北海道に水に浮かんでは消える幻の橋があるらしい!!!!!
グーグルマップだと通行止め!北海道の幻の橋「タウシュベツ川橋梁」は9月でも丸々全部確認できた
・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
・北海道の沈んでは出現する幻の橋「タウシュベツ川橋梁」を目指そう!
・「タウシュベツ川橋梁」の設定でグーグルマップを使っても、通行止めでたどり着けなかった
・9月のタウシュベツ川橋梁は、展望台から丸々全身の姿を確認できた
目次
・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
こんにちは!世界一周+日本一周の旅を続けている水色です。
ぼくは今までの人生で日本海沿いの地域をほとんど旅したことがなかったので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国にも行けず旅人としてはこのまま日本を深めるしかないという絶好の機会に、日本海沿いを北上する車中泊の旅を決行した!
岡山県、広島県、山口県、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県、熊本県、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府、福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県、秋田県、青森県、フェリーに車ごと乗り込んで北海道函館まで渡り、そのまま北海道の最北の離島、礼文島の澄海岬を「日本海沿いを北上する旅」の最終目的地とした。
そのまま北海道をぐるっと一周し、再びフェリーに乗って青森県へ!青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、山梨県、静岡県と「太平洋沿いを南下する旅」を完遂した。
結果的にぼくは7月〜11月までの間ほぼ4ヶ月かけて「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅を達成したことになる。この旅ブログ「ミズイロノタビ」では、あまりに感動的で素晴らしすぎた日本一周の旅の一部始終を公開しようと思う。
・北海道の沈んでは出現する幻の橋「タウシュベツ川橋梁」を目指そう!
「日本海沿いを北上する旅」の中で、本州の青森県から北海道の函館までフェリーで車ごと移動した。ついにマイカーで北海道一周車中泊の冒険の始まりだ!函館、札幌、富良野と順調に北海道らしい絶景や食べ物を楽しんだ後、次は幻の橋と言われる「タウシュベツ川橋梁」を眺めたくて車を走らせた。https://lightbluefashionista.com/farmtomita
タウシュベツ川橋梁は、北海道上士幌町の糠平湖に架かっている旧国鉄士幌線の糠平・幌加間に設立されたコンクリート製アーチ橋。1937年に建設され、全長は130mある。1955円、糠平ダムの完成にともない、糠平湖周辺が新しい線路に敷き替えられたことにより使われなくなった。それから現在まで糠平湖の水位の変動により見え隠れすることから「幻の橋」と呼ばれている。例年6月ごろから沈み始め、10月頃には完全に水没し、再び現れるのは1月頃となる。
・「タウシュベツ川橋梁」の設定でグーグルマップを使っても、通行止めでたどり着けなかった
ぼくがタウシュベツ川橋梁を訪れようとしたのは9月3日だった。10月には完全に沈むと書いているが、果たして見ることはできるのだろうか。見られたとしてもどんな感じなのだろか。何もわからないままで、とにかくグーグルマップを頼りとしてタウシュベツ川橋梁へと向かった。
北海道の土地勘がないので全くわからなかったが、タウシュベツ川橋梁は北海道の中でも周囲に何もない秘境のような場所にあるようだった。こんなに何もない大自然の中を訪れることになるとは思わなかったがまさに北海道を旅しているという実感が湧いてきてとても楽しい気分になってきた。位置的には旭川と帯広と阿寒のちょうど真ん中くらいの謎の地域にあり、何もわからない謎の地域だからこそ、先入観なく北海道の冒険を楽しめた。
タウシュベツ川橋梁は、目的地を「タウシュベツ川橋梁」と設定してグーグルマップに従っただけでは行くことができない場所だった。なんとグーグルマップが指し示す道は通行禁止になっていたのだ!通行禁止になっているところには次のような看板が立てかけられていた。
タウシュベツ川橋梁見学の皆様へ
この先の林道は交通事故多発などの理由から許可車両以外の通行を制限しています。
タウシュベツ川橋梁の見学については、ここから上士幌方面に約3.5km進んだ地点にある展望台をご利用ください。
とにかく何もわからないので、看板の言う通りタウシュベツ川橋梁の展望台を目指すしかなかった。
・9月のタウシュベツ川橋梁は、展望台から丸々全身の姿を確認できた
指示通りしばらく道を進ませると「タウシュベツ川橋梁展望台」に通じる林道を発見した。なんだかクマでも出てきそうな北海道の手つかずの森という印象だ。静寂に満ちていて、神秘的で、まるで森の精霊が出てきそうな道を進んだ先に、タウシュベツ川橋梁展望台が存在していた。訪れる人は誰もおらず、ぼくひとりだけだった。
さて9月でもちゃんとタウシュベツ川橋梁が見えるのか展望台から確認すると、はるか彼方にタウシュベツ川橋梁の姿が全て丸々見えていたので驚いた!まずあんなに遠い場所にあるのか!望遠レンズがないとうまく写真を撮れないだろう。そして10月には完全に沈むという噂だったので、9月だとほぼ水に使っているんじゃないかと予想されたが、実際には全く水に使っていなかった!まるでヨーロッパ南仏にあるローマ時代の橋のように美しいタウシュベツ川橋梁が全身丸見えだったのは嬉しかったが、水面に浮かぶ神秘的な様子も眺めて見たいと感じられた。
この周囲は本当に純粋で穢れのない北海道の森という感じでぼくは気に入り、途中で意味もなく清流の近くで車を停め、木漏れ日あふれる新緑の美しい北の森の気配を体中で感じ取っていた。
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