旅と服と音楽!何にお金を使うことでぼくは最大限の幸福を感じるのか真剣に考えてみた

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あなたは何にお金を使うことで最大限の幸福を感じますか?????

旅と服と音楽!何にお金を使うことでぼくは最大限の幸福を感じるのか真剣に考えてみた

・お金は幸福を実現するための手段であり目的ではない
・お金を使う力を育てるためには、自分の魂が何を求めているかを見抜かなければならない
・ぼくがお金を使うものその1:服
・ぼくがお金を使うものその2:音楽
・ぼくがお金を使うものその3:旅

・お金は幸福を実現するための手段であり目的ではない

資本主義社会において、ぼくたちはたくさんのお金を稼ぐことが人生の目的であるかのように思い込まされてしまいそうになるが、冷静に考えてそんなことはあるはずがない。お金とは自分の中にある幸福を実現するための単なる道具や手段であって、お金そのものが生きるための目的になることはあり得ないからだ。

お金は魂の使命を果たすための道具に過ぎない!ぼくたちの人生の目的はお金を稼ぐことだというのは本当か?

たくさんお金を稼ぎ、大いに節約し、多額の貯金を生み出し、さらにそれを増やしては嬉しい気持ちや安心感に浸ることは結構なことだが、忘れてはならないことは、努力して集めたそのお金をどのように使えば自分自身を幸福にすることができるのかを見抜き「お金を使う力」を育てることだ。

 

 

・お金を使う力を育てるためには、自分の魂が何を求めているかを見抜かなければならない

どのようなお金の使い方をすれば自分自身を最大限に幸福にできるのか、それを考えることはすなわち自分とはどのような人間か、自分はどのような性格や価値観を持っているのか、自分の正体とは何か、自分は何のために生きていくのかを深く追究することへとつながる。つまり「お金の使う力」を育てるということは、自分の幸福を見つめ直すことであり、自分と対峙し向かい合うことを指しているのだ。それはまるで仏教の瞑想や山奥の修行のような境地である。

自分にとって幸福とは何か、自分はどのようなことをすれば幸せになれるのかという問いに対する答えは、当然人それぞれに異なってくることだろう。自分自身でも気がつかないうちに情熱的に取り組んでしまうこと、やりたくてやりたくて仕方のないこと、いくら止めようと思っても知らず知らずのうちに突き進んでしまうこと、その先に幸福な未来が待っているとは到底考えられないのに運命に支配されたかのようにどうしようもなく導かれてしまうことが、きっと人にはひとつかふたつ隠されているはずだ。

この世の中に蔓延する意味のない雑音や、ぼくたちを迷妄の世界へと誘い込む偽物の幸福を見定め、ことごとく排除し、自分自身の根源から押し寄せてくる情熱や衝動の正体を突き止めることで、ぼくたちは真実の幸福へと辿り着けるに違いない。そしてその境地へとたどり着くことで初めて、自分という人間が限られた貴重な生命の時間を費やすことで得た大切なお金を、何に向けて大いに注ぎ込むことがふさわしいのかしっかりと見抜くことができる。この記事ではぼく自身が一体何にお金を使うことで最大限の幸福を得てきたのか、一個人の例を取り上げてみようと思う。

 

 

・ぼくがお金を使うものその1:服

人間の生活の基礎になる重要な要素は、”衣食住”だと言われる。しかしぼくはその中のひとつにしか興味がない。住む場所なんてある程度の広さと設備があればどのような場所でも順応して楽しく暮らせるし、食べるものも美味しいに越したことはないものの、高級なレストランへ行くよりも安い食材を調達して自分で作った料理を食べることの方が満足感が高いし幸福を感じられるという質素な人間なのだ。したがって家賃も食べるものもある程度の品質が保たれていれば安い方が断然いいと判断してしまい、食と住に関しては特にこだわりもなく贅沢もしない倹約家としての日々を送ってきた。

しかし一方で服やファッションに関しては、他の人に比べて色彩や形など自分の好きなものに対する深いこだわりもあるし、ちょっと高くても気にせず買ってしまうのでかなり散財してきた方だと思う。まさにぼくの衣に対するお金の態度と、食住に対するお金の態度は全くの正反対のように違うのだ。これは論理的な理由があるというよりはむしろ、生まれ持った性質であるとしか説明がつかない。自分が水色という色を好きな理由を説明できないように、特にわけもなく男性が女性を好きになってしまうように、まさにそのようにして生まれながらに決められた直感という次元で、ぼくは服が好きだったのだ。小学生の頃から自分で選んだ服以外は着たくなかったし、中学時代から1万円を超える服を普通に買って友達に驚かれたりもしていた。

服は裸体を隠すための単なる布ではなく、その色彩や形状や素材によって自分自身の精神世界や情熱や直感、苦悩や衝動や美しさの独特な感性を、外的世界に向かって日常生活の中で表現できる極めて芸術的なツールだ。自分の中に自分自身ではとても抱え切れないような激しく複雑な内的世界が展開されているような種類の人間には、ファッションを好きになってしまう傾向があるのだろうか。服は裸を隠さなければならないから仕方なく着ているように見せかけて、全く押し付けがましくなく自然と自分自身の内面の宇宙を日々外界に発散させることができる表現者にとって都合のよいアウトプット装置である。

 

 

・ぼくがお金を使うものその2:音楽

ぼくにとって音楽という要素も、自分の精神世界を成長させる上で欠かせない。何よりも幸運だったのは、母親が中島みゆきというアーティストを好きだったことだ。母親が中島みゆきのCDをたくさん持っていたから、子供のぼくも幼い頃から自然と中島みゆきの歌を聞かざるを得ない環境に身を置くことになり、やがては中島みゆきの歌の世界へと強く惹かれていった。

これが若い頃だけたまたま成功した、特に表現したいことも伝えたいこともない価値のないくだらないアーティストだったならば、ぼくの音楽に対する考えも大きく変わっていたことだろう。母親が好きだったアーティストが中島みゆきで本当によかった。なぜなら彼女は年を取ってもその表現力や才能を全く失わず、むしろ時代と共に進化し続けながら常に新しい音楽世界を見せ続けてくれているからだ。彼女の根源には表現者としての燃え盛る核がある。ぼくは彼女ほどにどれだけ年を取っても表現の瑞々しさと奥深さと情熱を衰えさせない歌手を知らない。そして彼女が新しい音楽世界を表現してくれる度に、ぼくの精神世界も大きな影響と衝撃を受け、その後生きる世界が少しずつ変わってしまうのを感じる。

ぼくは彼女の表現を聞き逃してしまわないために、中島みゆきだけはCDもきちんと買うし、コンサートがあればどんなにお金がかかろうとも世界一周の旅すら中断して日本へと帰国した。そんなに高いお金がかかることはないものの、基本的に節約家のぼくにとっては音楽には比較的大量にお金を使っていると言えるだろう。

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・ぼくがお金を使うものその3:旅

ぼくがこれまでの人生で最もお金を使ってきた分野といえば、やはり旅かもしれない。ぼくの根源には”旅する炎”が燃え盛っており、常にどこかへと旅に出たい衝動に駆られているのだ。15歳の頃に初めての海外旅行でアメリカへ行き旅の魅力に気づき始め、大学時代には世界一周の旅に出なければならないと使命感を感じるほどまでになった。

旅人の炎

しかし当然旅に出るにはお金がかかる。旅というのは基本的に消費行動だ。旅に出たからといってお金をもらえる人はおらず、旅をすればするほどみるみるうちに貯金残高が少なくなってしまうというのはよくある風景だ。医学生のぼくも世界一周の旅に出なければならないということはわかっていながらも、お金がないと世界一周の旅に出られないということも同時に知っていたので、とりあえず医師として病院で労働し、貯金ができてから世界一周の旅に出ることにした。その結果3年間で600万円を貯金し、”旅する炎”も決して潰えてはいなかったので、直感に従うままに医師という労働を中断し、本当に世界一周の旅に出かけてしまった。

3年間かけて世界一周の旅(インドネシア台湾シンガポールロシアフィンランドエストニアラトビアリトアニアチェコポーランドハンガリーオーストリアスイスフランスベルギーオランダイタリアスペインタイカンボジアベトナムラオス中国など)と日本一周の旅(岡山県広島県山口県福岡県大分県宮崎県熊本県長崎県島根県鳥取県、兵庫県、京都府福井県石川県富山県新潟県山形県秋田県青森県北海道と旅を継ぎ、最終目的地であり最北端の離島・礼文島に辿り着いた後は、岩手県宮城県福島県茨城県栃木県群馬県長野県岐阜県山梨県静岡県)を同時進行し、今は日本全国を飛び回りながら旅するように働くフリーランスの医師としてコロナワクチンバイトに従事しながら、次なる世界一周の旅に向けて資産形成を行ないつつお金の勉強に努めている。

3年間労働もせずに世界一周の旅+日本一周の旅をしていると当然お金は減少し、600万円貯めた貯金も最終的には200万円になってしまった。しかし自分の旅の記録を残すために始めたこの旅ブログ「ミズイロノタビ」で少ないながらも収入を得ることで、自分でも知らない間に事業所得を獲得することに成功した。ブログ収入は少しずつではあるけれど着実に収益を増やしているので、コロナワクチンバイトが終了すれば旅しながら事業所得に専念し、やがては”旅をする→ブログで表現→収益を得る→その収益で旅を続ける(+高配当株)”といったような永久機関ができはしないかと画策している。

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