インドの電車の予約方法や座席の仕組みは?デリー発アグーラ行きの座席に見知らぬインド人が乗っていて困惑した

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インドの電車が難しすぎるゾ!!!!!

インドの電車の予約方法や座席の仕組みは?デリー発アグーラ行きの座席に見知らぬインド人が乗っていて困惑した

・インドの電車に初挑戦!インドのチケットの予約方法と便利な電車アプリ「ixigo」
・インドでは自分の座席に見知らぬインド人が座っているというのは本当か?
・Hazrat Nizamuddin Railway Stationから電車に乗り込もう
・一番快適なのはどのベッド?複雑すぎるインドの電車の座席の仕組みを徹底解説
・噂は本当!ぼくの座席には見知らぬインド人が座っていてどうすべきか困惑した

・インドの電車に初挑戦!インドのチケットの予約方法と便利な電車アプリ「ixigo」

インド一周の旅の始まりの街、首都のデリーの観光を終えて次は有名なタージ・マハルのある街アーグラへ移動することにした。デリーからアーグラへの移動手段としては電車を使うことにした。泊まっていた宿のレセプションで電車のチケットの予約をお願いすると、優しいことに無料で電車のオンライン予約をしてくれた。

ここで驚いたのはインドの電車のチケットをインターネット上で予約するとかなり手数料が取られるということだ。本来は755ルピー(1200円くらい)だったのに、様々な手数料が追加されて結局1000ルピー(1600円くらい)になってしまった。手数料高すぎ!!これはインドではインターネットではなく直接駅で電車のチケットを購入した方がいいかもしれないと、節約派のぼくは考えていた。

ちなみにインドの電車は「ixigo」というアプリで空席や進行状況などを確認するのが便利だった。「ixigo」を使って自分自身で予約までしようとすると会員登録しなければならないので、インドの電話番号がないとかなり手間がかかるようだった。日本の電話番号でも登録はできるが謎の手数料がかかったりして面倒そうだったので、ぼくはインド一周の旅の中で「ixigo」を使って電車の空席などを確かめた後は、ホテルの人に頼んで代わりに予約してもらったり直接駅のカウンターに行って予約したりしていた。ホテルの人に予約してもらうのは完全に相手の優しさでしかないので、本当にインドの旅はインド人の優しさなしには達成できなかったなぁと数多くの親切なインド人に感謝している。

 

 

・インドでは自分の座席に見知らぬインド人が座っているというのは本当か?

ぼくがインドの電車で心配だったのは、インドの電車では座席が指定されているがインド人はそんなものを全く無視して自分の都合で自由気ままに違う座席に座ってしまうので、自分の席にインド人が乗っていることが多々あるという噂を聞いたことだった。

いざ電車に乗って、自分の席にインド人が乗っていたら果たしてどう接したらいいのだろう!ここはぼくの席なのでどいてもらえますかと主張すればいいのだろうか。それとも正当な座席について細かく言及するなんて真面目な日本人だけで、インドでは自由に他人の座席に座っていい文化なのだからぼくも何も言わずにその辺の空いている他人の座席に座るべきなのだろうか。

インドの電車になんて乗ったこともなければインドに着いたばかりで文化や習慣も謎だらけだったので、インドの電車の中身ってどんな感じなのか、駅からどんな感じで自分の電車を見つけ出して乗ったらいいのかも全くわからないままで、とにかく挑戦してみようの精神でデリーの鉄道駅に向かった。

 

・Hazrat Nizamuddin Railway Stationから電車に乗り込もう

 

まずはデリーの「Hazrat Nizamuddin Railway Station」から電車に乗り込み、アグーラの「Agura Cantt」駅まで向かう。デリーのHazrat Nizamuddin Railway Stationまでは地下鉄を乗り継いで簡単に行くことができた。デリーの地下鉄の路線はグーグルマップで検索すれば簡単に出てくるので便利だ。心配だったのでかなり早く、3時間前にはHazrat Nizamuddin Railway Stationに着いてしまった。

 

 

文字が消えそうで頼りない電子掲示板を眺めながら、自分の電車の時刻と番号を見つけて行くべきプラットホームを確認した。チケットに書いてある自分の電車の5桁の番号がインドの電車ではかなり重要で電子掲示板を見る際の手がかりにもなるのでチェックしておきたい。ぼくのプラットホームはD06!

 

 

鉄道駅にもチケットカウンターがあった。ここで買ったら手数量もなく755ルピーで買えたのだろうか。しかしインド人は列に並ぶということを知らないので、ボケっとしていると抜かされたりしてかなり図々しく前のめりになりながらチケットを買わなければならないのでかなりエネルギーが必要だった。インドの鉄道駅でインド人にまみれながらチケットを買う苦労を考えたら、245ルピーのオンラインチケット予約の手数量は安いものかもしれない。

 

 

インド人は駅の構内であろうとどこでも寝ているのでびっくり!こんなところで寝られるのが逆にすごい!

 

電車のチケットがあればクーラーの効いた駅のwaiting roomに5ルピーで入れるので入ってみたが、インド人がいっぱいで落ち着かなくて別にお金を払って入るほどのものでもないと感じた。エアコンがなくても外の影で涼んで電車を待っていればそんなに苦痛でもないだろう。

 

・一番快適なのはどのベッド?複雑すぎるインドの電車の座席の仕組みを徹底解説

 

D06のプラットホームへ行きついにインドの電車に乗車する!ぼくが乗るのはエアコン付きの3Aクラスの車両!B4という車両の62番の座席に向かう。

 

 

インドの電車に乗った途端その世界観に驚いた!わー!何だか見たことのない車内!ロシアのシベリア鉄道とも、タイの寝台列車とも、中国の車両とも全く違う!何だか暗くて古めかしくてレトロな印象。そして廊下が狭い!なるべく沢山の乗客を詰め込めるように無駄なスペースがない合理的な作りになっているのだろうか。3A車両の座席がベッドのように広いのも不思議!

 

 

インドの電車の座席のシステムも独特だった!廊下を挟んでベッドが上下2段のエリアと、上中下3段のベッドが向かい合っている6人用のエリアに分かれている!上中下3段のエリアについては、上下のベッドは固定だが中のベッドは最初は下のベッドの背もたれのようになっており、必要に応じてその座席の人が自分で中のベッドを作れるような仕組みになっていた。

上中下3段ベッドのうち上中は狭くて寝ることしかできないので、上中の座席の人が座りたい時には下のベッドに3人並んで座るというシステムになっていた。これでは下のベッドの人は自分が好きな時に寝られないのでちょっと不便だろう。上中の座席の人が自分のベッドに上がって寝ている時にしか、下のベッドの人は眠れないようだ。

 

上下2段のエリアのベッドは常に固定されているので、明らかにこっちの座席の方が快適そうだった。上下どちらのベッドも広く自分の座席にいつでも座ることができ、自分の座席を他人と共有する必要もなさそうだ。

インドの電車のチケットでは、上中下3段ベッドの座席はそれぞれUB(Upper Bed)、MB(Middle Bed)、LB(Lower Bed)、上下2段のベッドの座席はSU(Side Upper),SL(Side Lower)と表現されていた。ぼくはこれから先インドの電車を予約するのならSUもしくはSLの座席を狙っていこうと決めた。

 

 

・噂は本当!ぼくの座席には見知らぬインド人が座っていてどうすべきか困惑した

そしてまさに心配していたことが起きた!ぼくの座席番号に、まさに見知らぬインド人が堂々と座っていたのだ!がーん!噂は本当だった!本当に自分の座席にインド人が乗ってる!しかも何だか英語を喋れなさそうな雰囲気!

しかしぼくは平静を装って、そうかそうかインドでは座席なんか気にせずに他人の席に座ってもいい文化なんだと思い込み、ぼくもそのインド人に倣って他人の座席に座っていたら、メガネをかけた賢そうなインド人に、そこは私の席だからどいてくれと言われて衝撃を受けた!え!インドでは他人の座席に堂々と座っていいんじゃないの?!もうどういう仕組みになっているのかわけがわからない!!!

ぼくはその賢そうなインド人に、自分の座席には見知らぬインド人が座っているのでどうしたらいいのかわからないのだという事情を説明すると、ぼくの座席に座っているインド人に話しかけてくれ、どういう内容が交わされたかはわからないがインド人同士の話し合いの結果、ぼくの座席は空けられぼくは無事自分の席に座れることになった。インドの旅ってやっぱり難易度高いなぁ!毎日が訳わからなくて新鮮すぎる!

結局インドの電車では自分の席にインド人が乗っている噂はは本当だったが、だからと言って他人の席に座ってもいいという文化や習慣であるわけでもなく、他人の席に座っていると厳密なインド人からどいてくれと言われることもあるので注意が必要だ。自分の席に見知らぬインド人が座っていたら、一応話し合って座席をどうするかきちんと決めるべきなのだろう、面倒臭すぎるけれど!

デリーからアーグラまでは2時間半の小旅行だった。

 

 

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