デリー空港でインドのアライバルビザって取得できるの?!?!?
デリー空港のアライバルビザについて徹底解説!インディラ・ガンディー国際空港からついにインド入国した
・デリー空港で無事にインドのアライバルビザを取得できるのか?!
・コロナ後再開されて間もないインドのアライバルビザに関する数々の不安
・インドのアライバルビザの必要書類を予め印刷し機内で記入しておいた
・かなり迅速!デリー空港でアライバルビザを取得した詳細を徹底解説
目次
・デリー空港で無事にインドのアライバルビザを取得できるのか?!
快適なJAL国際線に乗ってついにインドの首都デリー国際空港(インディラ・ガンディー国際空港)に到着した。ここでまずインド一周の旅の最初の難関がぼくを待っている。それは果たしてインドに入国できるのかどうかということだ。
日本人がインドに入国するためにはビザが要る。少し前までは全ての人々がインターネット上でe-VISAを取得しなければならなかったようだが、世界的なコロナの雰囲気も落ち着き最近になってアライバルビザが再開された。アライバルビザというのはその名の通り、飛行機に乗ってインドの空港に到着してからその場でビザが即時発行される制度だ。どうせインドの空港に着いてからすぐにビザが取得できるアライバルビザという便利なシステムがせっかく再開されたのに、わざわざ手間をかけてまで事前にe-VISAを利用する理由がわからなかったので、めんどくさがりのぼくの中ではインドビザはアライバルビザ一択だった。
・コロナ後再開されて間もないインドのアライバルビザに関する数々の不安
しかし最近になって再開されただけのまだ日の浅い制度なので、アライバルビザに関する不安は色々と残る。まず重要なことはアライバルビザを取得できるインドの国際空港は限られているということだ。全てのインドの空港でアライバルビザが発行されるわけではないので、自分がインドに入国する空港がアライバルビザに対応しているのかきちんと事前に調べておく必要がありそうだ。その点ぼくが到着するのはインドの首都デリーの空港なので、全く問題はなさそうだった。
色々調べてみてもインドでアライバルビザが再開されたのは確実のようだったが、果たして本当にインドでアライバルビザが発行されるのかということは実際にインドの空港に着いてからでしかわからないことなのでその点も心配だった。インターネット上ではアライバルビザが取得可能と書いてあるが、それがコロナ前のものすごく古い情報ではないとも限らない。ぼくはtwitterなどのSNSを使ってリアルタイムでインドの旅人の情報を集め、実際に最近になって多くの人々がインドにアライバルビザで入国しているのを確認した。
またアライバルビザには2000ルピーがかかるという点も心配だった。インターネット上の情報によればクレジットカードも利用可能ということだが、インドって適当そうなので本当に大丈夫なのだろうか。もしも現金のみと言われた場合には、日本から到着したばかりのぼくにはインドルピーの持ち合わせが全くないので大変だ。そのときにはきちんとATMへ行くことが許可されるのだろうか。さらに言えばアライバルビザ取得にどれくらいの時間がかかるのかというのも謎だった。全くのイメージで申し訳ないが、インドの職員ってやることが遅そうだ。ぼくがインドに到着するのは現地時間の16時くらいだが、アライバルビザ取得にものすごく時間がかかってしまってデリー市内に着くのが夜中になってしまったらと思うと不安だった。
しかしどんなに心配していてもインド一周の旅は始まらないので、ここは覚悟を決めてデリー空港でアライバルビザをできるだけ速やかにスムーズに取得できるよう積極的に行動してみよう。インドビザ取得なんてインド一周の旅の初歩のうちの初歩の段階なのに、こんなところで躓いていてはインドの旅人を名乗ることはできない。
・インドのアライバルビザの必要書類を予め印刷し機内で記入しておいた
一応インターネット上にインドのアライバルビザの書類をダウンロードできるページがあったので、このページから事前に書類を印刷して、機内へ持ち込んでおいた。日本からインドへは9時間のフライトと長旅なので、どうせなら暇つぶしとして機内でこの書類に記入しておけば、アライバルビザ取得もスムーズに進むだろうと考えたからだ。なるべく迅速にアライバルビザをゲットし、なんとか未知なるデリー市内へは明るいうちに着いておきたい、そのための準備と努力をぼくは怠らなかった。
・かなり迅速!デリー空港でアライバルビザを取得した詳細を徹底解説
まずアライバルビザを取得するにおいて絶対に覚えておかなければならない単語は「VOA」だ。VOAとはVisa On Arrivalの略でありアライバルビザのことを示している。デリー空港の看板ではアライバルビザのことは全てこのVOAと表示されているので、絶対に忘れないようにしたい。空港内をどんなに探し回ってもArrival Visaという単語は出てこないので要注意だ。
デリー空港の入国審査、イミグレーションでは沢山のカウンターが並んでいた。順路通りに歩いていくと最も近いカウンターは、e-VISA用のカウンターで埋め尽くされている。ぼく以外の日本人はみんなきちんと事前にe-VISAを取得していたようで、入国も問題なさそうだった。
一方でぼくはというと、電子掲示板のVOAという言葉を求めてイミグレーションのカウンターを進み続けた。するとイミグレーションの列を歩いていくと最後の最後の44番カウンターでようやくVOAの文字を発見!VOAは日本人や韓国人しか取得できないのであまり希望者がおらず、結果的にこのように最も端っこに追いやられているのだろう。さらにほとんど希望者がいないことを裏付けるように、44番カウンターには係の人の姿もなかった。
いやいやそれは困る!担当者がいないんじゃアライバルビザもらえないやん!!!困ったぼくは隣のカウンターのイミグレーションのおじさんに話しかけ、アライバルビザを取得したいんですけどと言うと、そのおじさんは係の人を呼んできてくれた。困った時には隣のイミグレーションのおじさんでも誰でもいいから他人を頼ろう!
すると44番のカウンターの前にはもうひとつ別の独立したカウンターがあり、そこでVOAのための書類を渡された。しかしぼくは既にこの書類を印刷し、機内でもう記入し終わったことを告げると、やはりスムーズに次の段階へ進むことができた。今度は44番カウンターへ行き係のおじさんのチェックを受け、次にまた前のカウンターへ行き2000ルピーのVOA料金を支払った。2000ルピーは事前情報通りクレジットカードを使用することができ、楽天プレミアムカードですぐに支払いは完了した。現金支払いのみだとイミグレーションへ来るまでにATMは見かけなかったので困ったことになっただろう。きちんと2000ルピーの領収書も発行してくれた。その領収書を持って、また44番カウンターへ行く。このように何度も44番カウンターと前のカウンターを行き来して複雑そうに見えるが、実際には指示に従ってちょこちょこと移動するだけなのでそれほど困難なことではない。
最終的には44番カウンターでちょっとした質問を受けた。おじさんはぼくに「1人で来たのか?友達はいないのか?」と余計な心配をしてきた。ぼくは「40日間かけてインド一周の旅をするので、そんなに長く休みを取れる友達はいません」と告げるとおじさんは「君はこのインドの旅で多くの友達を見つけるべきだ」と最後までぼくに友達がいないことを心配してくれている様子だった。もういいから早くインドに入国させてくれ!
そんなこんなで特に需要な質問もないまま、スムーズにVOAを取得することができた。時間は20分くらいだったかな。取得できたのは期間が2ヶ月間のアライバルビザだった。ぼくは40日間かけてインドを一周する予定だったので2ヶ月で十分だった。ぼくの他にVOA希望者が全くいなかったのもあってものすごく迅速に事は進んだ。これから日本人のインド旅行者がもっと増えてきて比例するようにVOA希望者が増えるともっと時間がかかるかも?ぼくはデリー空港からアライバルビザでインドに入国したのは2023年4月19日だった。
・デリー空港でのアライバルビザ取得方法まとめ
・VOAカウンターは無人のこともあり、困った時は付近のイミグレーションのおじさんに助けを求めよう。
・アライバルビザの書類はこのページから事前に印刷して、機内で書いておくと手続きがスムーズ。
・アライバルビザの値段は2000ルピー、クレジットカード使用可能
・アライバルビザの希望者は少ないよう、ぼく以外は誰もいなかったので時間もそんなにかからなかった(20分くらい)
・アライバルビザの期間は約2ヶ月間
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