ブルーモスクとピンクモスクどっちがいい?クアラルンプールの2大イスラムモスクを徹底比較してみた
・ぼくのマレー半島を南下する旅
・ブルーモスクとピンクモスクを1日で回ろう!
・青好きな人はブルーモスクが、ピンク好きな人はピンクモスクがおすすめ
・ピンクモスクは内部自由見学可能、ブルーモスクはツアー参加が必須だった
・ブルーモスクもピンクモスクも服装の注意点は同じ
・ピンクモスクの周辺には観光スポットがいっぱい
・ブルーモスクとピンクモスクの比較まとめ
目次
・ぼくのマレー半島を南下する旅
ぼくはマレー半島を南下する旅の中で、ピンクガネーシャを参拝したタイの首都バンコク、バイクで秘境寺院や秘湯を巡った北部の街チェンマイ、ホワイトテンプルやブルーテンプル、ブラックハウスとカラフルな旅ができた北部の街チェンライ、大自然あふれる秘島・ヤオヤイ島のリゾートを楽しんだ南部のプーケットを経て、次なる国マレーシアに入国した。
まずは世界遺産のペナン島を観光し、次に首都のクアラルンプールに移動。クアラルンプールでは一緒に旅をしている哲ちゃんの友達の中華系マレーシア人のお家に泊めてもらうことができ、ご飯に連れていってくれたり、クアラルンプールの街を案内してくれたりと、何から何までお世話になった。
・ブルーモスクとピンクモスクを1日で回ろう!
この日もぼく+台湾人の哲ちゃん+中華系マレーシア人の夫婦(レイジーとキャリー)+その親友(リミ)でお出かけし、クアラルンプールを案内してくれた。レイジーが車を出してくれ、ぼくのリクエストで1日かけてクアラルンプールのブルーモスク+ピンクモスクを一気に観光できることに!
この2つのブルーモスクとピンクモスクはそれぞれかなり距離が離れているので、公共交通機関で1日だけで両方行くのはかなり困難を極めると言われているが、現地に住んでいる人に連れて行ってもらうとこんなにも気軽に2つとも行けてしまうのかと思うと、どんなに感謝してもし切れない思いだった。今回の記事ではぼくの経験を元にしてブルーモスクとピンクモスクを徹底比較し、どちらか一方しか行かない人の選択の手助けとなれば幸いである。
・青好きな人はブルーモスクが、ピンク好きな人はピンクモスクがおすすめ
まず名前の通りだが、ブルーモスクはその名の通り青色と白色が基調となっており、内部も外部も様々な青色と白色の組み合わせがクールでとても美しかった。同様にピンクモスクはピンクが基調になっており、目立つようなピンクというよりは淡く可愛らしい感じのピンク色で、内部も外部も神秘であるのに加えて非常に可愛らしいメルヘンチックな雰囲気となっていた。ちなみにこの淡いピンク色は、モスク建築に使われている花崗岩の色彩だという。
つまり内部も外部も、ブルーモスクは青の世界を堪能でき、ピンクモスクはピンク色の世界に魅了されことになるので、単純に考えて結局は青色が好きな人はブルーモスク、ピンク色が好きな人はピンクモスクに行くのがおすすめだ。しかしこの2つは周囲の環境や見学方法についてかなりの違いがあるので、次はそのことについて解説したい。
・ピンクモスクは内部自由見学可能、ブルーモスクはツアー参加が必須だった
まずピンクモスクは日本でお寺参りをするような感覚で、外部も内部も自由に見学することができた。誰に邪魔されることもなく好きなだけ内部を鑑賞したり写真撮影したりできるので、ゆったりとピンクモスクの素敵な世界に浸ることができる。
一方ブルーモスクに関しては外部は見学自由なのだが、内部は係の人による無料ツアーに参加しないといけないので注意が必要だ。その係の人は現地のマレーシア人であり、当然日本語を話すことはできないので英語でツアーに参加することになる。英語が苦手な人でも特に質問などしなければ問題なく無料ツアーに参加できるだろう。内部では団体行動となっており、自分だけひとり別の場所に行ったり勝手に自由行動することは許されないので、少々窮屈さを感じるかもしれない。ブルーモスクはマレーシア最大のモスクであり、その内部はかなり広く、内部無料ツアーでは次々に別の場所に移動することになるので、二度と同じ場所には戻って来られないという気持ちで、撮りたい写真はすぐにその場で撮るのがいいだろう。
・ブルーモスクもピンクモスクも服装の注意点は同じ
ブルーモスクもピンクモスクも、入場料は無料で安心。
内部に入るときの服装はイスラム教の教えにしたがった格好となるので注意が必要だ。具体的には男性は半袖、長ズボンならOK、女性は上下肌を隠し、髪はヒジャブというスカーフで覆い隠す必要がある。服装に関してはブルーモスクでもピンクモスクでも、イスラムモスク参拝に適した格好になれるローブを無料で貸し出してくれるので、それを借りることで対応可能だ。ブルーモスクでは青いローブを、ピンクモスクでは赤いローブをそれぞれ貸し出してくれるので、その不思議な格好のままで写真を撮るとマレーシア独特のいい思い出になるかもしれない。
・ピンクモスクの周辺には観光スポットがいっぱい
ブルーモスクの周囲には何もなく、観光できるのはブルーモスクだけだった。
一方でピンクモスクを出てすぐ目の前には、立派なイスラム宮殿のようなイスラム建築があった。何とこれはマレーシアの首相官邸のようで、ピンクモスクのついでに素晴らしい建築物を鑑賞できて満足度が高かった。ピンクモスクのすぐ前はプトラ・スクエアという広場になっており、ピンクモスクと首相官邸と同時に写真撮影ができるフォトジェニックスポットになっていた。
ピンクモスクはプトラジャヤ湖のほとりに建っており、場所によっては湖に浮かぶような神秘的なピンクモスクを撮影することもできた。湖の対岸のプトラジャヤ・ウォーター・セーフティ・パークという公園から湖に浮かぶピンクモスクを撮影したのは、今回の観光のいい思い出だ。
・ブルーモスクとピンクモスクの比較まとめ
ブルーモスク | ピンクモスク | |
色彩 | 青と白 | 淡いピンク |
入場料 | 無料 | 無料 |
内部見学 | 無料ツアーに絶対参加 | 自由見学可能 |
服装 | 青いローブ無料貸出あり | 赤いローブ無料貸出あり |
周囲 | 何もない | 首相官邸や広場、湖あり |
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