クジャクのオスの求愛が美しい!!!!!

白いライオンにマウンテンゴリラも!プレトリアの国立動物園で美しき孔雀の求愛行動(の失敗)を目撃した
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
・プレトリアの国立動物園周辺の治安は危険
・プレトリアの国立動物園の入場料の詳細と案内マップ
・サファリと動物園はそれぞれのよさがある
・プレトリア国立動物園でこれまでのアフリカサファリで出会った動物たちを思い出した
・男はつらい!クジャクの美しい求愛行動は失敗の連続だった
・陸も空も水も!プレトリア国立動物園は多種多様な動物であふれていた
目次
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
ぼくたちはついにアフリカ最後の国・南アフリカ共和国に入り、大自然と大都会が見事に融合した美しきケープタウン、内陸国レソトも巡り、次に訪れたのは南アのプレトリアという街だった。別名ジャカランダ・シティーとも呼ばれるこの街は春には紫の桜が咲き誇ることで有名で、9月下旬に訪れたぼくたちも少しだけ紫の桜のお花見をすることができた。
・プレトリアの国立動物園周辺の治安は危険

プレトリアでは世界一巨大なネルソン・マンデラ像が見られる南アの政府の中枢ユニオン・ビルを訪れた後、ぼくたちは国立動物園へと向かった。
ユニオン・ビルから国立動物園までは意外と近く、決して歩けない距離ではないので徒歩で向かったのだが、はっきり言って国立動物園周辺はあまり治安がいい感じがしなかったのでUberを使った方が無難だろう。男4人で歩いていても何だか危なそうだと感じたのだから、よほど怪しい雰囲気だったに違いない。実際に行きは徒歩で来たぼくたちも、帰りは絶対にUberにしようねということで同意した。
・プレトリアの国立動物園の入場料の詳細と案内マップ

プレトリアの国立動物園の入場料は100ランド(800円ほど)だった。同じアフリカ大陸でもエジプトのピラミッドややタンザニアのフェリー料金、ザンビアやジンバブエの滝やツアーのようにアホみたいに現地人よりも高い外国人料金を取られないのはありがたい。

動物園の案内図はこんな感じ。
・サファリと動物園はそれぞれのよさがある
ぼくはこれまでアフリカ大陸縦断の旅の中でケニアのマサイマラ、アンボセリ、ナクルやボツワナのチョベ国立公園、さらにはナミビアのエトーシャ国立公園などのサファリツアーに参加して、ビッグ5をはじめとするアフリカで見られるありとあらゆる動物を見てきたので、何でここへ来て最後の最後に動物園なんかに行くのかと思われるかもしれない。
しかしプレトリアの国立動物園は、これまでのアフリカ旅で見てきた動物たちを復習するとてもいい機会になった。「あ~アフリカにこんな動物いたよね~」という感じで頭も整理され、気楽に懐かしい思い出に浸れるのが嬉しい。またこれまでサファリで見つけることができなかった多くの動物も見ることができ、やっぱりまだまだ知らない世界があるのだとアフリカの大自然の奥深さを改めて思い知らされることとなった。
・プレトリア国立動物園でこれまでのアフリカサファリで出会った動物たちを思い出した

まず現れたのは、フラミンゴ!フラミンゴで有名なケニアのナクル国立公園には全然フラミンゴがいなかったのに、サファリでも何でもないナミビアのスワコプムントでは海にも湖にもこれでもかと言わんばかりのフラミンゴが生息していたのが面白かった。
意外で驚くべき美しい絶景を沢山見せてくれたという点で、ナミビアは本当にポテンシャルの高い国だった。


フラミンゴは2つのエリアに分けて飼われており、エリアによって体のピンク色が全然違うのが面白かった。フラミンゴの色は餌からの色素であり、与える餌によってこんなにも色が変わるのだそう。


サファリではいつも木の上にいたので遥か彼方にしか見られなかったヒョウも、国立動物園では間近で観察することができるので迫力がある。やっぱりこういうのが動物園の醍醐味であり、大自然の中で力強く生き抜くヒョウを見られた時は感動的だったが運やタイミングによるところも大きいので、心を落ち着かせてじっくりと眺めるなら動物園はとてもいい選択肢だ。
ヒョウはケニアのナクル国立公園とマサイマラ国立公園で見られてとても印象に残っている。


サファリでは見たことのなかった白い色をしたライオンがとても神秘的だった!こんなライオンいるんだ!今調べてみると何と世界に300頭くらいしかいないらしい!えーめっちゃ貴重やん!本当に幻想的な雰囲気で、何だか神様を見ているみたいだった。横にいるライオンと比べるとその色の特別さが一目瞭然だ。ポケモンにも色違いが時々出現するが、ポケモンの色違いみたいなものが通常の自然界にも存在していたとは!ポケモンの色違いをありがたがる人間の気持ちがとてもよくわかる気がした。

サファリにおいてビッグ5の中で最も見つける難易度が高いと言われているサイも、国立動物園では簡単に出会うことができる。しかもとても近くまで寄れるので細部まで見えやすい。
サイと言えばケニアのナクル国立公園で見たシロサイも貴重だったが、やっぱりナミビアのエトーシャ国立公園のキャンプサイトに宿泊して真夜中の池に水を飲みに来ていたサイを密かに観察することができた感動的な経験を忘れることができない。あれがアフリカの旅で一番神秘的だと感じた出来事かも。

ウガンダで見たかったけれど1800ドルすると言われて結局行かなかったマウンテンゴリラも、ここ国立動物園で見ることができた。さすがにゴリラに1800ドルも支払う情熱はなかったが、南アで800円で見られるのなら結果オーライだ。マウンテンゴリラはさすがに格が違うというか、特別扱いという雰囲気が一面に漂っていた。しかも警戒心が強いのかなかなかその姿を見ることができず、やっと姿を現したかと思ったらすぐにまた去っていったりして、何だかやっぱり特別な動物なのだなと改めて認識させられた。


国立動物園にはトラさんもいた。トラはアジアの動物で、アフリカにはいない。やっぱり南アの動物園だからと言ってアフリカの動物だけとは限らず、しっかり世界中から珍しい動物を集めているようだ。トラはアフリカでは珍しいので、何だかとてもありがたく見えた。
・男はつらい!クジャクの美しい求愛行動は失敗の連続だった

同じくアジアにしかいないはずのインドクジャク。ここではオスのクジャクの求愛行動が見られてとても面白かった。国立動物園で一番見応えがあったのは、このクジャクかも!オスの近くにメスが通りかかると、オスのクジャクが思いっきり美しい羽根を広げてメスにアピールしていた。しかも羽根を広げて視覚的な美しさで攻めるだけではなく、尾の羽根を震わせて不思議な音を立てて聴覚的にもモテようと頑張っていた。

オスの求愛行動は10分~20分と続いたが、メスは一向に振り向こうとせずにオスから立ち去ってしまった。ショボーーーーンとするオスクジャクの背中が寂しく、見ているぼくたちもショボーーーーンとしてしまった。あんなに頑張ってずっとアピールしたのに、冷たくあしらうなんてひどい!一体何がいけなかったのだろう。ものすごく顔が不細工なのだろうか。それとも稼ぎが少ないのだろうか。

その後も色んなオスが羽根を広げてメスにアピールする様子を目撃したが、結ばれたカップルは1組もいなかった。何て厳しい世界だろうとぼくたちは衝撃を受けた。人間のオスもメスにモテようと必死になって、マッチングアプリの文章を頑張って考えたり爽やかなプロフィール写真を撮ろうと工夫しているが、クジャクや人間など色んな種類の動物のオスたちで飲み会でもしたら案外同じような苦労をしていると愚痴を言い合うのかもしれない。
クジャクの求愛のYouTube動画はこちら!オスの皆さんは涙なしには見られない!
・陸も空も水も!プレトリア国立動物園は多種多様な動物であふれていた
他にも陸、空、水に住む多種多様な動物を見ることができて、本当に充実した動物園だった。ここで紹介できるのもほんの一部に過ぎない。最初はアフリカってサファリもあるしそんなに動物園に力を入れてなさそうと侮っていたが、それは完全に大きな間違いだった。
鳥さん系













お猿さん系

国立動物園で一番好きな写真







鹿さん系
サファリでも常々思っていたけれど、鹿さん系って種類が多すぎてどうやって見分けたらいいのか全然わからない。確かにちょっとずつ違うのはわかるけど、色んな名前を覚えるのは本当に難しかった!




ヘビさん系

何か金運上がりそう





トカゲさん系

微動だにしないコモドドラゴン、本当に巨大で怖かった




お魚系




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