医師はバイトだけでも食べていける!!!!!
フリーランス医師はここに実在する!インターネットの普及がスポットバイトのみの医師の自由な働き方を実現させた
・病院にも組織にも属さない「フリーランス医師」としての働き方
・フリーランス医師はここに実在する!ぼくが自分でも知らない間にフリーランスになっていた話
・フリーランス医師が仕事を手に入れる方法とは?インターネットの普及がスポットバイトのみの医師の自由な働き方を実現させた
・フリーランス医師の給料の詳細を具体的に徹底解説!
・フリーランス医師の未来予想図
目次
・病院にも組織にも属さない「フリーランス医師」としての働き方
医師という職業の働き方で一般的に思い浮かぶ例としては、大学病院の医局に所属したり市中病院で働く勤務医や、開業して自分の病院を持っている開業医が挙げられるだろう。もう少し詳しく説明するならば企業に勤める産業医や、製薬会社所属する医師としての働き方もあるだろう。しかしどの病院にも組織にも属さずにスポットバイトや非常勤勤務のみで医師として自由に労働するという働き方も、世の中には存在する。そのようなスタイルの働き方は「フリーランス」と呼ばれているようだ。しかしどこの病院にも組織にも属さずに、医師として働くなんて果たして本当に可能なのだろうか。
・フリーランス医師はここに実在する!ぼくが自分でも知らない間にフリーランスになっていた話
何を隠そうぼく自身も、現在はコロナワクチンのスポットバイトだけで生計を立てているフリーランスの医師だ。最初はぼくも「フリーランスの医師」というものが存在することすら全く知らなかったが、医師になって3年間病院で勤務医として働き、その貯金で世界一周+日本一周の旅に出て、日本一周の旅が終わった頃にちょうどコロナワクチン接種がたまたま始まったので医師として協力してみたところ、ものすごく楽しくてハマってしまい、それ以来日本全国を転々として旅するように働くフリーランスの医師になってしまった。フリーランス医師の存在すら知らなかったのにたまたま自分がフリーランス医師になってしまうなんて、何とも数奇な運命を辿っているものだと感じる。
・フリーランス医師が仕事を手に入れる方法とは?インターネットの普及がスポットバイトのみの医師の自由な働き方を実現させた
しかしどこの病院にも組織にも属さずに、医師が自力で仕事を手に入れることなんて可能なのだろうか。医師の仕事というものは病院から与えられたり医局から貰い受けたりするものという伝統的で古典的な考えがあるので、そのように疑問に思ってしまうのも無理はない。しかし結論から言えば、フリーランスの医師が自分自身で仕事を手に入れることは問題なく可能だ。なぜならインターネットの普及とともにオンライン上には数多くの医師派遣サイトが誕生し、その医師派遣サイトを通せばいつでもどこでも日本全国各地のスポットバイトが選びたい放題だからだ。(ただし医師がスポットバイトをするためには初期研修医2年間を修了している必要があるので、実際には3年目の医師からバイトが可能となる。)
オンライン上の医師派遣サイトを駆使すれば今日は大阪でバイトして、明日は東京でバイトして、その次は北海道でバイトしてなんていう自由に旅するような働き方も実現可能だ。実際にぼくも医師派遣サイトを通して大阪、京都、兵庫、奈良、広島、東京、千葉、群馬、静岡、果てには北海道など、日本全国さまざまな場所でコロナワクチンバイトを経験してきた。その中でも東京の案件は非常に多く、今まで知らなかった東京の一面を色々と見られて、コロナワクチンバイトはまるで東京を深める旅であるように感じた。
オンライン上にはさまざまな医師派遣サイトが乱立しており、どれが使えてどれが使いものにならないか分かりにくいが、以下の記事ではぼくが実際に使った医師派遣サイトの中でかなり使えると感じたサイトだけをまとめた。
・フリーランス医師の給料の詳細を具体的に徹底解説!
しかし医師という職業は本当にバイトだけで食べていけるのだろうか。たかがバイトなんかで十分なお金を得ることはできるのだろうか。せっかく医師になったのにバイトだけしているなんてもったいない、きっと病院に勤めた方が高いお給料をもらえるに違いないというのはよくある勘違いだが、実は医師のバイトの日給は、病院勤めの日給なんかとは比べものにならないほど高額だった。コロナワクチンバイトの一般的な日給は10万円以上、多い日には1日20万円もらえるということも珍しくはなかった。時給で言えば最低ラインでも15000円ほど、平均的には時給17500円ほどで、運がいいと時給20000円の案件を手に入れることができた。
勤務医や開業医が多い中で平日にコロナワクチンバイトができる医師は非常に少ないので、完全フリーのぼくは全ての日程でコロナワクチンバイトの予定を入れ、ほとんど休みなしで勤務を続けた。そのような状態で働き続けていればフリーランスの医師が決して食いっぱぐれることがないのは明白だろう。というか週に1回コロナワクチンバイトで働くだけで月に40万円以上稼ぐことができるという現状を考えれば、フリーランスの医師ほどコストパフォーマンスに優れた働き方はそうそうないのではないだろうか。
・フリーランス医師の未来予想図
しかしコロナワクチンバイトなんて今の時代限定の特別な高額優良案件だ、コロナの時代が去ってしまえばフリーランス医師は食っていけなくなるのではないかという意見も飛んできそうだが、何も医師のバイトはコロナワクチンバイトだけには限らない。ぼくはコロナワクチンバイトが最もコスパがいいので今はコロナワクチンバイトしかしていないが、病院に勤めていたときは時給1万円の内科外来のバイトをしていたし、コロナワクチンバイトに条件は劣るものの医師派遣サイトには他にも健康診断や美容や脱毛のバイトも溢れているので現状では仕事に困ることはなさそうだ。
これから先若手の医師たちが病院や大学で勤務医として働くというコスパの悪さに徐々に気づき始め、フリーランスの医師が増加し医師の働き方も多様化していくことが予想される。そのような未来が実際に訪れれば需要と供給のバランスが乱れ、医師の供給の増加に伴って医師のバイト代が下がる可能性も否定できない。これからフリーランス医師にはどのような運命が待ち構えているのか、それは神のみぞ知るところだが、どのような状況に陥ったとしても瞬時に変化を受け入れ、今の環境に適応しつつ上手く生き延びていくための高度な柔軟性を身につけておくことが重要だ。ぼくはコロナワクチンバイトで手に入れたお金を使って再び世界一周の旅に出ようとしているのでもはや医師の世界がどのように変化するのか知ったことではないが、また将来医師として働き始めることがあった場合にはどのような新しい世界へ飛び込めるのか楽しみで仕方がない。
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