大胆に裸体を見せつける女神像!ゴシック建築とモザイクが美しいロードスの考古学博物館の見所を徹底解説

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ロードスの考古学博物館もモザイクがいっぱい!!!!!

大胆に裸体を見せつける女神像!ゴシック建築とモザイクが美しいロードスの考古学博物館の見所を徹底解説

・ギリシャの離島を巡る旅
・苦難に満ちた「聖ヨハネ騎士団」の歴史
・11月のロードスの考古学博物館の入場料の詳細
・ゴシック建築とモザイクが美しい!ロードスの考古学博物館はヨハネ騎士団の病院だった
・大胆に裸体を見せつける!最も有名な「ロードスのアフロディーテ像」
・神話からエッチな作品まで!ロードスの考古学博物館の見所を徹底解説
・ロードス考古学博物館の美しいモザイク芸術からギリシャ神話を学んだ
・木漏れ日の美しい中庭と蛇に巻き付かれた兵士像
・ロードスの考古学博物館のYouTube動画はこちら!
・その他印象深かったり心惹かれたもの

・ギリシャの離島を巡る旅

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へと出発した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーに乗ってクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を回るエーゲ海の冒険を計画している。

クレタ島、サントリーニ島、ミコノス島の旅を終えて、ついに最後の島ロードス島へ行く日がやって来た。ロードス島からはフェリーを使って対岸にあるトルコのマルマリスへ移動し、ギリシャ一周の旅からトルコの旅へと移行するつもりだ。長らく続いたギリシャ一周の旅も次のロードス島で終わりかと思うと感慨深いものがある。

ロードス・タウンでは3食飲み放題、食べ放題のインクルーシブのホテルCastellum Suites All Inclusiveに宿泊し、食事をどうしようか全く考える必要のない快適な滞在を経験した。

 

 

・苦難に満ちた「聖ヨハネ騎士団」の歴史

Castellum Suites All Inclusiveは世界遺産であるロードス・タウン旧市街の近くにあり、歴史あるロードス・タウン旧市街の街並みを好きな時に思う存分楽しむことができた。

ロードス・タウン旧市街は、主に「聖ヨハネ騎士団」によって作られたという。聖ヨハネ騎士団とは11世紀にエルサレムで誕生したカトリックの騎士修道会で、中世を通じて重要な軍事・医療・宗教的役割を果たし、何と現在でも活動を続けているという長寿組織だが、その歴史は苦難に満ちたものだった。発足当初はエルサレムにやって来た巡礼者の保護と治療などの病院活動が中心だったが、やがてイスラム勢力に対抗するために騎士団として武装化することになった。

1187年にはエルサレムが陥落、その後1291年にはイスラム軍に追われるようにキプロス、そしてロードス島へと退いた。1308年にはロードス島全域を支配し、16世紀初頭まで病院(現在のロードス旧市街にある考古学博物館)を建てて慈善運動を進めるかたわら、船隊をバックに広範な交易で繁栄した。今見られるロードス旧市街の中世の町並みはほとんど彼らが残していったもので、旧市街の中心にある「騎士団長の宮殿」もこの時代に建設されたものだ。

1522年にはロードス島に侵攻してきたオスマン帝国軍に敗れ、わずかに生き残った180人の騎士団はシチリア、そしてマルタへと逃れて行った。結局は1798年にまたマルタを追われることになるが、それから200年以上経った現在でも、「国土なき国家」として騎士団は生き続けている。ローマにある本部は世界90ヵ国以上と外交関係を結び、騎士団には現在全世界に12500人もの団員が散らばっているという。

先日は重厚で質実剛健な印象のあるゴシック建築の「騎士団長の宮殿」を見学し、彫刻や陶器、モザイクなどの芸術作品にも感動した。

今日はかつて聖ヨハネ騎士団の病院だったというロードスの考古学博物館を訪れてみよう。

 

・11月のロードスの考古学博物館の入場料の詳細

ロードスの考古学博物館の入場料は、11月はオフシーズンは3ユーロだった。「騎士団長の宮殿」に引き続き、ロードス島はオフシーズンに訪れると本当にお得だ。

 

・ゴシック建築とモザイクが美しい!ロードスの考古学博物館はヨハネ騎士団の病院だった

 

かつて聖ヨハネ騎士団の病院だったというロードスの考古学博物館(1440年建築開始)は、入ってその建物自体を見るだけでも価値があるもののように思われた。入った途端真正面でライオン像がお出迎えしてくれる。

 

 

「騎士団長の宮殿」と同じく優美なアーケードが美しいギリシャには珍しいゴシック建築だ。

 

 

不思議な石の球体が積まれているのは、大砲に入れて打つための石砲だという。騎士団が看護師であると同時に兵士でもあったように、ここロードスの考古学博物館も病院であったと同時に軍事施設でもあったことが伺える。

 

上から見下ろすと見事な床に見事な幾何学のモザイク画が描かれている。「騎士団長の宮殿」に続いてここでもモザイク画に期待が持てそうだ。

 

・大胆に裸体を見せつける!最も有名な「ロードスのアフロディーテ像」

 

ロードスの考古学博物館で最も有名な作品は何と言っても「ロードスのアフロディーテ像」。別名「うずくまるヴィーナス」とも呼ばれている。アフロディーテとはギリシャ神話における愛と美と豊穣を司る女神。このロードスのアフロディーテ像は1912年にイタリアがオスマン帝国からドデカネス諸島を併合した後、ロードス島がまだイタリアの支配下にあった1923年に、ロードス島の総督の別荘の庭で偶然発見された。

 

うずくまるヴィーナスは、水浴び後ひざまずいて驚いた直後に手で裸を隠そうとするのが典型的だが、ロードスのアフロディーテ像は女神が慎み深く自分の姿を隠そうとするのではなく、指で髪を持ち上げ乾かし、胸を大胆に見せて鑑賞者を見つめているのが特徴的だ。紀元前2世紀または1世紀頃に作られた一枚板から彫られたこの大理石像は高さ49センチメートル、台座の高さは12センチメートルで、後ろの髪の毛が少し欠けているのと左足のつま先に擦り傷がある点を除けば、ほぼ完全な状態となっている。

 

・神話からエッチな作品まで!ロードスの考古学博物館の見所を徹底解説

 

ロードス島の守護神であり太陽神でもあるヘーリオスの頭部像。紀元前300年から紀元前100年頃のヘレニズム時代の手法で製作されており、何だか生々しい印象。

 

 

紀元前2世紀の、若い兵士のレリーフ。

 

 

カメイロスの墓地で発見された、クリトー(Κριτω)とティマリスタ(Τιμαριστα)の墓碑。亡き母ティマリスタと娘クリトーは、抱き合うように立っている姿で描かれている。紀元前420〜410年の作品。

 

 

ロードス島のキジル・テペの古代墓地で発見された、カリアリスタの墓碑。亡くなった女性は椅子に座り、その向かいには女奴隷が立ち、女主人の宝石が入った棺を抱えている。紀元前4世紀の作品。

 

 

紀元前4世紀後半のベールを被った女性の像。

 

 

直方体の胴体に顔と男根だけが付いている、境界神ヘルマの像はロードス島でも見られた。

 

 

パーンとアフロディーテ、そしてヘルメスの絵の描かれた壺。性欲旺盛でアフロディーテの発情し、男根を勃起させたパーンをヘルメスがヘルメスが制止している。

 

 

娼婦との乱交の絵が描かれた陶器も。

 

奇妙な外見をしたベスというエジプト起源の神。

 

・ロードス考古学博物館の美しいモザイク芸術からギリシャ神話を学んだ

「騎士団長の宮殿」に続き、ロードスの考古学博物館にもモザイク芸術を豊富に鑑賞することができた。

 

(左)ペガサスに乗りキマイラ(ギリシャ神話に登場する怪物)を倒すベレロポーンを描いたヘレニズム時代の小石モザイク。紀元前300~270年頃の作品。

(右)ロードス島のアクロポリスから出土した、ケンタウロスを描いた床モザイク。ツタの冠をかぶったケンタウロスは、狩りから帰還する姿が描かれている。伸ばした右手には獲物である野ウサギを、左手には武器である投石器を持っている。

 

 

ギリシャ神話の海神トリトンのモザイク。トリトンは海神ポセイドーンとアムピトリーテーの息子であり、深淵よりの使者とされ、人間の上半身と魚の尾を持つ人魚のような姿で描かれるのが典型。

 

イルカに乗ったエロス(キューピッド)のモザイク。古代ギリシャではイルカは神々の使いであり、エロスが鞭を持って海を渡るモチーフは多くの場合恋の旅路、神聖な移動、エロティックな幻想を表している。イルカに乗ったエロスは古代世界において「愛(エロス)が、生命の海(海原)を超えて、魂や人間を運び導く」という美しく神秘的な象徴となっている。

 

 

・木漏れ日の美しい中庭と蛇に巻き付かれた兵士像

 

日差しが心地よい中庭には、ライオンの彫刻も再登場。

 

 

兵士が蛇によって巻かれている。古代ギリシャでは蛇は医神アスクレピオスの象徴なので、兵士であり看護師でもある聖ヨハネ騎士団の二面性が強調されているのだろうか。

 

木漏れ日が揺れる美しい中庭は、静かで心穏やかになれる場所だった。

 

 

・ロードスの考古学博物館のYouTube動画はこちら!

 

・その他印象深かったり心惹かれたもの

 

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