アブシンベルの町とホテルが最高すぎた！！！！！
アブシンベルのお勧めホテル!Abu simbel Nubian Guest Houseのサービスがどう考えても価格以上だった
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
・アブシンベルまでの険しく辛い道のり
・アブシンベルで泊まったAbu simbel Nubian Guest Houseはエジプト滞在中最高のホテルだった
・魅力的なアブシンベルの町を散策
・アブシンベル神殿へは日帰りじゃなくて1泊しよう
目次
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
・アブシンベルまでの険しく辛い道のり
ダハブからシャルム・エル・シェイク空港へ移動、プライオリティ・パスを利用してPearl Loungeで無料飲食しつつ、エジプト航空でアスワン空港までやって来た。アスワンではまさかの人生初の野宿を経験し、紆余曲折ありながらも狭いミニバスに揺られながら砂漠の中を爆走し、ようやくエジプトとスーダンの国境付近のアブシンベルへと到着できた。
アブシンベルに着いたのはもうお昼過ぎだった。思いバックパックを抱えながら観光のメインであるアブシンベル神殿に行く気にもならず、野宿して狭いミニバスに詰め込まれてもはや体力の限界だったので、今日は神殿観光は諦めてすぐに予約していたホテルへ向かうことにした。
・アブシンベルで泊まったAbu simbel Nubian Guest Houseはエジプト滞在中最高のホテルだった
Booking.comから予約していたアブシンベルのホテルは、Abu simbel Nubian Guest Houseだった。このAbu simbel Nubian Guest Houseは誇張抜きでエジプトで一番いいホテルで、ぼくのお気に入りになった。アブシンベルは小さな町であまりホテルがなく、値段は少し高めになってしまう。Abu simbel Nubian Guest Houseは1泊1部屋朝食付きで30ドルほどだった。これまでのエジプトの宿と比べるとやや高額に感じてしまうが、その滞在は30ドルをはるかに超える価値がある内容になっていた！
まずAbu simbel Nubian Guest Houseに到着してチェックインの際に出てきたのは、冷たくて甘いハイビスカスティーのウェルカムティー。高級ホテルに泊まったわけでもないのにこんなサービスがあるなんて本当に意外だった。しかもグラスまでレトロでお洒落！この時点でぼくはこのホテルが大好きになりかけていた。オーナーの男性は英語があまり得意ではないが、スマホの翻訳機能を使えば問題なく意思疎通が取れた。
そして肝心の部屋が広くて美しい！しかもバスタブまであって最高の環境だった。
さらにキッチンでは自由にお茶やコーヒーを作ることができる。最も驚いたのは、冷蔵庫に入ってある水、ジュース、果物は全部無料で飲んだり食べたりしてもいいということだった。えーたった30ドルの滞在でそんな贅沢なサービスある？！水もジュースもフルーツも大量に用意されており、はっきり言って高級ホテルでさえこのレベルのサービスは提供されないだろう。ぼくは当たりの宿を引いたと直感していた。
Abu simbel Nubian Guest Houseの朝食は、多種多様な栄養が摂取できる内容になっていた。味はシンプルで、まぁ中東だからこれ以上は求められないよねという感じだった。
Abu simbel Nubian Guest Houseの周囲にはレストランなどがなく困っていることを伝えるとオーナーの男性がバイクで安くて美味しいローカルレストランまで送ってくれた。メニューは魚定食か肉定食を選べる。もちろん無料で迎えにも来てくれた。ぼくはここでの滞在があまりに快適だったので、思わず1晩延泊してしまうほど気に入ってしまった。
さらに彼はアブシンベル神殿までの送迎まで無料でしてくれた。まさに至れり尽くせりとはこのことではないだろうか。
・魅力的なアブシンベルの町を散策
アブシンベルの町並みはこんな感じで、町を散策しているだけでも神秘的なエジプト神話を体験できる。
アブシンベルの小さな市場。町の買い物の中心らしく、必要なあらゆるものが揃っている。
・アブシンベル神殿へは日帰りじゃなくて1泊しよう
アブシンベル神殿の観光は、アスワンから日帰りで訪れる人が多いだろう。けれどぼくはこのアブシンベルという町がやたらと好きになった。ホテルがとてもよかったというのもあるだろうが、他のエジプトの都会のように喧騒にまみれたアラブ世界という感じではなく、とても静寂に満ちていて素朴で素直なエジプトの飾らない姿がそこにはあったのだ。やっぱりどこの国でも、田舎や辺境まで辿り着かないとその国本来の輪郭が掴めないと、ぼくはアブシンベルで強く実感した。
観光のメインであるアブシンベル神殿も筆舌に尽くし難いほど素晴らしく、誰もいない早朝から入場し、古代の神秘的な静寂の中アブシンベル神殿とひとりきりじっくりと向き合える尊い時間が持てたのも、アブシンベルの町に滞在したからこそのかけがえのない経験だ。ぼくはせっかくはるばるアブシンベル神殿を見学するのなら、ぜひアブシンベルの町に1泊することをお勧めする。もちろんその際にはぼくが滞在した素晴らしいホテルAbu simbel Nubian Guest Houseに泊まるのも忘れずに！
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