1年間使ってきたm3の成約率は驚愕の〇〇パーセントだった!!!!!
低過ぎ?!フリーランス医師がm3のワクチンバイトの成約率を具体的に計算してみた
・m3のデメリットは、応募してもなかなか案件が確定しないこと
・m3スポットバイトが確定するか落とされるかの判断基準は一体何か
・フリーランス医師がm3のコロナワクチンバイトの成約率を具体的に計算してみた
・m3を使って初めてスポットバイトでアマゾンに行ったあの日をぼくは忘れない
・医師のm3スポットバイト成約率の計算結果を募集中!
目次
・m3のデメリットは、応募してもなかなか案件が確定しないこと
ぼくは今どこの病院にも組織にも属さないフリーランスの医師として、コロナワクチンのスポットバイトのみをしながら生計を立てている。バイト医がスポットバイトの案件を効率よく手に入れるためには、医師派遣サイトの存在が欠かせない。オンライン上に医師派遣サイトは数多くあれど、その中でもぼくが最も多用しているのはMRTとm3というサイトだ。
MRTはコロナワクチンバイトを応募すればほぼ100%の確率で案件が確定するという他にはない素晴らしいメリットがある。応募すればほぼ必ず受かるという恩恵は凄まじく、具体的な予定も立てやすいし他の人よりも早く応募するという”自分の力次第”で案件が確定されるという側面があるので、ぼくは医師派遣サイトではMRTを最も多用している。MRTは高額優良案件が多く揃っている点も魅力的だ。
MRTと同じくらい高額案件が多いのが、m3だ。高額案件という点から言えば、MRTよりm3の方が多いかもしれない。しかしm3には致命的な欠点がある。それは応募してもなかなか確定されないことだ。いくら高額優良案件がたくさん並んでいたところで、それを確定できなければ医師にとっては何のメリットもありはしない。m3は応募しても応募しても、ほとんど確定されない。むしろ確定されることの方が珍しく、m3で確定されると驚いてしまうほどだ。一体なぜ、m3の医師スポットバイトは応募しても応募しても落とされてしまうのだろうか。
・m3スポットバイトが確定するか落とされるかの判断基準は一体何か
m3の医師スポットバイトが当たるか外れるか、受かるか落とされるかの判断基準は、全くもって謎のままである。あまりにもよく落とされるので最初は自分自身の経歴に問題があるのではないかと疑った。ぼくは医師として3年間働いて貯金した後で、ずっと行かなければならないと感じていた世界一周の旅に出たのでそれ以来全く労働していなかった。世界一周を2年間続けたところで新型コロナウイルスの脅威が猛威を奮ったので、もはや海外に出られなくなり路線変更して車中泊で日本一周の旅に1年間出かけた。すなわち合計3年間も無職の期間があったのだから、それで警戒されてm3で落とされまくるのではないかと予想したのだ。
しかしそれは全くの杞憂であることが、他のバイト医と話していてよくわかった。m3はどんな経歴を持った医者であろうとも、きちんと病院で継続的に常勤していたり一般的な職歴として何の問題もなさそうな人であっても、差別なく落としまくっているようだった。どんなにしっかりした経歴の立派な医者であろうとm3では落とされまくっていたので、もはやm3は医者を落とすのが単なる趣味なのではないかと疑わしく思ってしまうほどだった。早い者勝ちという話もあるが、どうもそのような気配も感じられない。m3はただ理由もなく、何の意味も経緯もなく、無差別に医者を落としまくっているだけではないだろうか。逆にm3で案件が当たった時には、たまたまラッキーだったと自分の運のよさを祝福するくらいの心構えが丁度いいだろう。
m3でたくさん落とされたからと言って凹んでいる医者がたまにいるが、ぼくはそんな先生に対しては「m3はどんな医者に対しても理由なく無差別で落としまくっているのだから何も気にすることはない、m3で落とされたことを思い悩むのは大切な人生の時間の無駄だし、m3で落とされた理由を真剣に考えるのも全く無意味な行為だ。」とアドバイスしている。実際このアドバイスは的を得ているのではないかと我ながら感じている。
・フリーランス医師がm3のコロナワクチンバイトの成約率を具体的に計算してみた
では実際m3はどれくらいの確率でスポットバイトの募集が確定し、どれくらいの確率で落とされるのだろうか。その答えはすなわち、m3はコロナワクチンバイトのサイトとしてどれくらい使えるのかという医師の間での評価へと繋がっていくだろう。ぼくが最初にm3でワクチンバイトを応募したのは2021年7月だったので、ほぼ丸々1年間m3を使ってきたことになる。ぼくはこの1年間労働としてコロナワクチンバイトにのみ専念してきたので、その間に数々のm3スポットバイト案件に申し込んできた。その結果として計算し導き出された「m3の成約率=確定した案件の数/応募した案件の数」は、とある医師の一例であろうと価値ある役立つ情報ではないかと思われたので、ここに計算する。
上の画像はぼくのm3のメッセージボード。「勤務終了しました」が受かった案件、「ご勤務が成立しませんでした」が落ちた案件を示している。「勤務終了しました」の数と「ご勤務が成立しませんでした」の数を地道に数え、m3における成約率を計算する。
結果としては
「勤務終了しました」=案件が確定した数=26
「ご勤務が成立しませんでした」=案件が落とされた数=78
だった。すなわち
m3の成約率=案件が確定した数/応募した数=26/(26+78)=26/104=0.25
なんとぼくの場合のm3の成約率は、丁度25%となった!これを多いと少ないと取るかは読む人次第だが、成約率ほぼ100%のMRTはもとより、民間医局やメディカル・コンシェルジュなどぼくが登録している医師派遣サイトの中では最も低い成約率ではないかと思われた。しかしm3には他にはない高額案件が大量に出るという傾向もあるので、数打ちゃ当たるの精神で案件を狙いに行くのも十分有効な手立てかもしれない。
・m3を使って初めてスポットバイトでアマゾンに行ったあの日をぼくは忘れない
このようにメッセージボードを見ながら自分のm3を使ってコロナワクチンバイトをした歴史を振り返ってみると、何とも言えない感慨深いものがあった。ほぼ1年前の2021年7月14日に、ぼくは初めてm3を利用して大阪市案件以外のコロナワクチンバイトに出かけた。行き先はアマゾンの職域接種で、時給は25000円×8時間とかなり高いものの記載された予定接種者人数は200人とこれまでに大阪市で診たこともないほどの大量の人数だったので、初めての医師派遣サイトを利用したスポットバイトだったこともあり、こなせるかどうか不安でかなり緊張しながら向かったことが思い出される。しかし結果は問診した人数は8時間でたったの8人!拍子抜けしたというよりも、むしろ暇すぎてこの余った時間をどのように過ごせばいいのかわからないことが一番困った。そして8時間で8人問診するという、ほぼ労働をしないという状態で日給20万円をもらえるという事実に、医師免許の強さを思い知ったのだった。
あれから早1年が経ち、新たな旅の資金を効率よく貯めようという軽い気持ちで始めたコロナワクチンバイトだったのに、その魅力にすっかりハマってしまい、今となっては医師派遣サイトを日々自由に使いこなし毎日無休でコロナワクチンバイトに精を出すようになるなんて、一体誰が予想できただろうか。時間が経つにつれて徐々に時給も低くなる傾向にあるコロナワクチンバイトだが、一番よかった時期にたまたま旅人だったため全ての日程が空いており毎日思い通りにコロナワクチンバイトができたことは、資産形成という観点から言えば幸運や強運以外の何ものでもないだろう。
もはや生業となりすっかり慣れきってしまったコロナワクチンバイトだが、初めてm3に応募して案件が確定し、少しの嬉しさと大きな緊張の中でアマゾンに向かったあの初心と純粋で清らかな気持ちをいつまでも忘れずにいたいと思う。
・医師のm3スポットバイト成約率の計算結果を募集中!
これを読んだ医師の皆様はお時間があれば、ご自身のm3成約率が何%だったか計算してみてぜひコメントで教えてください!みんなで共有してどれくらいの成約率が平均なのか、人によってバラつきがあるのかなど導き出せたら今後も役立ちそうですよね!よろしくお願いいたします。
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