20代研修医のぼくが世界一周の旅に出るために3年間で600万円以上貯金した節約術を紹介

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ポルトガルの風見鶏
世界一周の旅に出たいけれど200万はかかるんだって!
節約生活をしてお金を貯めなくちゃ!
台湾の金魚
自分に合った節約生活は楽しいしお金も貯まるし一石二鳥だよ!
上手な節約のポイントをまとめてみよう!

20代研修医のぼくが世界一周の旅に出るために3年間で600万円以上貯金した節約術を紹介

・世界一周の旅に出るために節約生活を始めよう!
・初期研修医時代は貯金額を毎月一律10万円で固定した
・まずは家賃や携帯電話などの固定費を最小限に抑えた
・自炊するお弁当男子になって食費を節約した
・日々の支払いにはクレジットカードや電子決算を選択してポイントを集めた
・自分にとって大切なものにはお金を使い、どうでもいいものは無視した
・たとえ収入が2倍に増えても生活レベルを全く上げなかった

・世界一周の旅に出るために節約生活を始めよう!

ぼくの心の中には知らず知らずのうちに「世界一周の旅に出なければならない」という燃え盛るような旅する炎の直感が宿っていた。しかしいくら旅に出たいという願いを持ったとしても、まとまったお金がなければ世界一周の旅を実現させることはできない。そこで医学生だったぼくはまずは医師となり、研修医として病院で労働することによって貯金を蓄え、その上で旅に出ようと計画した。

旅人の炎

世界一周の旅を達成するためには行き先や旅のスタイルにもよるだろうが、宿のドミトリーやLCCを駆使する格安旅スタイルでもおよそ200万円はかかるという。したがってぼくの貯金額の目標はひとまず200万円に定められた。しかし自分に合った節約生活を送っているうちにその生活スタイルが楽しくなってきて、あれよあれよという間に自然に3年間で600万円以上貯まってしまった。この記事ではぼくが3年間で600万円以上貯金した節約術についてまとめたいと思う。

 

 

・初期研修医時代は貯金額を毎月一律10万円で固定した

医師になりたての1〜2年の期間は初期研修医と呼ばれ、大学病院で働いていたぼくのお給料は手取りで25万円〜30万円ほどだった。また大学病院から派遣されるという形で市中病院で働けばその病院のお給料がもらえるので手取りで30万円〜35万円をもらうことができた。このような手取りの中で早めに200万円を貯めるためには、月々の貯金の目標を設定することが重要だと考えた。

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さまざまなお金の本を読むと貯金は月々手取りの15%ほどが適切だというが、ぼくはその月のお給料がどのような金額であろうとも一律で10万円貯金しようと決めた。その方が10万円をとりあえず貯金用としてよけておいて、残りのお金でその月のやりくりができるので簡単で便利だからだ。大切なのは手取りー10万円の金額の中で節約しつつ、どのようにして豊かにひと月を生きていくかということだ。ぼくは我慢するのが嫌いな性格なので、服や音楽や旅行など自分にとって重要だと感じるものにはある程度好きにお金を使い、食べることなど割とどうでもいいことに関しては節約するように心がけた。

 

・まずは家賃や携帯電話などの固定費を最小限に抑えた

節約をするにおいて最も大事なことは、毎月必ずかかる固定費を下げることだった。特に高額となる家賃や携帯電話の料金は要注意だ。毎月自動的に引き落とされる固定費をなるべく少額に設定しておくことで、長期的に見てもかなりの節約につながるだろう。

ぼくの場合は医師1〜2年目の初期研修医の時は家賃無料の研修医寮のある病院を選んだり、3年目には医師住宅という家賃1万円以下の住居を提供してくれる病院で勤めたりすることで家賃という固定費を格段に安く抑えることに成功した。また携帯電話は格安simを利用することにより通信の質を落とすことなく携帯料金を節約した。

 

・自炊するお弁当男子になって食費を節約した

次にぼくが試みたのは、自炊することだった。ぼくは外食したり飲み会をすることがさほど好きではなく、どちらかというと自分で作った料理が一番美味しいと感じる都合のいい舌を持ち合わせているので、毎日自炊することも全く苦痛ではなかった。むしろ料理することが楽しくなり、自炊に喜びを見出した上に節約にもなるので一石二鳥だった。

ぼくは家で自炊してその場で食べるだけではなく、カレーやシチューなど一気に作れる料理を大量に作り、それを冷蔵庫に保存して毎日お弁当として病院にも持って行くようになった。これで夜ご飯も昼ご飯も自炊で済ませられるようになったのでかなりの節約になっただろう。それだけではなく自分で栄養のバランスも考えて料理を作るので健康管理にもなった。

研修医の業務は忙しいので疲れて帰ってきて自炊する余裕がないことから、土日に一気にまとめて料理を作って、その週は土日で作ったものを食べるという生活になっていった。

また食費に関して細かいことを言うとお腹が空いたままスーパーマーケットや食べ物のお店に行くと何もかもが美味しそうに見えて必要以上の出費をしてしまうので要注意だと感じた。食べ物を調達するためにスーパーマーケットを訪れる際には、あらかじめきちんと空腹を満たしてからでないと無駄遣いをしてしまいがちになるという教訓を得た。

ぼくが食べ物を買うのはいつもスーパーマーケットで、コンビニは割高で誘惑が多く散財してしまいがちとなるのでなるべく近づかないように心がけた。そしてコンビニに立ち寄らなくても、特に不自由なく楽しい生活を送ることができると気がついた。

 

・日々の支払いにはクレジットカードや電子決算を選択してポイントを集めた

生きていくのには必ずお金がかかる。しかしお金をどのように支払うかは自分で決めることができる。ぼくが常に心がけていたのは、支払いの際には現金ではなくポイントがつくクレジットカード払いかPaypayなどの電子決算で支払うということだ。どうせ1000円のお金を払うなら、現金で支払って何ももらえないよりも楽天カードで払って10円のポイントをもらった方がお得に決まっている。このような日々の心がけが塵も積もれば山となるという諺の通り、少額のポイントがやがては山のように積み重なりぼくたちの家計を助けてくれることになるだろう。

またインターネットで買い物する時やホテルの予約をする際なんかも、ぼくは必ずハピタスなどのポイントサイトを経由してから購入している。なぜならポイントサイトを経由することでより多くのポイントを獲得することが可能だからだ。その中でもハピタスは、楽天市場でもじゃらんでも楽天トラベルでもYahoo!トラベルでもJALでも使えるのでぼくの生活スタイルに合っていることから、最も多用しているおすすめのポイントサイトだ。クレジットカードを発行する際にもハピタスを経由すればかなり高額なポイントが還元されるという裏技まであるので見逃せない。

 

・自分にとって大切なものにはお金を使い、どうでもいいものは無視した

節約生活を送ってからというもの、買い物をする際には常にそれが本当に必要なのか自分に問いかける癖がついた。しかし本当に必要最低限のものしか買わずに我慢していたのかというとそんなことは決してない。ぼくは服や音楽が旅行が大好きだったので自分が生きる上で欠かせないもの、大切だと感じたものにはある程度高額でも惜しみなくお金を使った。重要なのは節約生活を送っていると自分にとって必要なものと自分にとってどうでもいいものとの区別が、以前よりもより鮮明に浮かび上がってくるということだ。

ぼくたちは人間社会に生きているとさまざまな宣伝や広告に晒される。英語が喋れないといけないとか、脱毛しなければいけないとか、ハゲていてはいけないとか、太っていてはいけないとか、背が低くてはいけないとか、包茎であってはいけないとか、とにかくさまざまな嘘か本当かもわからないような欠乏感の植え付けに悩まされることになる。しかしそのような雑音をすべて間に受けて対策を講じていけば、いくらお金があっても足りないのではないだろうか。

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大切なのは他人がどう思うかではなく、自分がどう思うかどうかだ。自分の心の声を純粋に聞き取れる受容体を持ち、自分にとって何が必要なのかその直感の声を聞き取ることができたなら、ぼくたちは意味のない他人の植え付けや洗脳に惑わされることはないだろう。そして自分にとって本当に必要なものだけを素直に選び取り、人生を突き進んでいけるに違いない。

節約はまさに、自分の直感の声を聞き取る能力を育てるのに大いに役立つ。節約とはこの世界を自分にとって重要な要素とそうではないどうでもいい要素に振り分け、自分にとって重要な要素の方になるべくお金を使い、自分にとってどうでもいい要素はなるべく無視して関わらないように生きていくという聡明な生き方だ。他人や世間や広告がいくらあなたのスネ毛をキモいと言おうとも、あなたにとってそのスネ毛がふさわしく素晴らしいものであると感じるならば、あなたはあなたのスネ毛を脱毛する必要なんてないのだ。そんな馬鹿馬鹿しいことにお金を使うならば、あなたが本当に心から必要だと感じることにお金を惜しみなく使う方が、はるかに価値のある生き方を実現できるだろう。節約とは自分自身の本当の姿を映し出し、自分自身の真の価値観を見抜くことを助ける鏡面なのだ。

世間では楽しいと言われているお酒やタバコも、ぼくにとっては何の価値もなかったので近づかないことでかなりの節約をできたに違いない。また心から望むことのない飲み会やどうでもいい人との人付き合いもなるべく避けることで、余計なお金と時間の無駄を省くことができた。ある程度の社会生活を営める範囲なら自分にとって必要のないものになるべく関わらないことで、節約しつつも豊かな人生の時間を取り戻せるチャンスに恵まれるだろう。

 

 

・たとえ収入が2倍に増えても生活レベルを全く上げなかった

医師1〜2年目の初期研修医の時代を終えて医師3年目に入ると給料が2倍に上がったが、ぼくは生活の質を上げることなくこれまでと全く同じような節約生活を継続した。その結果一律10万円だった貯金に増額した分の給料がそのまま加算され、1ヶ月に40万円ほど貯金できるようになった。その結果として3年で600万円以上貯金することができたので、医師としての労働を中断しやっと世界一周の旅に出ることができたのだった。

たとえ収入が上がったとしても自分が幸せに生きられる生活スタイルを既に確立していれば、収入につられて生活レベルを上げなくても十分満たされた暮らしができるので、増えた収入はそのまま全て貯金に回すことができた。収入が上がっても生活レベルを変えることなく幸せに暮らすことが可能であれば、貯金スピードはみるみるうちに加速し、目標金額に達成する期間を早めることができる。充実した節約生活の中で、自分にとって必要なものは何かをきちんと見つめている人々にとっては、収入が増えてもそのままの生活レベルを保ち続けることは全く苦にはならないだろう。

 

 

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