみたいという思いもあった。

「フランスで最も美しい村」はフランス政府公認の協会で、良質なフランスの村の観光を促進するために立ち上げられた。「フランスで最も美しい村」にはそのブランド性や信頼性を保つために、いくつかの厳しい条件があり、それは以下のようなものだ。

①人口が2000人以下で、都市化されていない地域であること
②歴史的建造物、自然遺産を含む保護地区を最低2箇所以上保有していること
③協会が定める基準での歴史的遺産を有すること
④歴史的遺産の活用、開発、宣伝、イベント企画などを積極的に行う具体的事案があること

アルザス地方で「フランスで最も美しい村」に選ばれているのはエギスハイム、ミッテルベルグハイム、アンスパック、ユナヴィール、リクヴィールの5つがある。ぼくはこの中でもエギスハイムとリクヴィールを訪れてみることにした。

 

 

・アルザスワイン発祥の地エギスハイムで人生初のアルザスワインをいただく

 

ぼくがアルザス地方で宿泊していたのは、ハウルの動く城のモデルとなったことでも有名なコルマール。コルマールから日帰りで、エギスハイムとリクヴィールを訪れた。まず最初に訪れたのはエギスハイム!コルマールから歩いて1時間半で着けるということなので徒歩で往復したら意外と疲れた!公共バスを使った方が無難!

 

 

エギスハイムは旧市街の、エギスハイム城を中心として円を描くような歩道が特徴的。ループ道路の両側には木組みの家々が所狭しと立ち並び、まるでおとぎばなしの世界や中世ヨーロッパの世界に迷い込んだような感覚が味わえる。コルマールからエギスハイムまで徒歩でやって来て疲れたので、レストランで昼食を取ることにした。

 

ここで飲んだアルザスワインが感動的に美味しかった!スッキリとした清らかな味わいで、ぶどうの甘さがほんのりと感じられる白ワイン!ぼくは一気にアルザスワインが好きになった。実はぼくはアルコールがそんなに好きではなく、3ヶ月続けて来たこのユーラシア大陸横断の旅でお酒を飲んだのが今回は初めてだった!全然お酒なんか好きじゃないのに、なぜか無性にここエギスハイムで飲みたくなってしまったのだ!自分でも不思議としか言いようがなかったが、とても美味しい自分好みのワインだったので運命を感じてしまった。

後から調べたところによると、なんとこのエギスハイムは有名なアルザスワイン発祥の地であるという!そんな偶然ってある?!ぼくはワインの神様が、ここはアルザスワインの発祥地として由緒ある村だからぜひアルザスワインを飲むように導かれたのではないかと本気で疑ってしまった。

 

・リクヴィールでも透明感のある極上のアルザスワインを!

 

次の日に訪れたのはリクヴィール!コルマール鉄道駅の前のバス停からバスに乗り、20分ほどで到着することができた。エギスハイムよりも大きな村で、絵本の中の世界に迷い込んでしまったような、日本人が頭に思い描くまさに中世ヨーロッパの情緒ある街並みが広がっていた。お店も多く小道を散策していても楽しい発見が次々にあり、ぼくは全ての小道を冒険してしまった。

 

前日のエギスハイムですっかりアルザスワインの虜になってしまったぼくは、リクヴィールの昼食でもアルザスワインを注文!レストランのメニューはフランス語で全然わからないので、とりあえずアルザスワインの”sweet wine”と言って注文した。やっぱり美味しい透明感のある味わい!ワインにそんなに詳しくないので詳細に他と比較はできないがとにかくぼくの素人の感想で言うと、アルザスワインは清らかで、透明感があって、スッキリとしていて、それでいてぶどうのフルーティーさを失っていないとことがぼくの感性とマッチしてすごく魅力的だった。

フランスのアルザス地方には4泊して早々とベルギーへ立ち去ってしまったが、ぼくの心の中ではいつまでもあのアルザスワインの美味しさが忘れられなかった。結局100日間続いたユーラシア大陸を横断する旅で、お酒を飲んだのはこの2日だけだった。旅から帰って初めて、アルザス地方には「アルザスワイン街道」というものがあることを知った。

 

・アルザスワイン街道って何?

アルザスワイン街道とはフランスアルザス地方に位置する、ヴォージュ山脈の麓の町と村を結ぶ全長170キロ以上の街道のこと。北はマルルナイム(Marlenheim)から南はタン(Thann)までのメインルートと、それに隣接する複数の町と村、そしてアルザス北部のヴィッサンブール(Wissembourg)地域で構成されている。 このワイン街道ができたのは1953年のこと。街道に含まれる町と村は約100、ワイン生産者の数は約1000にものぼるという。

なんとこのアルザスワイン街道の中には、ぼくがアルザスワインを飲んだエギスハイムもリクヴィールも入っていた!100日間の旅の中でたった2日間だけの飲酒を、由緒正しきアルザスワイン街道の村で経験したのかと思うと、やっぱりアルザスワインの神様がいたんじゃないだろうかと思わずにはいられなかった。

 

 

・アルザスワインの特徴

調べてみるとアルザスワインの特徴は、繊細さや清々しい酸、透明感のある味わいにあり、それらは冷涼な気候によるものだという。寒冷地にもかかわらず日照量が多いこと、雨量が少なく気候が安定しているという恵まれた気候条件が、多様性のある味わいを実現させているという。その多くがドイツワインと同じく、緑色で細長い形の「フルート」と呼ばれるタイプのボトルに瓶詰めされるという。

ワインのことは全然知らないけれど、こうやって地道にその土地で美味しいワインを飲んでいって、ちょっとずつでも詳しくなれるといいな!

 

 

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