本当にお猿が気持ちよさそうに温泉に入ってる!!!!!
温泉に入るお猿がマジで気持ちよさそう!長野県の秘境「地獄谷野猿公苑」でお猿が入浴したタイミングを徹底解説
・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
・世界で唯一!温泉に入るお猿が見られる「地獄谷野猿公苑」へ行こう!
・「地獄谷野猿公苑」は長野県の秘境中の秘境にあった!
・お猿の温泉が見られるかは運次第だけれど「地獄谷野猿公苑」の入場料は800円!
・衝撃!お猿は全然温泉に入っていなかった
・大量のお猿が温泉に入る始めたのは係員の餌まきがきっかけだった!
・日本人も日本猿も温泉が大好きという微笑ましさ
・お猿が温泉に入る気持ちよさそうな様子をYouTube動画で!
・「地獄谷野猿公苑」でお猿の温泉を見る方法まとめ
・長野の秘境の秋の風景と、大迫力の「渋の地獄谷噴泉」
目次
- ・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
- ・世界で唯一!温泉に入るお猿が見られる「地獄谷野猿公苑」へ行こう!
- ・「地獄谷野猿公苑」は長野県の秘境中の秘境にあった!
- ・お猿の温泉が見られるかは運次第だけれど「地獄谷野猿公苑」の入場料は800円!
- ・衝撃!お猿は全然温泉に入っていなかった
- ・大量のお猿が温泉に入る始めたのは係員の餌まきがきっかけだった!
- ・日本人も日本猿も温泉が大好きという微笑ましさ
- ・お猿が温泉に入る気持ちよさそうな様子をYouTube動画で!
- ・「地獄谷野猿公苑」でお猿の温泉を見る方法まとめ
- ・長野の秘境の秋の風景と、大迫力の「渋の地獄谷噴泉」
- ・その他日本各地の野湯/秘湯の記事一覧はこちら!
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・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
こんにちは!世界一周+日本一周の旅を続けている水色です。
ぼくは今までの人生で日本海沿いの地域をほとんど旅したことがなかったので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国にも行けず旅人としてはこのまま日本を深めるしかないという絶好の機会に、日本海沿いを北上する車中泊の旅を決行した!
岡山県、広島県、山口県、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県、熊本県、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府、福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県、秋田県、青森県、フェリーに車ごと乗り込んで北海道函館まで渡り、そのまま北海道の最北の離島、礼文島の澄海岬を「日本海沿いを北上する旅」の最終目的地とした。
そのまま北海道をぐるっと一周し、再びフェリーに乗って青森県へ!青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、山梨県、静岡県と「太平洋沿いを南下する旅」を完遂した。
結果的にぼくは7月〜11月までの間ほぼ4ヶ月かけて「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅を達成したことになる。この旅ブログ「ミズイロノタビ」では、あまりに感動的で素晴らしすぎた日本一周の旅の一部始終を公開しようと思う。
・世界で唯一!温泉に入るお猿が見られる「地獄谷野猿公苑」へ行こう!
「太平洋沿いを南下する旅」の途中、群馬県の旅を終えて長野県に突入した。人生の中で長野県にはスノボをしに来たり友達に会いに来たり家族旅行をしに来たりして、意外と訪れる機会も多かったが、長野県ってあまりに面積が広大で文化も奥深そうだったので、何度訪れても全然長野県を知っているような気分にはなれなかった。今回は初めて自分の車で長野県を訪れたので、今までとは違って自由気ままに好きなところへ移動できるので、長野県を可能な限り深めることができる人生で唯一の機会ではないかと感じていた。
長野県は広大すぎて多種多様な観光地も数多く点在しているが、その中でも外国人に衝撃を与えて大人気なのが、お猿さんが温泉に入る姿が見られるという「地獄谷野猿公苑」だ。外国人にとってお猿さんが人間のように温泉に入るというのはものすごく意外で面白いらしい。世界で温泉に入るお猿さんを見られるのはここだけで、しかもほとんど冬の寒い時期にしか見られないという。しかも冬に行ったからと言って必ず温泉に入っている姿を見られるわけでもないらしい。
かく言う日本人のぼくも実際に温泉に入るお猿さんの姿をこの目で見たことはなく、たまたま11月の寒い時期に長野県を訪れたのも運命も巡り合わせと感じ、せっかくの機会なので「地獄谷野猿公苑」を訪れてみることにした。
・「地獄谷野猿公苑」は長野県の秘境中の秘境にあった!
「地獄谷野猿公苑」はぼくが宿泊していた長野県渋温泉の近くの山奥にあった。もっと開けた場所にある動物園みたいなところかと思っていたが本物の秘境であり、どうやら飼い慣らされたお猿さんじゃなく本物の野生のお猿さんが自然と温泉に入っているようだった。「地獄谷野猿公苑」までの道のりは狭路が続き、運転が苦手な人は要注意だと感じた。狭い道路を走り抜けてやっとの思いで「地獄谷野猿公苑」へとたどり着くと、なんと有料駐車場が待っていたのでうんざりした。しかしここに停めないとせっかくのお猿さんに出会うことができないので、大人しく500円を支払って先へ進む。
駐車場から「地獄谷野猿公苑」までは普通に近いのだろうと予想していたが意外と結構遠く、軽い山登りをするような感じで足を進めていった。長野の秘境の美しい秋の風景を眺めるだけで心癒される思いだったが、足の不自由な人にとってはなかなか大変な道のりだろう。温泉に入るお猿さんを見つけるには、ちょっとくらい苦労して山登りしなければならないようだ。
ぼくがお猿の温泉を目指してえっちらおっちら歩いていると、すれ違った男性が「今お猿が温泉に集まっているよ!早く行かないとお山へ帰ってしまうかもしれないから急いだようがいいよ!」と教えてくれた。なんとお猿はいつも温泉周辺にいるわけではなく、野生のお猿なのていつでもお山へ帰ってしまう可能性があるという!そんなこと知らなかった!いつでも温泉に入る姿が見られるように温泉に留まらせるた目の人工の囲いでも設置してくれているのかと思いきや、どうやら全然そんな様子ではなく、本当にただの野生のお猿が自然と温泉に入るのを待つしかないようだった。まさに温泉に入るお猿を見られるかどうかは、運次第だと言えそうだ。今はお猿が温泉周囲に集まっているということだったので先を急いだ。
・お猿の温泉が見られるかは運次第だけれど「地獄谷野猿公苑」の入場料は800円!
駐車場代500円も支払ったのに、今度は「地獄谷野猿公苑」の入場料800円が待っていた。高い!800円払って絶対にお猿が温泉に入れる様子を見られるのならば全く文句はないが、見られるか見られないか全くわからない運次第のような状況で800円も支払わねけければならないなんてなんだか理不尽に感じた。しかしそんなこと言ってる暇はないので800円払って先へ進む!800円払ってよかったか損だったか、全てはお猿が温泉に入りたい気分になってくれるかどうかにかかっているのだ。全てはお猿次第!!!
・衝撃!お猿は全然温泉に入っていなかった
お猿が入るという温泉は、すぐに目の前に現れた。しかしお猿が割と少ない!しかも温泉に入っているお猿は皆無だった!みんなもう温泉に飽きてお山へ帰ってしまったのだろうか。温泉の周辺にお猿はいることはいるが、みんな温泉に入浴しようとするそぶりを見せることもなく、ただただ温泉の縁で休んでいるだけだった。たまに温泉のお湯を美味しそうに飲んでいるお猿を見かけるが、ぼくが見たいのはそんなお猿の姿じゃない!
温泉のすぐ横にはお猿の登りやすそうな岩山があり、みんな温泉というよりもそちらの岩山の方で遊部のを楽しんでいるようだった。もはやお猿は温泉に興味なし!せっかく800円も払ってこんな長野県の秘境までわざわざやって来たのに、名物のお猿の温泉を見られないままで帰らなければならなくなってしまうのだろうか。
・大量のお猿が温泉に入る始めたのは係員の餌まきがきっかけだった!
転機は突然に訪れた。なんと見張りの係員が、いきなり餌をばら撒き始めたのだ!それも岩山の方ばかりではなく、温泉の方に重点的に餌を投げている。するとどこに隠れていたのか、どこから現れたのか全くわからないほどの大量の日本猿が一目散に温泉周辺に集まり始めた!もはやお猿だらけ!山から戻ってきたお猿や谷から登ってきたお猿がそこらじゅうに溢れて大混乱している!可愛い赤ちゃん猿はお母さん猿に甘えたり、若く暴れん坊のお猿は喧嘩したりして大暴れしている。
やったー!これでやっと温泉に入っているお猿の写真が撮れる!感動的!と思ったのも束の間、その様子を見た周りのお猿たちが真似して次々に温泉に入浴し始めた!結果的に大量のお猿が温泉に入っている、まさに絵に描いたようなお猿の温泉の風景をこの目で焼き付けることができた。なんという幸運!今日はもう見られないと思って諦めかけていたので感動もひとしおだった。
・日本人も日本猿も温泉が大好きという微笑ましさ
面白かったのは、お猿も人間のおじさんのように温泉に入っているという事実だった。温泉に入っているお猿の顔は実に気持ちよさそうで、お風呂でのんびりくつろいでいる人間のおじさんそのものだった。やっぱり人間ってお猿から進化したんだなぁと、人間の祖先に思いを馳せずにはいられない。
またお猿さんたちの温泉におけるコミュニケーション方法も興味深かった。温泉に入っているだけでもリラックスしている様子を見せていたが、お猿さんたちが次第に毛づくろいをし始めると、さらに気持ちよさそうな極楽にいるような表情へと変わっていった。1匹のお猿がもう1匹のお猿に毛づくろいしているだけの場合もあれば、何匹ものお猿が目の前のお猿に毛づくろいをすることで毛づくろいの連鎖が起こっていることもあった。
日本人は世界でも温泉が大好きな民族だと言われているが、さらに日本に住む日本猿も世界で唯一温泉に入る様子を眺められるお猿として有名となり、さらに日本猿が温泉に入っているときのあの何とも言えない気持ちよさそうな表情は、日本人が温泉に入っている表情そのもののようにも見えた。日本という新期造山帯の大地が、人間にもお猿にも温泉という極楽体験の恵みをもたらしてくれているという事実は、日本に生まれて幸せだと実感させることを助けるだろう。
・お猿が温泉に入る気持ちよさそうな様子をYouTube動画で!
お猿が温泉に入る気持ちよさそうな様子をYouTube動画で公開したよ!随時面白い旅の動画をアップしていくから、よかったらチャンネル登録してね!
・「地獄谷野猿公苑」でお猿の温泉を見る方法まとめ
まとめると、冬の寒い時期に「地獄谷野猿公苑」に行ったからと言って必ずしも温泉に入っているお猿が見られるとは限らない。お猿は山へと戻っている場合もあるし、温泉周辺にいても全く入浴に興味を示していない場合もある。
ぼくが訪れた時にも、最初は全然お猿が温泉に入っていなかった。しかし係員の餌まきをきっかけに大量のお猿が温泉周辺に集まることとなり、その結果としてたくさんのお猿が次第に温泉へ入浴してくれた。温泉に入ったお猿はまるで極楽にいるような表情を見せ、それはまさに温泉に入って気持ちよさを感じている人間のおじさんの顔そのものだった。またお猿にしか見られない温泉における交流として、毛づくろいしている様子も見られた。
つまりぼくが見た限りでは、お猿が温泉に入っていくには係員の餌まきが重要な要素だったように思われる。ぼくが行った日の餌まきの時間はちょうどお昼の12時くらいだったが、毎日同じような時間帯に餌まきしているのかは定かではない。いずれにしてもあの餌まきがお猿を温泉へと導く非常に重要な契機となっていたので、餌まきの時間帯を考慮して「地獄谷野猿公苑」を訪れるのが最善だと思われた。
「地獄谷野猿公苑」はもちろん温泉に入るお猿が最も思い出深かったが、「地獄谷野猿公苑」へ行くまでの長野県の秋の秘境の美しい風景もとても印象的だった。
さらに驚いたのは「渋の地獄谷噴泉」という大迫力の間欠泉だった。人間とお猿だけじゃなく、動物だけではなく、日本では大地自体も壮大に生きている。
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