日本のすぐ隣にはヨーロッパがあった!!!!!
日本から一番近いヨーロッパ!ウラジオストクには美しいヨーロッパの街並みが広がっていて衝撃だった
・夜のウラジオストクの市街地へ
・夜のウラジオストクの治安は全然問題なかった
・いきなりロシアの洗礼!クレジットカードを使うと怒るロシア人
・ウラジオストクは日本のすぐ隣のヨーロッパだった
・ウラジオストク写真集
目次
・夜のウラジオストクの市街地へ
さて先日の記事の通り、無事にウラジオストク空港からロシアに入国することができた!
さらにウラジオストク空港前に止まっているバスを利用して、ウラジオストク市内中心部へとたどり着くことができた。時刻は21時!夜のウラジオストクの街を冒険して、なんとか宿に到着しなければならない!
・夜のウラジオストクの治安は全然問題なかった
ぼくがバスを下りたのはバスの終点・ウラジオストク鉄道駅の真ん前だった。何を隠そうこのウラジオストク鉄道駅から、モスクワまでのシベリア鉄道の旅を開始するのだ!しかし、その前にウラジオストクを冒険したい!ぼくはウラジオストクに5泊の宿泊の予定を入れていた。十分な時間があるので、ゆっくりとウラジオストクを見て回ることができそうだ!
夜のウラジオストク鉄道駅の前は、駅前といえどやや薄暗い。はじめてのロシアの街なので緊張が走る。果たして治安は大丈夫なのだろうか。しかし、ちょっと歩いてみたところそんなに心配するほどでもなさそうだった。ロシア人もみんな普通に夜の街の中を歩いているし、まったく危険な香りもしない。女性もひとりで歩いているくらいなので、それほど治安のよい街なのだろう。
グーグルマップを眺めながら、この旅最初の宿へと足を進める。実はこの時点では、ただシベリア鉄道の旅をするということしか決めていなかった。この時の予定としては「ロシアを1ヶ月旅すること」「シベリア鉄道に乗ること」「モスクワとかサンクトペテルブルクまで行ってそれから北極圏のムルマンスクでオーロラを見たい」くらいしか決めていなかった。
まさに未知なる旅!航空券も片道のみで、このウラジオストクまでやってきたのだ。本当に冒険しているという気分が高まってくる!これからどうなってしまうのだろう!
そんなこと考えていると、予約していた宿のVlad Marine Innに無事到着した。グーグルマップがあれば簡単にたどり着くことができた。スマートフォンという文明の利器を誰もが所持している現在において、宿にたどり着くということはまったく困難ではなくなってきている。しかし、この宿で最初のロシアの洗礼を受けた…!!!
・いきなりロシアの洗礼!クレジットカードを使うと怒るロシア人
宿の中には女性のホストが受付をしてくれた。そして支払いを要求された。1泊500ロシアルーブル、約800円くらい。安い!ロシアの物価は日本より格段に安そうだ!
ぼくはクレジットカードを取り出した。フロントの棚に、クレジットカードが使えるという証である「VISA/Master」の札が立てかけられていたので、当然使えると思ったのだ。しかしホストは、今はクレジットカードは使えないという。
「え?今は使えないってどういうこと?じゃあ明日は使えるの?」と聞くと、明日は使えるという。「じゃあ明日払ってもいいですか?」と尋ねる。こちらとしてもなるべく現金なんて使わないで、楽天カードを使ってポイントを貯めたいのだ!貯まるのが少額のポイントだろうが、塵も積もれば山となるので、この旅でどれほどのポイントが貯まるかわからないので、なるべくクレジットカードを使おうと心がけていた。これは旅をしているからこのようにしているわけではなく、普段の日常生活から心がけていることだった
すると女性のホストいきなり怒り出した!「なんでそんなに現金使いたくないの?!もういいわよ!クレジットカードを使いなさいよ!」と言って、怒りながらクレジットカードで決算してくれた。
いやできるやん!!!クレジットカード使えるやん!!!ぼくは心からそうツッコミたかったが。女性が怒っているのでやめた。彼女としてはクレジットカード決算は好ましくない状況だったようだ。しかし、「VISA/Master」の立て札をフロントデスクに掲げている以上、こちらにもクレジットカードを使う権利はあるし、そこは譲らないできちんと使うことを主張した。こっちだって大変なのだ。旅をするということは、お金が減っていく一方なのだ。どんなに小さな事でも倹約していかなければならない。
それにしても、ロシア人は怒ったような顔をしているとはよく噂に聞いていたが、まさか一発目からこんなに本気で怒られるとは思わなかった。しかも、宿の人がお客にいきなり怒るなんて、日本はおろかその他の異国でもちょっとお目にかかれない光景である。しかし、彼女はそのあとすぐに機嫌を直し、きちんと対応してくれていたので全然嫌な印象は受けなかった。むしろきちんと自分の感情を表現することができる人としてよい印象を持った。
・ウラジオストクは日本のすぐ隣のヨーロッパだった
次の日の朝、早速起きてウラジオストクの散策に出かけた。するとそこには驚愕の風景が広がっていた!まさにヨーロッパの街並みだ!どこからどう見ても美しいヨーロッパの風流な街並みが、ウラジオストクには広がっていた!
ウラジオストクとは、地理的には「東アジア」だ。すぐ隣は北朝鮮、すぐ隣は中国、すぐ隣は海を隔てて日本。グーグルマップを開いてみても、ウラジオストクと日本はすぐ隣にあるのだ。それなのになんだろうこのヨーロッパ感!東アジアという地域は奥深いと改めて感じざるを得なかった。東アジアの中には、まぎれもないヨーロッパがあるのだ!
しかも航空券は1万円台で、韓国経由だと4時間くらいで訪れることができるのだ!日本からヨーロッパは遠い場所だと思っていたが、ちょっとの休暇と、ちょっとのお金があれば、ヨーロッパの街並みまでひとっ飛びで行けるという事実は本当に驚きである。しかも物価も安いと来ている。ウラジオストクだけの短期間の旅行なら、ロシアビザが要らないという制度もあるようだ。
ここからは、ウラジオストクの魅力をさがす旅に出発する。短期間、低予算で簡単に行けるヨーロッパの街並みというだけで十分に魅力的だが、この街にはそれ以上の魅力が潜んでいるように思えてならない。きっと日本や、その他の近場の東アジアの国々では体験できないような面白い世界が待っているという予感がするのだ。
ぼくは手始めに、北朝鮮レストランへ行くことにした。
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