ティラからの行き方と時刻表は?サントリーニ島最高峰に位置する古代ティラ遺跡まで日帰り小旅行した

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サントリーニ島の最高峰にある古代遺跡へ!!!!!

ティラからの行き方と時刻表は?サントリーニ島最高峰に位置する古代ティラ遺跡まで日帰り小旅行した

・ギリシャの離島を巡る旅
・サントリーニ島で宿泊した素敵なホテルを紹介
・青いエーゲ海と白い街並みのコントラストが美しいティラの街を散策
・時刻表あり!ローカルバスでティラから古代ティラまで行く方法
・カマリの通りはお土産屋さんやレストランで賑やか
・古代ティラはサントリーニ島最高峰に位置していた
・古代ティラの古代遺跡とサントリーニ島最高峰からの絶景
・カマリでお土産も変えて古代ティラへの日帰り旅行は大満足

・ギリシャの離島を巡る旅

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へと出発した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーに乗ってクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を回るエーゲ海の冒険を計画している。

 

 

・サントリーニ島で宿泊した素敵なホテルを紹介

サントリーニ島からはこれまでの節約旅から完全に路線変更し、コロナワクチンバイトで培った資産を活かして高級ホテル滞在のスタイルを実現した。サントリーニ島で宿泊した夢のように素敵なホテル達の記事はこちら!

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・青いエーゲ海と白い街並みのコントラストが美しいティラの街を散策

サントリーニ島には主にティラとイアという2つの観光地の街がある。ティラが賑やかなサントリーニ島の中心地、イアは青色と白色の家並みが広がるまさにサントリーニ島的な絶景が見られる美しい街だ。ぼくはまずティラのKavalari HotelAbasa Suitesという2つのホテルに滞在しながらティラの街を観光した。青く光り輝くエーゲ海と空、そして白くて狭い迷路のような街並みを自由に散策しながら、ティラ新先史期博物館などの考古学博物館も訪れた。

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しかしティラには合計で6泊もしているのでティラだけに留まっていては勿体無いと思い、ちょっと遠出しようと考えた。出かける先は古代ティラと呼ばれるサントリーニ島の古代遺跡だ。

 

 

・時刻表あり!ローカルバスでティラから古代ティラまで行く方法

 

ティラから古代ティラへ行くためには、ローカルバスに乗る必要がある。まずはティラのローカルバスステーションへ行こう。グーグルマップではbus station Firaと検索すれば出てくる。位置情報は以下の通りだ。

ここへ行けばサントリーニ島の隅々まで行ける様々なローカルバスが運行されている。

 

 

古代ティラへ行くためには、KAMARI行きのバスに乗車する必要がある。サントリーニ東部にはKamari beachという有名なビーチがあり、その周辺で降りて古代ティラまで歩くことになる。

 

★重要★フィラからカマリ行きのローカルバス時刻表

 

ティラからKAMARI行きのローカルバスの時刻表はこんな感じ。沢山本数があるので、乗り過ごしたからと言って困ることもなさそうだ。

 

終点のKAMARIまでは約20分ほどで到着した。降りた場所で帰りに乗るバス停がどこにあるのかを必ずチェックしておこう。

 

・カマリの通りはお土産屋さんやレストランで賑やか

 

カマリのバス停からカマリビーチまでの道は賑やかな通りになっていて、レストランやお土産屋さんが豊富だった。ぼくがティラとイアという代表的な2つの観光地以外で、サントリーニ島で訪れたのはここカマリだけだったが、その2つに比べて人も格段に少なく落ち着いた静かな雰囲気が気に入った。観光地価格でぼったくられることもなさそうだし、帰りにお土産を買ったりレストランで食べて帰ってもいいかもしれない。

 

 

メイン通りを抜けるとカマリビーチが見えてくる。海岸線に沿って古代ティラまで歩みを進めていく。

 

実は古代ティラはサントリーニ島の最高峰369mの頂上に聳え立っている古代遺跡なので、古代ティラへ行くということはちょっとした山登りをするということを意味する。そんなに標高が高いわけはないが、頑張って歩くという覚悟を事前に持ちながら臨まないと途中でこんなはずではなかったのにと挫けてしまうかもしれない。

 

・古代ティラはサントリーニ島最高峰に位置していた

 

海岸線沿いの平坦な道が終わり、ついに登り坂に差し掛かる。サントリーニ島最高峰と言っても狭い獣道を登っていくというわけではなく、きちんと頂上までアスファルトの道が続いているので歩きやすくて安心だ。快晴の青く輝くギリシャの空の下で、ほとんど影もなくただひたすらに登っていかなければならないので絶対に水分を確保してから出かけよう。

 

 

登っていると確かに次第に疲弊してくるが、登れば登るほどに目下に広がる風景が徐々に壮大な風景に変わっていくので登り甲斐がある。下界の風景が美しすぎて、古代ティラへ続く登り坂の途中ではしょっちゅう足を止めて写真を撮ってしまった。そんな感じで休憩もちょくちょく挟みつつ、照りつける日差しの中をちょっとずつ確実に登っていく。

 

サントリーニ空港が違いので、飛行機が発着する迫力ある様子も見られる。

 

 

・古代ティラの古代遺跡とサントリーニ島最高峰からの絶景

 

ようやく辿り着いたサントリーニ島最高峰にある古代ティラのチケットオフィスで6ユーロ支払って入場していく。結局カマリビーチから登り始めて所要時間1時間ほどで古代ティラに到着した。

 

 

古代ティラは紀元前9世紀頃からビザンティン時代まで、1000年以上に渡って栄えた町の遺跡だ。しかし726年にサントリーニ火山の比較的小規模な噴火により軽石の層に覆われ、その後まもなく都市は放棄されたという。

 

 

古代ティラを訪れるということは、すなわちサントリーニ島最高峰を訪れることを意味している。古代遺跡も興味深いが、ぼくの中ではサントリーニ島の最高峰から眺めるエーゲ海と白い街並みの絶景の方が気に入った。

 

古代ティラの考古学的遺跡はまばらであり、黄金時代の遺物はわずかに残っているだけである。古代ティラで最も有名な遺物はKouros(クーロス)と呼ばれる等身大の若者像で、紀元前7世紀後半に制作された。サントリーニ島には大理石の採石場がなかったため、独自の様式は生まれず、大理石と芸術様式はナクソス島からもたらされた。この種の彫像の中で最も優れたものは紀元前6世紀初頭のもので、「ティラのアポロ」として知られている。これらの彫像はすべて、街の地下にある墓地で発見された。この古代ティラのクーロス像はサントリーニ島で見ることはできなかったが、ギリシャの首都アテネの考古学博物館で見ることができた。

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・カマリでお土産も変えて古代ティラへの日帰り旅行は大満足

古代ティラからの帰り道のカマリではお土産を買ったりジェラートを食べたり夕ご飯を食べたりして、のんびり充実した時を過ごすことができた。静かなカマリでゆっくりとお買い物を楽しんだり、エーゲ海が広がるビーチで泳いだり、古代ティラまでのトレッキングで絶景を楽しんだり、古代遺跡でサントリーニ島の歴史に思いを馳せたりできる古代ティラへの日帰り旅行の満足度は最高に高かった。

 

 

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